Takepuのブログ

中国旅行記とか、日ごろ思ったことなどを書きたいと思います

辣子鶏

2009-11-28 14:59:05 | 飲食

「辣子鶏(ラーズジー)」というのは鶏肉の唐辛子炒め。
「弁当男子」第2弾ですが。別に自分で作ったのではなく、重慶人が経営する重慶火鍋の店に時々行って必ず注文するのが「辣子鶏」。で食べ終わった後、鶏肉を全部さらった後の唐辛子だけを袋に入れてテイクアウトする。これがただ辛いだけでなく、油やうまみを含んでいて、これで鶏肉や野菜をもう一度炒めれば、あの「辣子鶏」の味がかなりの部分追体験できるということ。もらった唐辛子の残骸は冷蔵庫に保存しておく。
鶏肉を一口大に切り、醤油や鶏ガラスープの素などで軽く味付けをしてから、唐辛子を投入。味と辛味が移るまで炒める。
本日も本場四川料理顔負けのおかずができた。辛い! 本物は肉を軽く油で揚げているけれど、油抜きを続ける今、油は元々唐辛子にまぶされたものだけで調理した。ピーマンやねぎを入れるとさらにいいが、今日は余ったタマネギを一緒に炒めてみた。甘みが出て辛さがやや和らいだ。





「2012」見た

2009-11-26 20:00:34 | 映画鑑賞
マヤ文明が2012年に世界が滅亡するとした予言を取っ掛かりに物語がスタートする映画「2012」見た。「インデペンデンス・ディ」などを撮った監督ということで傾向は一緒。特撮は迫力あるけど、それは映画の内容にとっては刺身のツマのようなものだ。
興味深かったのはハリウッド映画とはいえ中国が重要なファクターになっていること。これから書くのはネタバレだが、地球が崩壊することが判明し各国首脳は中国チベット自治区でノアの方舟とも言える人類の種を残すべく大型救命船を建造する。これには大金を払った富豪や選ばれた人しか乗れない。
強制的に集められた労働力は方舟を建造するために酷使されるが、方舟にチベットの民が乗れるわけではない。
方舟に乗る際に米高官は「(地球崩壊までに方舟建造が)間に合わないかもと思ったが中国に任せて良かった」みたいなことをいう。これは「世界の工場」としての中国の技術力や生産能力を称賛しているというより、独裁国家として号令一下、目標に向けて国力のすべてを方舟建造に投入できる全体主義ぶりを驚嘆というか、揶揄しているように思える。
チベットという場所が選ばれるのも、ダライ・ラマを支援するなどチベットびいきが多いハリウッドならばこそ、と思わせる。あるいは世界で一番の高地なので一番最後に海に沈むと考えたからなのだろうか。そのような描写はなかったが。世に色々宗教はあれども、予言の由来のマヤでもなく地球崩壊の兆しを最初に見つけた場所インドでもなく、チベット仏教ばかり神秘的に描いている。チベットばかり肩を持っていると見るのは穿ちすぎだろうか。

やっぱり中華鍋

2009-11-25 22:27:39 | 飲食

「弁当男子」の毎日。油抜きをしようと、このところテフロン加工のフライパンで油を使わないように、使っても最小限にとどめようとおかずを作ってきたが、久しぶりに中華鍋に油をひきなおして使ってみた。回鍋肉を作ったが、テフロン加工のときよりおいしく作れた。
やっぱり中華料理作るなら中華鍋かなあ。火のまわりや伝わり方がいいからかなあ。それとも油かなあ。テフロン加工だと確かに水っぽくてクチャクチャした感じになるなあ。キャベツとかに油がなじんだ方が味わいが出るのだろうか?
この中華鍋って、横浜に住んでいたときに中華街で買った。20年ぐらい前から使っている。かなり汚れているけど。持ち手が片手は北京風、両手は広東風。香港とかの厨房では鍋つかみのような物を使って持ち手を持って鍋を振る。火に近いけど熱くないのだろうか。
ちなみに僕は、回鍋肉はショウガを刻んで豚肉を炒めて、醬油とテンメンジャンとトウバンジャンを入れて、キャベツとピーマンを投入、粉末の中華スープの素と、池袋の中国食材屋で買ってきた辛い調味料を加えて炒めるだけ。弁当なのでニンニクは入れないようにしてる。

四川で食べた本当の回鍋肉は、ベーコンのようにカリカリになった豚肉とニンニクの葉を炒めたもので、日本とは違う。ただ、上海ではキャベツの回鍋肉だったなあ。写真は四川省の都江堰のそばの街の食堂で食べた回鍋肉。うまかった。自分が作った回鍋肉は写真を撮ることを失念したので、今度作ったときにアップします。恥ずかしいけど。

恥ずかしながら、回鍋肉をまた作り、写真をアップしました。タマネギとシメジも入れてみた。タマネギを入れると甘みが出る。

NHKチャイナパワー

2009-11-24 12:21:59 | 映画鑑賞

22日夜放送したNHKのドキュメンタリー「チャイナパワー」一回目は中国映画についてだった。香港にいたとき一番好きだった陳可辛(ピーター・チャン)監督を追いかけていた。

今は亡き張国栄(レスリー・チャン)と袁詠儀(アニタ・ユン)が共演した香港芸能界と同性愛を描いた「金枝玉葉」「金枝玉葉2」や、中国大陸からの移民を描いた藜明(レオン・ライ)と張曼玉(マギー・チャン)による「甜蜜蜜(ラブソング)」、香港版バック・トゥー・ザ・フューチャーとも言える「新難兄難弟(月夜の願い)」など、香港の土地柄を生かして、おしゃれで可笑しく甘くて切ない映画は絶品だった。その後ハリウッドに行ってどんな映画を撮っていたのか知らないが、金城武と周迅によるミュージカル仕立ての「如果・愛」は、実験的であることは認めるが作品として思い入れを強くできるものではなかった。
番組ではクリスマスに中国で封切られる「十月囲城」の撮影風景とプロモーション戦略などを紹介していた。
ちょっとガッカリだった。香港では映画人による映画人のための映画制作会社、ということでUFO(United・filmmakers・Organization=電影人製作有限公司)を設立、活動して自分が撮りたい映画を撮っていたと思っていたのに、中国大陸を市場と考えるようになると、どれだけ宣伝して注目を浴びて多額の金を稼ぐか、ということばかり考えているように見えてきた。もちろん、若いときのようにスマッシュヒットでOKという立場から、世界的な大ヒットを得なければいけない大御所になってしまった部分はある。中国大陸の映画プロモーションは、「英雄」「赤壁(レッドクリフ)」や「建国大業」でも見られたように、テレビなどの媒体を総動員して社会現象化して売らなければならないようだ。品のいい小作品がそれなりの地位を得られるような市場ではないのかもしれない。
一方で、以前このブログでも触れたジャッキーチェン主演・プロデュースで爾冬陞(イー・トンシン)監督が撮った「新宿インシデント」は、中国大陸進出を意識せず、結果として検閲に引っかかり中国大陸で上映できず、興行的には散々だったようだ。そうならないために、世界中で多くの人に見られるような映画にするためには、陳可辛監督のようなやり方しかないのか、とも思ってしまう。
中国人は何でも金儲けなのか。大好きだった映画監督が金に振り回されている様子を見るのは、ちょっと残酷だった。でも「十月囲城」は見よう。命を狙われた孫文を、カンフーの達人たちが追っ手から守り、無事広州に逃がす、という映画らしい。

近所で火鍋

2009-11-21 14:47:20 | 飲食
行きつけの餃子屋さんで鍋を食べた。赤い方はキノコスープベースで山椒も入ったピリ辛。白い方は豚骨ベース。中国では二分割された鍋を鶯鴦鍋と呼ぶ。
辛いのを逆にすることもできるらしい。辛いのはやや酸味があるが、それでかえってサッパリしている。
キノコスープのベースをそのまま飲ませてもらったがいいダシがでていた。辛くしなくてもうまそう。辛さはいくつも唐辛子が浮いている重慶火鍋というほどではないが、これはこれでいいかも。
日本の気候なら中国の油が多くコッテリしたものより、合うような気がする。
でも重慶火鍋恋しいなあ。
最後に中華麺を入れたが赤白どちらのスープも美味しかった。

うれしいミルクプリン

2009-11-01 16:53:16 | 飲食

 会社近所のファミマで今度は新作のばかデカミルクプリン「うれしいミルクプリン」を発見、試食した。298円460グラム。福島県のアグリテクノしのぶ食品事業部の商品、と書いてあった。かつての卵がふんだんのプリンよりさっぱりしていて食べやすかった。でもミルクプリンといえば香港の義順牛奶公司のが食べたい。
 初めて携帯から更新してみました。