Takepuのブログ

中国旅行記とか、日ごろ思ったことなどを書きたいと思います

海鮮

2010-04-30 03:01:35 | 飲食
仕事疲れたー。午前8時半から夜10時にやっと終わって、近所の餃子屋さんで遅い夕食。
「日本人はいつも魚を食べているから絶倫だ」と時々耳にする。中国では変な誤解があるようだ。魚を食べると元気になると思っているらしい。日本人の立場から見ると、そういう感じはしないが。でも、今夜は元気になるため海の幸を食べようと。

「えびマヨ」。ケチャップを混ぜたようなマヨネーズのタレはちょっと辛い。が、エビはそこそこ入っていて、うまい。

「糖酢魚塊」。魚の塊を油で揚げ、酢豚のように甘辛で酸っぱいタレで絡める。酢も体にいいと思って。上海の沈大成では、魚一匹丸ごとでケチャップを使わない名物がある。

「トマト牛肉蒸し餃子」。餃子なのに、ちょっとイタリアンな感じ。皮にもトマトが練り込まれていて、スープもちょっとトマト味。実際は写真より皮がオレンジに近い赤。結構いける。

甘いものは別バラ

2010-04-29 12:41:30 | 飲食

いただき物のケーキ。春限定とのこと。果物の中でイチゴが一番好きなので、狂喜乱舞。甘さも程よく中はチーズケーキ。美味でした。

これはデコポンという柑橘系の一種のゼリー。一口だけ味見。水っぽくなくて結構プルンプルンしていた。下はビスケットの土台だった。

熊の顔でしょうか。ストロベリー味。一口だけいただきました。スポンジはフワフワというよりかなりしっとりしていた。表面はちょっとカリ、サクッとした歯ごたえ。ごちそうさまでした。ありがとうございました。

荒尾・宮崎兄弟生家

2010-04-29 12:34:39 | 中国旅行

福岡から特急列車で1時間、さらにローカル線に乗り換え、熊本県荒尾市にある、宮崎滔天(寅蔵)の生家に行ってきた。駅から歩いて15分ほど。きれいに整備されていて、蔵の部分が資料館になっている。入場料210円。

他の兄弟たちの自由民権運動や土地改革運動については疎いが、滔天はいわずとしれた辛亥革命を指導した孫文を、日本亡命時代に物心ともに支えた協力者だ。孫文はのべ9年近くの日本滞在中、この宮崎家に計十数日滞在したという。写真は孫文(右)と宮崎滔天が筆談で話し合う様子。
学生時代、中国留学中の1986年、孫文生誕120周年を記念した映画「孫中山」を見た。このなかでは大和田伸也が宮崎滔天を演じていて「俺も中国人になりたかった」と号泣するような感激屋の演技を見せていて、びっくりしたが、実際、そんな感じの人間だったようだ。妻役は中国で当時大人気の中野良子だったかな。この場所で実際に映画のロケをしたという。

資料館の安田信彦所長にお話を伺ったが、以前は修学旅行のコースになったり、孫文を国父とあがめる台湾の人々がしばしば訪れたという。ただ、最近は地理的に不便で時間がかかることや台湾の観光客の九州ブームが廃れたことなどで、あまり姿を見せなくなったという。
孫文が現在、これだけ中国でも台湾でも国父として尊敬され続けているのは妻の宋慶齢がブレーンだったからだ、との安田所長の説はなるほどと思った。
来年は辛亥革命百周年。さまざまなイベントが計画されているようだ。中国からも視察団が訪れたりしているらしい。上海万博では、やはり孫文を経済的に支えた梅屋庄吉の展示があるという。
安田所長も近代中国成立までには、日本と日本人のさまざまな支援や協力、交流があったことを、日本人も中国人ももっと知ったほうがいいのではないか、と訴えていた。その通りだと思う。

上海万博リハ

2010-04-21 08:43:34 | 時事
 

5月1日開幕の上海万博まであとわずか。上海の万博会場で20日、第1回目のリハーサルが20万人を動員して行われた。入場ゲートや人気の中国館などに観客が殺到、大混乱になったようだ。

香港紙「明報」は、「上海失礼」の大見出し。人の流れをコントロールできず、中国館では予約券発行機が故障、その後、券は1時間で売り切れ、入れない人が強引に入館しようとして大混乱になったという。「中国館に中国人が入れないとはどういうことだ」との声も上がったという。かつて租界時代の上海・外灘の黄浦公園入り口の看板に「No Dogs and Chinese allowed(犬と中国人入るべからず)」と書かれていたことで、その辺は敏感なのだろう。香港館では1時間、台湾館も4時間待ちだったという。
イタリア館は人が殺到してガラスが割れ、イギリス館は柵が壊され、職員が人の壁を作って対応したという。欧米系のテーマ館では、放送は中国語のみ。ボランティアも、まだ園内を掌握できておらず説明不足だったという。
トイレやレストランも長蛇の列。麺一杯60元(約900円)、ケンタッキーフライドチキンは5種類のセットメニューが29元から99元(約435円-1485円)と中国人にとっては高価で、「消費の強制だ」との声も上がったという。

これに対して、人民日報は1面の左下に「上海万博の最初のリハーサルは全体的に平穏」との見出し。混乱などには触れないであっさりと報じた。「リハーサル初日は人が殺到。中国館は午前中1.1万人を、テーマ館は5.5万人、アフリカ連合館は3.5万人を迎えた」として、関係部門は「全体的に平穏で、予想された効果を得られた」と話したという。リハーサルは5万人から50万人と人数を変えて21、23、24、25、26日も行われるという。

予想されていたこととはいえ、上海万博見物はちょっと尻込みしてしまうなあ。まだリハーサル初日だから様子を見るか。多少は改善されるだろう。

和華折中

2010-04-19 22:55:34 | 飲食
お呼ばれがあったので、タケノコご飯と肉じゃがを作ってみた。肉じゃがはおふくろの味の代表格らしいが、結構簡単に作れる。東郷平八郎が外国で食べたビーフシチューを思い出して作らせたということで、呉の海軍基地から伝わるレシピでは牛肉を使うことになっているという。この日は豚肉で。

エリンギと牛肉がある、とのことで、頭の中で描いたイメージにあわせて、中華風に作ってみた。生姜とニンニクトウチ醤で牛肉を炒め、オイスターソースで味つけ、切ったエリンギを投入、醤油とアドバイスを受け砂糖を少々加えて炒めた。ネギをふってもらった。中国人にも評判がよかった。

この日の全体図。左上は高菜と豆の炒め。うまかった。中央下は紅焼肉。中国に行きたいなあ、と思ってしまった。

タケノコご飯はちゃんと米のとぎ汁で50分ぐらい煮てエグミをとり、水を少々減らしてセットした米に切ったタケノコと油揚げ、和風だしと酒、醤油をいれて炊いた。うまくいった。


胡耀邦再評価か

2010-04-16 01:56:02 | 時事

新華社をボーっと眺めていたら、人民日報に温家宝首相が寄せた「興義を再訪し耀邦を回想する」という文章が配信されていた。4月15日は胡耀邦元総書記の命日。
写真のように1面トップでこそないが、2面の上のほうに大きくスペースが割かれている。
文章では、数日前、旱魃の調査のため貴州省を訪れた際、24年前の86年、温家宝が中央弁公庁副主任として胡耀邦の貴州、雲南両省と広西チワン族自治区の視察に随行したときのことを思い出した、と懐かしそうに振り返っている。注目すべきは後半部分で「耀邦同志のそばで2年間仕事をしたが、常に大衆を想い私利私欲なく党と人民のために身を粉にして働いている様子を忘れることはできない。87年1月以降、耀邦同志が中央指導部で仕事をしなくなった後も、私(温)はしばしば家を訪ね、89年4月8日午前、耀邦同志が倒れたときもずっとそばにいた。亡くなった時も真っ先に病院に駆けつけ、90年12月5日に江西省の共青城に遺骨が埋葬されるときも見送った。その後も毎年春節期に家族を訪問している」と、政治的に微妙な時期も一貫して胡耀邦とその家族と付き合ってきていることを白状している。

胡耀邦は、自らが進める政治改革を快しとしない保守派の攻撃に遭い、1986年末の安徽省合肥、上海などで発生した学生デモに寛容だったと詰め腹を切らされ、87年1月16日の政治局拡大会議で総書記を解任された。89年4月の政治局会議中に心筋梗塞で倒れ、15日に亡くなった。その死を悼んだ民主化を求める学生らによるデモが次第に拡大、六四(第2次天安門事件)の引き金を引いた。
2005年に生誕90周年記念座談会が開かれ、当時の曽慶紅国家副主席が式辞を述べ、一定の名誉回復をしたが、最高指導者の胡錦濤総書記兼国家主席は外遊を理由に巧みに出席を避けた。もし胡耀邦が完全に名誉回復されるなら、89年の六四の再評価につながりかねず、胡耀邦の後任の趙紫陽の失脚に伴い上海から呼ばれ総書記に就任した江沢民前総書記の中央進出問題とも絡むため、中国当局は慎重にならざるを得ない。

こうした中、当時の曽慶紅の中央政治局常務委員会での序列(5位)より上の序列3位の温家宝が、胡耀邦の功罪に触れずに人となりを評価、さらに失脚期間中といえども付き合いを続け、死に際しても病床に駆けつけるなど、その親密度を公にすることは、胡耀邦の地位の変化があるのではないか、と思わせる大きな要素のひとつだ。

穴子天丼

2010-04-15 15:10:22 | Weblog
仕事でちょっとバタバタして支援を得られなかったというか、障害にも負けず、無事完璧に着地できたので、ちょっと疲労したけど、自分へのご褒美ということで、お昼は穴子天丼。エビ天も三つも入っているし、だいたい店に入ったのが3時前で他のお客さんはいないし。やっぱり天婦羅は揚げたてに限る。僕のためだけのタイミングで揚げたわけだから。エビ天は衣で底上げすることもなく、どこを噛んでもエビだったし。ついでにご飯大盛りでも料金同じ。悪魔の囁きだ。必死で辞退したけど。タレをはじめからかけていないで、客の好みでかけられるのも薄味好きの僕向き。
幸せな気持ちになれた。ほっ。

桜終了へ

2010-04-10 16:49:20 | Weblog

会社の近所の公園の桜は葉っぱが出始めました。風が吹いたらまもなく散るでしょう。
海外でブログを見てくださっている皆様。こうなったら、そろそろ桜は見納めです。今日は最高気温が20度を越え、とても暖かいです。明日は天気が崩れて雨が降るかもしれないので、桜も見納めですねえ。

好久不見小籠包

2010-04-09 16:28:47 | Weblog
翌日昼は本店は上海・豫園内にある行列がとぎれない店「南翔饅頭店」の支店。前日、食べ過ぎているので、反省して一番安くて少ないランチセット。

鶏肉のダシで、上に白切鶏が乗った鶏ソバ。以前横浜に住んでいたときはよく出前を取ったが、こちらにはあまりないようだ。スープは醬油で味を付けていたけど、塩・胡椒でもおいしい。横浜の「青葉」のにはたっぷりホウレンソウが入っていた。

言わずと知れた小籠包。本日は遠慮気味に4個でフィニッシュ。上海に行った気分になったか・・・・。

夜は焼肉

2010-04-09 13:24:22 | 飲食
で、川棚温泉は日帰り。昼は瓦ソバとウナギ、夜は焼き肉と、カロリーオーバー気味。激辛のタレと、ネギがふんだんに入った甘めのタレが名物の焼き肉屋に数年ぶりに行った。

辛いタレ。以前はもっと唐辛子のツブツブがあって辛かったような気がしたが、味はかなりまろやかに抑えられていた。

ネギがたくさん入った甘めのタレのほう。激辛と発汗作用のあるネギということで、風邪気味の時によく食べた。汗をかいて、すぐに寝て風邪を治した。

テールスープ。テールが柔らかく煮込まれているが、あまり多くない。白菜ばっかりだが、辛くて、中にご飯を入れてクッパのように食べるとうまい。本当に久しぶりに食べた。店舗の場所も微妙に移動していた。


川棚温泉と桜

2010-04-09 13:21:49 | 飲食
もう桜の季節も終わり。少しでも咲いているところへ、と北へ向かい、山口県で桜を観賞。葉が出ているところもあるが、川棚温泉へ向かう山の中は、まだなんとか大丈夫だった。

ゆっくり観賞したかったが、結構風が冷たくて、すぐに車の中に逃げ込んだ。

ずっと寝ていたシグマDP-1を使用。なるほど、なかなか独特の色がでる。近接撮影は苦手だが、RAW現像をすると、簡単な操作で写真の調子を変えられる。

ということで、川棚温泉では初体験の瓦ソバ。猫舌なので、それほど感動もせず。普通のソバのほうがうまいかも。

川棚はあちこちでウナギを出していた。有名なのかなあ。で、ひつまぶしも実は初体験。こっちはうまかった。ワサビがウナギの脂っぽさをうまく消していた。

毒餃子、逮捕?

2010-04-05 02:28:21 | 時事

新華社によると、毒餃子事件で河北省石家荘市人民検察院は2日、呂月庭・元臨時工の“逮捕”を批准した。容疑は、天洋食品の冷凍餃子に農薬成分を混入させた危険物質投与罪だという。
こないだのは逮捕じゃなかったの?とブログの訂正。確かに新華社の当日の原稿をみると、「中国警方己将犯罪嫌疑人呂月庭抓捕帰案」とある。「抓捕」(zhua・pu)は現代漢語詞典によると「捉拿、逮捕」なんだけど。なるほど、まだ逮捕じゃなかったんだなあ。
中国の刑事訴訟法によると、逮捕前最大37日間、取り調べをすることが出来るということで、検察庁の許可を得て逮捕、という手続きが取られれば、起訴、裁判というその次の手続きに進むことになるという。
ということは、中国公安当局は逮捕状なしで任意同行で最大37日間、身柄拘束できるということか。まあ、法律の違いとはいえ、怖いなあ。この間のが事実上の逮捕で、今回は送検みたいなものかな。
3月16日に身柄拘束しているようで、37日より早く“逮捕”している。5月といわれる鳩山首相訪中より前にめどをつけたいと考えているのだろうか。

新華社電はまた、公安当局筋の情報として、中国の警察当局の職員をが近く来日させ、日本側と協力して、日本での調査を進めると報じた。これは、呂・元臨時工を危険物質投与罪だけでなく、日本側の中毒被害者への傷害罪、あるいは殺人未遂罪を適用することも視野に入れていると考えられるのではないか。
とりあえず、容疑者を特定してしまったら(呂・臨時工以外に捜査対象を拡大することなく)、あとは日本当局と日本の世論に訴えるために捜査を進展させているところを見せる必要があるのだろう。