Takepuのブログ

中国旅行記とか、日ごろ思ったことなどを書きたいと思います

国慶節の料理も節約?

2014-10-02 00:34:10 | 飲食

10月1日は中華人民共和国の建国記念日、いわゆる国慶節。人民大会堂で宴会をやるのだが、習近平・国家主席が主導する「ぜいたくはやめよう」キャンペーンの一環で、宴会料理がショボショボになってきている、との報道がある。


今年の国慶節の宴会の様子を記した人民日報の1面。

中国の大衆紙が、外交部の礼賓司(局)の前司長に聞いたところ、最近は基本的に三菜一湯(おかずが3品にスープがつく=普通の豪華でない中華料理の定番)なのだそうだ。茅台酒のような50度を超える白酒も最近は出ないという。

北京、上海、四川、広東と大きく四大料理に区分されるなかでは、淮揚菜と呼ばれる上海周辺の料理が主体になるという。味付けが濃くなく、口当たりがよくて癖がなく、多くの人々が食することができるからだという。唐辛子や花椒と呼ばれる山椒の一種など刺激的な香辛料で有名な四川料理はあまり出ないようだ。

淮揚料理のなかでは「獅子頭」と呼ばれる肉団子や、「佛跳墻」(貝柱や干ししいたけ、干しエビなど高級な乾物や鶏肉、野菜などを煮込んで素焼きの壷で蒸すスープ。あまりのおいしさに、匂いにつられて修行中の僧侶が寺の壁を乗り越えてまで食べに行く、とのいわれからこの名がついた)、「三宝鴨」(鴨肉を棗や栗などと一緒に素焼きの壷に入れて蒸す料理の模様)などが国宴の定番だそうな。


「佛跳墻」の写真。


「獅子頭」ですけど、これは上海蟹専門店で食べたもの。もっと大きな肉団子を醤油と酒と砂糖で甘辛く煮たものも食べたことがある。

で、イスラム教徒の国賓なども配慮して魚やエビ、鶏肉が多く、基本的に豚肉は食べないそうな。獅子頭は鶏肉で作るのかなあ。で、今年の主食は卵チャーハンだったそうな。





最近食べたエスニック料理

2012-04-20 15:31:41 | 飲食
久しぶりに市内の老舗エスニック料理屋へ。
たまには違ったものも食べようと、新たなものにも挑戦した。

豆苗と鶏肉のサラダ。豆苗を生で食べる。かなり辛い。ナンプラーを入れたドレッシング。初めて頼んだ。


ゴーヤとイカゲソの和え物。ちょっと甘酸っぱいタレ。油淋鶏にかかっているようなタレの味。初めて。


これは定番の青パパイヤのサラダ(ソムタム)。エビがついている。依然としてけっこう辛い。やめられません。


これも定番のタイ風焼き鳥、ガイヤーン。大好きです。


初挑戦の豚肉の焼き物、ムーヤーン。ガイヤーンとは違ったおいしさだった。


生春巻。やっぱり頼んでしまう。


ビルマ風のカレー。ココナッツミルクが入っていない。かなり辛い。あせった。初。


レモングラスを練りこんだつくね。初。タレがケチャップとマヨネーズとカレー粉みたいなスパイシーな感じ。
かなりうまい。これ病み付きになりそう。


最後にデザートでタピオカとマンゴーの入ったココナッツミルクと、ドリアンのアイスクリーム。写真省略。
飲み物は復活した、というタイのウイスキー「メコン」のオンザロックと、辛くて参ったのでメコンのコーラ割り。

上海蟹

2011-12-14 14:42:32 | 飲食
今年の東日本大地震発生直後にオープンした新駅ビル内には台湾の鼎泰豊(ディンタイフォン)があり、近くの総合ショッピングモールには上海の南翔饅頭店がある。小籠包競争は激しいのか、それにしては客はそんなに多くない。上海・豫園内にある小籠包の名店、南翔饅頭店の支店に久しぶりに出かけた。

この時期、ここにはあると思ったら、やっぱりあった。上海蟹。さすがに上海で食べるよりはお高いが、それもちょっとだけ。


蟹ミソ入り小籠包と紹興酒を含むドリンク、蟹ミソ入り春巻きのセットメニューもあった。競争で価格帯を広く、選択の幅が広がるようになってきたのか。


前菜に牛肉の冷菜。五香粉が効いていて、中華だ。日本の食べ物ではない。

豚肉の小籠包。もっともオーソドックスなやつ。ジューシーでおいしい。鼎泰豊より皮は存在感があり、具は歯応えがある。

蟹ミソ入り小籠包。蟹ミソが冷凍なのか、やや生臭い感じも。同行の上海人には評判が悪かった。

鶏空揚げの黒酢ソースかけ、いわゆる油琳鶏。黒酢ゆえ、味が深い。

豚肉の角煮。いわゆる東坡肉。長崎でもよく見られるような角煮まん、だが角煮が甘すぎず八角の香りがする。中華だ。

蟹を開いたところ。いわゆる「母」でメス。オスは「公」。オスのほうが季節的には先に食べごろになり、メスのほうが時期がやや後。卵がいっぱい。最初から半分に切られているのはどういうことか。ちょっと茹ですぎかなあ、とも思ったが、いろいろあるのでしょう。冷凍で持ってきているのかな。

香港でフカヒレ食べられなくなる!?

2011-11-23 11:56:19 | 飲食

香港紙「明報」によると、アフタヌーンティーで有名な、九竜の付け根、尖沙嘴(チムサーチョイ)にある香港の高級ホテル「ペニンシュラ」で、来年1月1日からフカヒレを出さないと発表したそうだ。環境保全が理由で、レストランの収入はガタ減りするだろうが、経営全体への影響は限定的だろう、としている。

香港の飲食業界では、当面は傍観する方向だが、宴席などでフカヒレが出ないのはいかがなものか、との考えから、全面的にフカヒレがなくなるのは難しいだろう、と見る向きもあるようだ。

明報によると、香港ペニンシュラホテルの親会社である香港上海大酒店は、地球上のサメの生態は減少しており、品種によっては絶滅のおそれもあるとして、来年からのフカヒレの予約を即日受け付けないことにしたという。ただ、すでに予約されている分については提供するようだ。ホテルの郭敬文・総裁は「海洋資源を守るため、同業他社も追随することを望む」と述べたと言うが、香港からフカヒレが消えてしまうのだろうか。


写真は、5月の香港に行ったときに食べた新同楽のフカヒレ。

ペニンシュラでは「フカヒレなし婚礼」なら一泊無料招待するとして、顧客のフカヒレ離れを奨励するという。

世界自然保護基金(WWF)の香港の責任者は「香港のフカヒレ輸入は世界の50%を閉めており、もし香港でフカヒレを食べることをやめたら、サメの保護への影響は大きく、今回、ペニンシュラが行動を起こし、利益を得られるようなら、他の多くのホテルも追従するのではないか」と期待を込めている。

中環(セントラル)側にある高級ホテルのマンダリンオリエンタルのミシュラン料理長は、フェイスブックに「喜ばしい知らせ。他も追従することを望む」とペニンシュラを称賛しているという。

どうなるだろうか。環境保全の観点からフカヒレ乱獲を戒める考え方もあるし、フカヒレには多くの水銀が含まれていて、特に妊婦などは大量に食するべきではない、との考え方もある。フカヒレの多くが日本の東北地方で加工されていて、香港でも日本産が最高級品とされていることなどから、日本の食べ物の放射能汚染について過度に敏感な香港人たちにとって、今回のフカヒレ料理停止は、福島原発の問題も多少絡んでいるのではないか、とうがった見方もしたくなる。


長崎にて

2011-11-12 11:05:02 | 飲食
長崎でやっている「梅屋庄吉と孫文」展を見るために長崎に行った。昼前に車をすっ飛ばして1時前に長崎の中華街着。
昼食には江山楼のちゃんぽんと角煮まん。ちゃんぽんの具材がぜいたくで、フカヒレとか入っている。取り立てて味はないが。

肉団子の中にジューシーなスープが入っていたり、鶉の卵を油で揚げて表面がカリっと皮のようになっていたりとか、手が込んでいる。

それに比べて角煮はタレが粘りが強すぎる感じがした。当然、箸で切り分けられるぐらいトロトロに軟らかく煮あげてある。


梅屋庄吉展は基本的に写真撮影禁止だが、この孫文像のみ可。梅屋が孫文の功績を後世に伝えようと、4体つくった銅像をCTスキャンして作ったレプリカという。本物の像を広州の黄浦軍校跡地で見たが、高い塔の上のほうにあったので、細かくは見えなかったのでよかった。
この像はこのほか、南京、マカオ、中山市にあるという。中国国宝級。

梅屋展では、辛亥革命に際して梅屋が武漢に特派員を遣わして撮影させた辛亥革命についてのドキュメンタリー映像を見ることが出来る。北京に保管されていて中国以外での公開は初めてという。興味深い展示物もあった。

夕食は長崎の卓袱料理を体験しようと、「ミニ卓袱」といわれる簡易版を食べた。
まずお吸い物が出てくる。これは「和華蘭」として日本食、中華、洋食がごっちゃになった卓袱料理のなかでは、中華の広東料理を意識したものだという。広東料理ではスープが一番最初に出てくる。

モチが入っていて雑煮のよう。魚は鯛。厚めに切ってあるので食べ応えがあった。

女性陣がたのんだ「おたくさ卓袱」のセット。おたくさとはアジサイの西洋学術名で、アジサイを愛したシーボルトの妻タキの名にちなんでシーボルトが命名したものとされている。


これは僕が頼んだやつ。女性向けよりローストビーフが追加されている。これくらいか。焼き魚はむしろ女性向けのほうが多かった。

煮物の種類はこちらのほうがおおいのかな。右上の揚げ物は、おそらく魚の白身を細かくしたものをパンに挟んで揚げたもの。

刺身はハマチとカジキマグロ。これはどちらも同じ。コリコリしていて新鮮だった。

角煮もおんなじ。江山楼のものよりさらさらしたタレで薄味でおいしかった。


デザートには巨峰ゼリー。巨峰の実が入っていた。ゼリーは固めで、もう少し柔らかくてもよかった。

最後に白玉ぜんざい。これがすごく甘い。シュガーロードの出発点・長崎ゆえ、甘いものはより甘いのか。

桜の花びらの塩漬けが入っているが、それを超越する甘さ。半分ぐらい残した。これが長崎の味付けなのだろう。



沖縄うまいもの

2011-09-08 16:52:50 | 飲食
9月5-7日に沖縄に短期旅行に行った。いろいろ食べたが、おいしかったものをピックアップ。
初日は観光の後、夜遅くホテルに着いてから、もう一度夕食を食べに行く気力がなく、ホテルのレストランのバイキングで。まあまあだった。
2日目の夜は予約して沖縄郷土料理の店「糸ぐるま」へ。住宅街の結構わかりにくいところにある。
昆布イリチー。昆布と切り干し大根だろうか。カツオだしと豚肉を煮た後のだしだろうか。あっさりしているけれど旨みを感じるという上品な味。

いわずとしれたラフテー。これも醤油や砂糖の味が濃すぎず、上品で肉の旨みを感じられる味。箸で取れるぐらい軟らかく煮てあった。皮の部分もコラーゲンたっぷりなのに油っぽい感じはしなかった。

ジーマーミー豆腐。ジーマーは芝麻(ごま)の中国語読み(zhi・ma)からきているのだろう。これもちょっとのわさびでおいしい。

田芋田楽。サトイモとも紅芋とも山芋とも違う芋をふかして裏ごししているのか?きんとんのような味だが、甘さは控えめ。砂糖を入れず素材本来の味なのかもしれない。これがあれば主食はいらない。って、ご飯は頼まなかった。アフリカや東南アジアのタロイモのようなものか?

豆腐よう。酒の感触が強すぎず、いい感じ。ザ・酒のつまみ、といった感じだ。

だが、車を運転していったので、泡盛どころかビールもご法度。これはキリンのノンアルコールビール。それでも雰囲気は楽しめた。

ゴーヤチャンプル。肉も卵もなく、ゴーヤと豆腐だけのシンプルな食材。ただ、豚のスープやカツオのだしの味がほのかにして、苦味も強くなく、本当に上品な味。ゴーヤと豆腐だけではこのコクは出せないだろう。おそらく豚のスープで多少煮ているのかもしれない。本当においしかった。

グルクンの唐揚。頭や骨全部を食べられるほどではないが、硬すぎず、魚の肉を楽しめて食べることが出来る。ときとして揚げすぎて身がパリパリになっているものがあるが、これはそうではなく、魚の旨みを堪能できる。


3日目の昼は行列が出来るという名護の先にある「山原そば」。11時開店で11時ちょっと過ぎについたが、すでに15人ほど行列が出来ていた。店内ではスタンバっていたから20人以上もういたのでは。

ソーキそばが800円。アバラ周りの豚肉がたくさん乗っている。並んでいるときに漂っている匂いから味は濃い目かと思ったが、醤油も砂糖もほどほどでいい味だった。あぶらっぽ過ぎず、スープもすべて飲み干した。

最後の2枚は、最終日の夜に那覇の国際通り近くの「我那覇豚肉店」で食べたアグー豚のてびち(豚足)。柔らかくて油っぽくもなく、口の中に入れただけで骨の部分がポロリと取れる。

この店は基本しゃぶしゃぶ屋さんということで、豚肉のハンバーグやラフテーも食べたが、最後にアグー豚のしゃぶしゃぶを試みた。だし汁にたっぷりのネギを入れて食べるのと、ゴマだれ、シークアーサーのポン酢の3種類のタレがある。特にシークアーサーのタレがよかった。

最後に麺をゆでて、このだし汁のタレにいれ、沖縄そばとして食べる。うまかった。
この店は肉屋をやっていて、近くに焼肉屋やホルモン屋などの関連店舗もあった。

スペイン料理

2011-05-20 22:28:18 | 飲食
住む街の大型ショッピングモール脇の高級ホテル内にあるスペイン料理屋に行った。いつもはもっぱら1階の飲茶食べ放題か、地下1階にある上海の名店、南翔饅頭店の支店で済ますのだが、到着が午後3時過ぎ、いずれもランチからディナーへの切り替え時で閉まっていた。たまには違う趣向をということで、スペイン料理にしてみてた。ただ、車を運転していったのでワインはなし。ガーン。
生ハムの盛り合わせ。金華ハムよりさっぱりしているが、奥が深い。レーズンや胡桃などが添えてあり、なるほどうまくマッチする。


フォアグラ。僕はあまり好きではないのだが、クリーミーでした。


エビのガーリック風味オリーブオイル揚げ。僕は油っぽいのはちょっと。食べるや否やツラの皮が油っぽくなってきた。


和牛ヒレステーキ。黒胡椒と塩だけで、気取ったソースはなく、僕はこのようなシンプルなステーキが好き。焼き加減も良かった。


イベリコ豚。これはうまかった。アブラも重くなく、甘い感じがする。肉の塊を30分程度焼いた後切って出しているよう。焦げ目がついているのは周りだけ。広い面はしっとりとしている。


デザートはアイスクリーム。バニラとマンゴーとクランベリーかな。オレンジとパインも乗っている。落ち着くー。


もうひとつはどんぐり味のティラミス。どんぐりってよく判別できなかったけど。ティラミスはティラミス。


この日のメニューは3800円で冷菜、温菜、副菜、主菜、デザートを選べる。イベリコ豚や和牛ステーキはプラス500円とか、1000円とか、で結局セットメニューの6500円並になってしまった。あと、スパゲティーの写真を撮るの忘れた。豚の内臓と豆が入ったトマト味の細いスパゲッティーだった。アルデンテだった。全体的に十分満足だった。ワインを飲まなかった以外は。ペリエを頼んで炭酸があったので、ビールっぽい感じはした。次はバスで来よう。

ついに、鼎泰豊

2011-04-26 22:18:24 | 飲食
最寄り駅の駅ビル内のデパートにできた、台湾でも超有名な小籠包屋さん「鼎泰豊」の支店。やっと立ち寄った。台湾本店には実は行ったことはなくて、上海新天地の店には行った。このとおり

小麦粉の印は右側のひとつが蟹味噌小籠包。無印が豚肉小籠包。左の印2つがホタテ小籠包。

蟹味噌をかじったところ。スープはかじって吸った後。あまり黄色い蟹味噌の部分は見えない。

ホタテのかじったところ。わかりにくいが、真ん中手前にある白いのがホタテのブロックのよう。結構大きい。特別の味がするというほどではないが。
この三つの味のセットが2個ずつ6個で1000円。まあリーズナブルかな。前も書いたけど、上海の有名な小籠包の南翔饅頭店に比べると、歯ごたえを楽しむというより、スープを楽しむという感じで、アンはどろどろでしっかりしていない。南翔饅頭店は餃子の中身のように肉団子のようにしっかりしている。

餃子や包子の種類は結構あり、マンゴーが中に入っているものやアンコのものもある。それに対しておかずの種類はそんなに多くない。

油淋鶏(ユーリンチ)。ちゃんとおいしい。香菜もいい。日本の味じゃないんだ、と実感。


久々に食べた牛バラ肉入り麺、醤油味に香辛料が結構効いていて台湾風を堪能できる。わかりやすく言えば、台湾や最近は中国にもたくさんあるカップめんの「康師傅牛肉麺」の味だ。台湾の牛肉麺にはもっと辛いのもあるけど、食べやすくなっている。あまりしつこくもない。


上海の鼎泰豊では卵炒飯がものすごく有名らしいけど(上海では食べた)、こっちではガッツリ食べたくて排骨乗せを食べた。五香粉の香りがして、これも台湾風。上海の炒飯はもっとシンプルで繊細でさらさらしていたけど、こっちは、おいしいけど全体的に大味。

2人分で5000円ぐらいしてしまうけど、仕事帰りに自分へのご褒美で気軽に台湾を堪能できるのはいいなあ。午後8時で終わりだけど。あまり頻繁には無理だけど選択肢がひとつ増えた。

椎茸うめっ

2011-03-10 19:29:09 | 飲食
会社で仕事が始まるぞっと席についていたら
「いりますー?」と同僚が袋いっぱいの椎茸を持ってきた。

会社の先輩の山で取れた椎茸という。すげ、山持ち。
「あんまり多くは失礼なので。多くの人にいきわたるように」と少し遠慮して、それでも10個ぐらいはいただいた。
さて、どうする。実は一番うまいのは、網に載せてそのまま火であぶって、醤油をちょっとかけていただくのだという。
ありゃありゃ。うちはの台所はIHだあ。火は出ないぜ。
で、明日のお弁当にも使っちゃお、っと、ちょっと貧乏くさく、昔食べた料理をイメージして、いろいろ野菜や肉と一緒に炒めてみた。

それがこれです。抜群にうまかったです。Tさん、ゴチになりました。あざーっす。

入っているのは鶏肉とピーマンとニンジンとタマネギとブロッコリーの茎の部分。
まず鶏肉を一口大に切って、軽く塩コショーして片栗粉をまぶしておく。フライパンに油を敷き、生姜の刻んだのを投入し、肉を炒める。
すぐに醤油と紹興酒をふりかけ、ちょっと色がついたら、切っておいた椎茸とすべての野菜を投入。
ちょっと炒めにくかったので酒をふりかけ、中華スープの素をパラパラと入れる。片栗粉のおかげで、あんかけのように粘りが出てきた。
肉に片栗粉をまぶした皿に、片栗粉がちょっと残っていたので水を少々入れて、炒め終わりにかけて、もう少しとろみをつけてみた。

醤油と酒とほんのちょっとの中華スープの素で、思い通りの味が出せた。椎茸は肉厚で歯ごたえ十分。野菜に歯ごたえは残り、ちょっととろみあり。大満足。明日の弁当もこれ。

タイ料理

2011-03-09 19:57:28 | 飲食
割と気に入っていたエスニック料理、というか、タイを中心とした東南アジア料理の店に久しぶりにランチを食べに行った。
ランチ時間には、たくさんの料理を並べていて、いくつかに区分された皿に好きな料理を盛りながら、最後にご飯をもらって食べる、というやり方。台湾などで「自助餐」と言われるバイキング方式だ。もうやってなかった。残念。ランチメニューがいくつかあって、その中から選ぶやり方になっていた。

ということで、グリーンカレー。ちゃんとタイ米を使っていた。ただ、手抜きというか、日本人に会わないと思っているのか、レモングラスは入っていないみたい。割と濃い目の味だった。

単品で鶏肉とカシューナッツ炒めも頼んだ。中国語で「腰果鶏丁」と言われるものだ。けっこう辛い、というか大きな口内炎ができていたので染みて痛い。

定食みたいなやつ。グリーンカレーとおかず2品。ま、前のやり方と中身的には同じようなものだが。生春巻きもついている。結構リーズナブル。

デザートに単品でココナッツミルクアイスを頼んだ。シャーベットみたいな感じ。結構うまい。定食にはタピオカ入りココナッツミルクがついていた。

フグよさらば

2011-02-26 08:51:21 | 飲食

よいフグを安く食べられる会社の保養所。いろいろな理由で今年3月いっぱいで閉鎖されるという。最後になってしまうかも、と食べに行った。フグ刺し。写真は2人前。ポン酢も手作りでおいしい。

つきだしのカニ味噌豆腐。カニといえば上海蟹を思い出してしまった。

つきだしのアン肝。味が深い。んまい。

白子焼き。豪華。表面の膜が中のクリーミーな部分を包んでいる。ちょっと熱いけど、がぶりと一口でいった。アチッ。ハフハフ。口の中でとろーりとうまみが広がる。

フグチリの具。鍋は昆布ダシのみで結構シンプル。全部食べきれないので具材は自重気味に入れた。

デザートのゴマアイス。甘すぎず黒ゴマの風味が香り、上品なうまさ。絶品。

3月以降は地元で店を探してフグ料理の継続を試みるという。また行きたいなあ。がんばってください。

飲茶。久しぶり

2011-02-22 21:37:20 | 飲食
久しぶりにホテル内にある飲茶の食べ放題に行った。本当に久しぶり!

焼き餃子。中身は何だったっけ。香ばしくて焼き方も上手だった。

ご存知、フカひれ入りスープ餃子。これは広東料理の上湯の出来を評価するときに頼むとよい。赤酢をちょっとだけたらしていただく。

蒸し餃子2種。上のブツブツはエビの卵。

鶏肉餃子とエビシューマイ。うんまいうんまい。

これはイカ。ココナッツの味のソース。というか、本格中華中華していた。よく香港で食べた広東料理風のダシの味だった。

鶏肉のトウチ蒸し。下に敷いた白菜もトウチの味がしみてうまかった。

粽子。結構あっさりした味だった。中には鶏肉や椎茸。あけたところは下。


春巻きサクサク。皮の感じも絶妙。

リンゴとチャーシュー入りのパイ。スィーツというより、チャーシューの味が利いていて、やっぱりおかずだ。

ホットケーキの素のような粉のドーナツのような揚げ物。マヨネーズをつけて食べる。中はふわふわで絶妙だった。んまい。

ジャガイモの上げたもの。ウスターソースをつけた。これは普通。

香港人が大好きな腸皮。これも普通。日本ではあまり食べないね。

椎茸と鶏肉の湯葉まき。鶏肉がすんごく柔らかくて味が染みていた。

最後のデザートはゴマ団子とカスタードタルト。タルトはこってり、というよりあっさり味だった。香港でよく食べていたものはもっとこってりしていたし、タルトももっと焼けていた。

食べた食べた。食べ放題なのでたくさん食べたが、これでもまだ全メニューは制覇していない。おそるべし。お茶は凍頂烏龍茶を頼んだ。ポットにお湯を入れっぱなしにしていたので、だんだん濃くなるが、お湯を代えてもらったときには薄くなっていた。一杯目のみよく出るように茶葉を少なめに調整しているのでは。お湯がなくなったのでポットのふたを外して取っ手側に載せておいたら、すぐに湯を足してくれた。従業員の教育は完璧でした。

よし田の鯛茶

2011-02-06 10:54:19 | 飲食
超久しぶりに昼ごろ福岡・天神界隈に出かける用事があったので、あ、そうだ。久々に「割烹よし田」の鯛茶をたべよう、と暖簾をくぐった。
いうまでもなく鯛茶漬けで、一度で3度おいしいというか、3種の味を楽しめる。ランチタイム、ややお高いが1050円。この値段も変わっていなかった。もともと割烹で、フグとかを食することができる、2階は座敷の店。ランチタイムは鯛茶のほか、天婦羅定食とかもある。サラリーマンで混みあい、時には鯛茶が売り切れ、ということもあるが、この日は午後1時ごろに入ったためか、すぐに2階の座敷に案内され座ることができた。

写真の鯛の刺身がすりゴマとしょうゆ味のタレに浸かったものと、お新香、ご飯はおひつでくる。まず一杯目は鯛の刺身として、そのままご飯を食べる。

続いて、二杯目のご飯にちょっとゴマダレをかけつつ、鯛の刺身を食べる。

最後に、三杯目のご飯に、鯛の刺身をゴマダレごと全部かけ、お茶を注ぐと、鯛の刺身がちょっと半生っぽくなって、濃い目のタレがお茶で薄くなって絶妙の味。さらさらと軽く3杯食べた。

店の説明(メニューの裏側に食べ方が書いてある)では2杯目のタレをかけて食べるところはないが、僕はこれも好きなので。誘惑に負けて一杯目にたくさん食べずに、二杯目、三杯目のために鯛とタレを残しておくことがコツ。

鯛の刺身さえあれば、自分で作れるといえば作れる味かな。タレはすりゴマに醤油、酒、みりん、ワサビを多めに、海苔をたっぷりかけて、というところだろうか。こんど挑戦しよう

除夕。餃子作成

2011-02-03 15:50:39 | 飲食
2月3日は旧暦の正月、いわゆる春節。大晦日の2月2日は、日本なら年越しソバだが中国では年と年が交わるので「餃」子、と聞いていたのだが、南方では食べないらしい。
ということで、久しぶりに皮から餃子を作ってみた。
撮影は人任せなので、実は完成品の写真はない。すぐに食べられてしまった!!
小麦粉の強力粉(人によってさまざまだが、僕は強力粉のほうが皮にコシがあって好き)に水(これも、お湯、という人もいる)を加えて耳たぶぐらいの硬さに練って、濡れ布巾などにくるみ約30分ほど放置して、生地をなじませる。

細長く伸ばした生地を包丁で互い違いに切る。これを丸くつぶして、皮を伸ばす準備。

わかりにくいが、右手で生地を回転させるようにして、麺棒の方向は一定、皮の手前部分を伸ばしながら生地を回し、真ん中がちょっと厚く、周辺が薄くなるように皮をのばす。ちなみに左利きなので、普通の人とは逆でしょう。

具を乗せて、包む。具としては、豚肉のひき肉、キャベツのみじん切り、ネギのみじん切り、干し椎茸を水で戻したもののみじん切り、エビ(ブラックタイガーぐらいのもの)2尾程度を荒く刻んだもの、生姜をすったもの、に、軽く塩コショウ、醤油、紹興酒、胡麻油を加えてねる。水餃子はこれだけ、焼き餃子にはニラを加える。

皮をのばす工程とともに動画で見てもらいたいぐらいだが、包むのは水餃子は厚めの皮にヒダをあまりつけないで、焼き餃子はやや薄めの皮にしてヒダヒダをたくさんつける。

中国人にはニラ入りの焼き餃子のほうが評判がよかった。焼き餃子は焼くときにフライパンに餃子を並べた後、小麦粉を溶かした水を餃子半分から3分の2程度が浸るぐらい入れ、蒸し焼きにする。水がなくなってくると、フライパンの焼き面に小麦粉の羽根ができ、これに徐々に焦げ色がついてくる。これが餃子の焼き面の色の具合と考えていい。最後に軽く胡麻油をさして、フライ返しで取り出す。テフロン加工のフライパンならちょっと揺らすだけで餃子がはがれる。

呼子と平戸の食事

2011-02-03 13:35:03 | 飲食

今回の名護屋城、平戸で食べたもの。まず呼子では宣伝でよく出てくるイカしゅうまいの海上レストランに行った。

シュウマイはおいしいとは思ったが、イカは同じ部分ばかりでそんなに感激しなかった。以前行ったところはイカのいろんな部位が刺身で出てきてお腹いっぱい、気持ちいっぱいになった。当然、イカの足などは天婦羅にしてくれる。塩で食べても、さっぱりしておいしい。もちろん、天つゆもついていた。
ご飯は追加料金でウニ飯にしたが、ま、そこそこ。お代わり一回可だが、白ご飯になる。釜山の南浦洞あたりにあった済州屋とかいう店のアワビ粥とウニのスープは感動的だったが。


平戸の一人9800円の宿で食べたイセエビ。まあ、甘かった。問題なし。良くぞこんなにイセエビを出せるなあとも思った。香港のハッピーバレーの競馬場近くにある店ではイセエビのチーズかけ焼きがすごくおいしかった。

ヒラメの刺身。二人分で、ま、こんなもんです。ここの刺身は普通だった。切ってからずいぶん時間がたっていたのではないか。

ホタテの貝柱のカルパッチョ。これは結構おいしかった。タマネギとかも食感がよかった。

牛肉はこのような肉が3枚ついていた。それなりにおいしかった。

最後に、最初に食べたイセエビを味噌汁にしてくれる。思った以上に肉がついていた。味噌は九州の甘い味噌で、なおかつ味付けは濃い目だったが、イセエビのエキスは出ていた。

これ以外にお吸い物と箸休めの塩辛やオードブルなど、9800円で文句は言えません。十分堪能できました。