「落としどころは前原更迭か」と書いたら、以下のような報道を見つけた。自分の考えを補強するものなのでは、と思った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/12/7d0141d6445128a4e6587d6e36e2c484.jpg)
10月30日付の中国系香港紙「文匯報」は、「前原誠司是中日関係麻煩製造者(前原誠司は中日関係のトラブルメーカー)」と題する社説を掲載した。日本政府は前原外相を更迭すべきだ、と訴えている。文匯報は単なる香港の新聞ではない。「言論の自由」が束縛されている中国大陸の新聞に比べて自由度は多いが、中国当局の意を受けた編集方針で、事実上、中国政府の考えを代弁していると考えていい。
社説の内容を一部抜粋すると:
他国(米国のこと)と結託して釣魚島問題を再度議論の俎上に挙げ、日中外相会談の内容について事実でないことを広め、日中両国の東シナ海問題の原則となる共通認識上の立場について歪曲し、よって中日指導者がハノイで会談する雰囲気を壊し、結果として中日首脳会談を行うことができなかった。中日関係が困難な状況下にあるなか、前原は右翼反中勢力が主導する日本外交事務を代表しており、対抗的な対中政策を進めている。日本政府は目を覚まさなければならない。外相を替えなければ中日関係の改善はなく、日本の長期安定と発展はない。
もともと文匯報やもうひとつの中国系香港紙「大公報」は尖閣諸島問題についてはかなり先鋭な言論を乗せていたが、この社説はある意味読むに耐えないほどの攻撃的な論調で前原を攻撃している。
まさか菅首相もこれに乗るとは思えないが、中国いい加減にしろ、とまたバッシングが始まるだろうが、中国側はここまで考えている、というのを頭に入れておいたほうがいいかもしれない。
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10月30日付の中国系香港紙「文匯報」は、「前原誠司是中日関係麻煩製造者(前原誠司は中日関係のトラブルメーカー)」と題する社説を掲載した。日本政府は前原外相を更迭すべきだ、と訴えている。文匯報は単なる香港の新聞ではない。「言論の自由」が束縛されている中国大陸の新聞に比べて自由度は多いが、中国当局の意を受けた編集方針で、事実上、中国政府の考えを代弁していると考えていい。
社説の内容を一部抜粋すると:
他国(米国のこと)と結託して釣魚島問題を再度議論の俎上に挙げ、日中外相会談の内容について事実でないことを広め、日中両国の東シナ海問題の原則となる共通認識上の立場について歪曲し、よって中日指導者がハノイで会談する雰囲気を壊し、結果として中日首脳会談を行うことができなかった。中日関係が困難な状況下にあるなか、前原は右翼反中勢力が主導する日本外交事務を代表しており、対抗的な対中政策を進めている。日本政府は目を覚まさなければならない。外相を替えなければ中日関係の改善はなく、日本の長期安定と発展はない。
もともと文匯報やもうひとつの中国系香港紙「大公報」は尖閣諸島問題についてはかなり先鋭な言論を乗せていたが、この社説はある意味読むに耐えないほどの攻撃的な論調で前原を攻撃している。
まさか菅首相もこれに乗るとは思えないが、中国いい加減にしろ、とまたバッシングが始まるだろうが、中国側はここまで考えている、というのを頭に入れておいたほうがいいかもしれない。