Takepuのブログ

中国旅行記とか、日ごろ思ったことなどを書きたいと思います

パンダ肉まん

2010-12-26 15:49:19 | 飲食
なんじゃこりゃ?
会社近くのファミマで発見。中身は普通の肉まんだぁ。色がついているところは味が違うのかも、とも思ったけど、そんなこともなし。頭の黄色いのは何なのだ?

ネットで調べたところ:

株式会社ファミリーマート(本社:東京都豊島区)は、12月21日(火)からテレビ東京系列で現在放映中の子供向けバラエティ番組「ピラメキーノ」(月曜~金曜:18時30分~(金曜日18時30分~19時54分のピラメキーノG))の人気キャラクターである、“ピラメキパンダ”をモチーフにした「ピラメキパンダまん」(税込:160円)を全国のファミリーマート店舗約8,000店で発売いたします(一部店舗除く)。

【ピラメキパンダとは?】
ピラメキーノのマスコットキャラクター。その出生は謎。ピラメくと頭の電球が光る。わりと気ムズカしい性格。

だそうです。ということで、黄色いのは電球なのだそうだ。

ずいぶん対応が違うじゃん

2010-12-20 02:47:43 | 時事

韓国海洋警察の警備艇が、黄海上で違法操業していたとして取り締まろうとした中国漁船の体当たりを受け、中国漁船が沈没、漁民1人が死亡したという。
ニュース映像によると、中国漁民は韓国側の取り締まりに対して鉄の棒を振り回すなどしているようすが映し出されていた。
ただ、これはロイター通信が配信した映像で、その後、「2008年9月の別の事件の映像を誤って配信してしまった」と訂正を出した。そうはいっても、インパクトは大きく、中国と中国漁民へのイメージが悪くなるのは間違いない。NHKなど、この映像を使ったテレビニュースは「ロイターの誤配信」と訂正していたが、僕が見ていた限りでは、どの映像が対象だったのか、具体的な説明はなく、訂正にはなっていないようにみえる。
現に、新華社のサイトも、上海のテレビニュースが流したこの映像を使った部分を19日には動画で流しており、途中で別の静止画に切り替わった。
「中国にとっては生々し過ぎて控えたのだろうか」と、うがった見方もしたが、ロイターが訂正を出したため差し替えたのだと後で分かった。ロイターもちょっと恣意的なやり方のような感じもする。

ところで、同じ体当たりでも尖閣諸島沖で中国漁船船長が逮捕されたときと比べて、中国側の反応はきわめて低調だ。新華社なども韓国メディアを転電するにとどまり、韓国を攻撃するようなトーンは見られない。

これは自前のニュース媒体が直接取材していないこと、韓国に対しては、六カ国協議の成り行きを見据えて、関係悪化は問題だ、などとの配慮が働いているからではないか。また、どうみても中国漁船側に非があるのは明らかで、中国当局もそこまで居直れないというのが本音ではないか。月曜日になって外交部がどんなコメントを出すか、注目したい。

平和賞を暗喩?

2010-12-15 01:55:46 | 時事

ネットで「お前、見たか?」「意味わかったか?」と評判になっている12月12日付の中国紙・南方都市報。一面に大きく一枚の写真が掲載されている。誰も座っていないイスの手前に、平らなシートの上に鶴と手を広げている人間の写真だ。12日開幕した広州パラリンピックの開会式のリハーサルらしい。

今年のノーベル平和賞授賞式で、獄中にあり式典に出席できなかった劉暁波氏のために、ノーベル賞主催者側は、空のイスにメダルと証書を置いたが、この空のイスはそれを意味しているのではないか、とうがった見方がネットに飛び交っている。

鶴は、he。賀とも、和とも発音は同じ。平らなシートの上で、(これはちょっとこじつけっぽい)、手前の人間は手のひら(掌)を広げている。掌はzhang。賞(中国語はちょっと字が違うが)はjiang。ちょっと違うぜー。空のイスと平らなシートと掌で「和平賞」と読ませるのは、ちょっと苦しいだろ。ノーベル平和賞と劉暁波を暗に示しているのではないか、との解釈だというが。

実際、パラリンピックの開会式リハーサルの風景なわけで、当局側がそんな意味深なプログラムをOKするわけがなく、あくまでも偶然、こじつけだとは思う。ただ、中国では、このような写真に大騒ぎするぐらい、いくら中国当局が報道規制をしても、劉暁波氏のノーベル平和賞受賞は多くの人に知られていると考えていいわけだ。

2011年の中国の祝祭日

2010-12-10 17:50:08 | 中国旅行
中国国務院弁公庁は10日、2011年の中国の祝日について発表した。
休みすぎ、の批判があり、観光地や交通機関が大混乱になるため、休みは極めて少なめ。老婆心ながら、この時期に中国に行くと、観光や仕事どころではなくなるので、念のため。

●元旦は1月1日から3日の3連休。

●春節は2月2日から8日の7連休。その代わり1月30日(日)と2月12日(土)はお仕事。

●清明節は4月3日から5日の3連休。2日(土)はお仕事。

●労働節は4月30日から5月2日の3連休。この辺は日本のゴールデンウィークとぶつかるかもしれないから要注意。

●端午節は6月4日から6日の3連休。

●中秋節は9月10日から12日の3連休。

●国慶節(建国記念日)は10月1日から7日の7連休で、10月8、9日の土、日曜日は出勤。

そうはいっても企業によっては出勤日もお休みにすることがあるから、このカレンダー通りではないかも。くれぐれも、この時期には中国に寄りつかない方が無難。これ以外に、イースター休みも中国に旅行する香港人で広東省などは大混乱。学生時代に苦い経験有り。

孔子平和賞も受賞者不在

2010-12-10 03:41:50 | 中国旅行


台湾からの報道によると、前日、AP通信などが報じた中国の孔子平和賞の授賞式が9日、北京で行われた。ノーベル平和賞に中国の反体制活動家、劉暁波氏の受賞が決まったことへの対抗措置のようだが、本家のノーベル平和賞では、中国側が劉氏の釈放を認めず本人が出席しないなかで行われるが、孔子平和賞も連戦・台湾元副総統(国民党名誉主席)が出席せず、かわりに5、6歳の少女にトロフィーを渡してお茶を濁した。まさに茶番劇。
一部始終を報じた台湾の中国テレビ(地上波)の報道によると、記者会見で主催者側は、「まったく民間の愛国組織による平和賞」とし、劉暁波氏とノーベル平和賞についての質問が出ると、「その三文字(劉暁波)については関係ない」と話し、集まった記者たちの失笑をかっていた。
台湾紙・自由時報の電子版によると、孔子平和賞は賞金10万人民元(約130万円)で、連戦氏は、ビル・ゲイツ、ネルソン・マンデラ、ジミー・カーター、パレスチナ自治政府のマハムード・アッバス議長、パンチェン・ラマの各候補のなかから選ばれたという。選考過程についても未公開のようだ。

中国にもいろんな学者がいるが、あれだけ御用学者だと惨めな感じさえする。同賞の設立を以前、訴えていた人民日報系の「環球時報」のサイトでさえも、この授賞式には触れず、台湾の聨合報が前日の9日に報じた孔子平和賞の記事のなかで、中国の文化部(省)の職員が「そんな賞は聞いていない。もし公にそのような賞を設置するなら、拙速は避け、ましてや連戦氏のような中台両岸に知名度のある人物なら大陸各界は十分尊重し、臨時に通知するなど礼を欠く方法はありえない」とする発言などを掲載しただけだ。北京の新聞なんだから、自分で北京にある文化部に取材すればいいのに、台湾の新聞を引用するなんて。事実上、中国の公的機関は孔子平和賞を黙殺した。

そのほうがいいね。あんまりにもかっこ悪くて、記者会見で苦笑、失笑がもれるのも当然だ。
とはいっても、中国という国ゆえ、まったくの民間愛国組織の発想による賞というのは考えにくく、いくらかは官製のアイデアが入っていて、そのバックアップがあるから、かわいそうな大学の先生たちが、あんな恥ずかしい会見をしなければならなかったのだ。

孔子平和賞

2010-12-09 00:07:55 | 時事

台湾の中央通信によると、AP通信は中国で「孔子平和賞」が設立され第1回の受賞者に台湾の連戦・元副総統(国民党名誉主席)が決まったと報じたという。受賞理由は「中台両岸の平和の架け橋を築くのに貢献したため。明日(9日)授賞式がある」としている。ただ、中央通信は、連戦事務所の丁遠超主任もこの件について聞いておらず、「連戦名誉主席は現在台湾にいるのに、どうやって授賞式に出席するのか」と話しているという。中国大陸側の国務院台湾弁公室(事務所)などの公的機関も知らないという。新華社なども報じていない。ってことは官製の平和賞ではないということか。

共同通信は北京発で「北京の一部大学教授らが参加して『孔子平和賞』を創設する動きが出ていることが8日分かった」と配信した。選考委員会の代表として北京師範大の哲学博士の名を挙げ、文化省の支持を受けているとの報道もあるとしている。
直接、独自取材した結果なのだろうか。

いずれにしても、民主活動家の劉暁波氏に対するノーベル平和賞受賞決定で、中国はノルウェーでの授賞式ボイコットを訴えており、これまでに19カ国が出席しない見通しという。

報道によると、中国の他、ロシア、ウクライナ、カザフスタン、セルビア、サウジアラビア、イラン、イラク、アフガニスタン、フィリピン、ベトナム、パキスタン、エジプト、スーダン、モロッコ、チュニジア、コロンビア、ベネズエラ、キューバと推察されるという。
以前、このブログで、西側の価値観によるノーベル賞は黙殺するぐらいの態度が必要と書いたが、本当だったら、まさに、このことを地でいくような「孔子平和賞」なのかもしれない。



Google攻撃は中国指導部の指示

2010-12-06 00:21:09 | 時事


ウィキリークスが掲載した米外交公電によると、グーグルへのサイバー攻撃は中国最高指導部の共産党政治局常務委員会が指示したという。ニューヨークタイムスはこの攻撃は李長春・常務委員(宣伝担当)、周永康・常務委員(治安担当)が関与したとみられると可能性があると報じた。いずれも9人の政治局常務委員会のメンバーのなかで江沢民系に属し、胡錦濤の反対勢力とみてよい。



発言者はすべて、×××××××で伏せているが、ウィキリークスは意図的に段階的に中国に関する公電を流し始めたようだ。
そのなかでもニューヨークタイムス紙の報道は面白い。李長春は、自分の名前をグーグルで検索したという。そうしたら批判ばっかりだったので、ムカッときてグーグル攻撃を決めたようだ。中国の権力者らしい。
When Mr. Li typed his name into the search engine at google.com, he found “results critical of him.”

李長春は思想・宣伝担当。中国共産党序列5位。
大連市出身。ハルビン工業大電機学部卒。日本語学習経験があるらしい。そうはいっても親日派というわけではないが。瀋陽市長、河南省長、同省党委書記、広東省党委書記などを歴任。広東省で反江沢民としてまだ残っていた広東閥排除に貢献し朱鎔基首相の後継に推挙されるが、朱鎔基の反対で温家宝が首相に就任した。
2009年に来日し、日本メディア首脳と懇談し、「良好な世論を作るように努力してほしい」と求めたという。中国のメディアなら上の鶴の一声で報道内容はどのようにでもなると思っているのだろうが、日本語を勉強したといえども、その辺の感覚には疎そうだ。ということで、メディアはコントロールするもの、との考え方が強いのだろう。

周永康は公安担当。序列9位。党中央政法委員会書記。江沢民の腹心だった曽慶紅・国家副主席、羅幹・前政法委書記(李鵬派)から公安部門を引き継ぐ。
江蘇省無錫出身。故郷が江沢民の揚州と近い。北京石油学院を卒業後、石油関連部門の役人や国営企業の総経理などを歴任、朱鎔基政権で国土資源部長として入閣。四川省党委書記を2年務め、中央に復帰し政治局委員、公安部長、07年政治局常務委員。今年、延坪島砲撃直後の北朝鮮を訪問、金正日総書記と会談している。

そもそも中国の歴史を見ても、思想宣伝部門と公安部門は、改革開放政策や民主化を抑える立場になり、得てして指導部を抑える側に立つことが多い。

彼ら2人の個人的な判断というより、中国指導部の思想宣伝部門、治安部門がグーグルをどうする、と考えた場合、政治局常務委員会の担当部門のトップは彼らになるので、最終的な認可をした、と考えるべきなのだろう。確かに、サイト攻撃をすることに罪悪感を感じないような考え方を持っていることは確かだとは思うが。
それでは胡錦濤が、自由民主的な考え方の持ち主で、サイト攻撃はいかがなものか、と思って止めるかどうか。胡錦濤の個人的な考え方がどちらかは別にして、対抗する派閥の行うことゆえ、容易に押しとどめることは難しいのだろう。

リー・クアンユーによる中国の見方

2010-12-03 16:29:31 | 時事


ウィキリークスでなかなか中国問題についての公電がないと前に書いたが、見つけた。
シンガポールのリー・クアンユー(李光耀)顧問相(前上級相)が昨年6月4日、ジェームズ・スタインバーグ米国務副長官との会談の中で、胡錦濤総書記は習近平・国家副主席ではなく、共産党青年団出身で腹心の李克強・副首相を後継に据えたかったが、習副主席に他の指導部メンバーの支持があると分かったため、李副首相をあきらめ、習副主席を後継者にすることを受け入れたとの見方を示したという。このほか、習副主席は台湾問題については胡総書記の現実路線を踏襲するだろう、とも触れている。

公電の前半部分はまた、ほとんど北朝鮮についての話なので、奥まで読んでいかないと見つけにくい。

公電は、台湾について、陳水扁・前総統の時代は経済を弱体化させたが、馬英九総統は中国大陸との三通政策を拡大させ、景気を取り戻した、と評価している。北京側は江沢民・前総書記が中台関係について述べた8項目原則、いわゆる「江八点」に固執していたが、胡・現総書記はもっとフレキシブルだと見ている。江沢民氏は台湾問題解決をライフワークとしていたようだが、胡総書記は、より我慢強く、解決のための特定のスケジュールを決めていない。胡総書記は馬総統との間で、台湾側と「92年コンセンサス(九二共識)」に基づき、再統一問題には触れずに交渉を進めることが可能で、もし台湾が独立を謀ろうとするなら、米国とも対抗するに十分な1000機のミサイルで阻止すると見ている。
習近平副主席は、太子党に属し江氏の上海閥に近いといっても、今後数年の間に江氏の影響力はなくなり、現状のシステムを踏襲していくことになる、としている。
中国に、トウ小平氏のような絶大な権力者(ストロングマン)はもはや現れず、江氏は胡総書記を止めることは出来ず、胡総書記はしくじることはないだろう、と見ている。

・・・・と公電で興味を持つ部分はこんなところか。

リー・クアンユー氏がスタインバーグ氏と会談したとされる2009年6月4日は、「六四」「第二次天安門事件」20周年。中国の民主化などの話題には触れていない。このあと9月末に新疆ウイグル自治区でデモが発生。9月15日から18日には四中全会が開かれたが、当初予想されていた習副主席の中央軍事委員会副主席就任は持ち越しになった(2010年10月の五中全会で就任が決まる)。10月1日には中国建国60周年で大々的な軍事パレードが開かれ、江沢民氏が久しぶりに天安門の壇上で公の場に立った。が、映像を見る限り、健康状態の悪化は否めなかった。

まだ、習VS李の後継者争いが続き、習軍事委副主席就任が見送られた、との憶測が広がっていた時期での「習後継者決定」との見通しは、今にしてみれば達観か、とは思う。ただ、08年に総責任者として北京五輪を平和裏に終わらせた功績で習氏の評判が上がっており、四中全会のような判断にブレを生じさせるかもしれないファクターがあまり見られなかった時期とも言える。

ところで、ウィキリークスはまたつながらなくなったようだ。この手の話題もここまでか。

中国はサッカーの発祥地?

2010-12-03 13:43:25 | 時事


FIFA(国際サッカー連盟)は3日未明、スイスのチューリッヒで今後のW杯開催国を決定、2018年はロシア、2022年はカタールを選出した。18年に立候補していたサッカーの母国・イングランドやスペイン・ポルトガル、オランダ・ベルギー、22年の日本、韓国、オーストラリア、本命といわれた米国は落選した。
写真は、開催国決定をLIVEで伝えたFIFAのサイトで、ブラッター会長が22年の開催地をカタールと発表した場面。その後、当時の映像が再生できるようになっていたのを取り込んだ。テレビ報道では発表の直前までフジテレビの「すぽると!」が放送していたが、肝心の発表のシーンは放送時間が終了し伝えられなかった。

で、PCでFIFAサイトのLIVE映像を見てブラッター会長の発言を耳を澄まして聞いていたが、気になったのは2018年のロシアが発表された後、ブラッター会長が長々と演説し、確か「2022年の開催地はアジアから多く立候補している。日本、韓国、カタールだ。サッカーは中国を起源とし、その後イングランドで近代サッカーとして整えられた」というような趣旨のことを言っていたことだ。我々の世代は子供のころから、「サッカーの母国・イングランド」とか「そもそもサッカーの元になった競技は、町対町の戦いで、数日かかることもあり、当時は手も使ってよく、負傷者や死者も出た。乱暴の象徴として頭蓋骨を蹴っていたとの説もあった。その後、あまりに被害が大きく人々が仕事に手がつかなくなってしまうほど熱中するので王様が禁止令を出し、その後、イギリスの上流子弟が通う学校が安全なルールを決め、手を使う、使わないで、サッカーとラグビー協会に分かれた」と習ってきた。小学生のとき持っていた黄色い表紙の「日立サッカースクール手帳」にそう書いてあった。テレビ東京(当時は「東京12チャンネル」かな)で放送していた「三菱ダイヤモンドサッカー」の中でも解説の岡野俊一郎氏がそう言っていた。
確か、中国の映画、たとえば「レッドクリフ(赤壁)Ⅱ」で古代中国でサッカーの真似事のような競技をしているシーンを流しており、「何でも中国が世界最初」と主張する中国人の発想かと思っていたが、FIFA自体が「サッカーの起源は中国」と認めていたのか、とちょっと驚いた。

「ウィキペディア(Wikipedia)」によると:

中国では戦国時代に足で鞠を蹴りあう蹴鞠(しゅくきく)という遊戯が存在したことが、前漢末(紀元前一世紀)の「戦国策」に見える。なお、FIFAのホームページでは最も古い形態のサッカーとして中国の蹴鞠(しゅくきく)を載せている。文献や出土遺物でなく、現代まで人により伝承されているものとしては、中国の蹴鞠(しゅくきく)が日本に伝わり、独自の発達を遂げた日本の平安京の「蹴鞠(けまり)」が最古である。蹴を「け」、鞠を「まり」と読む。

だそうだ。FIFAのホームページを見てみると、

その部分を抜粋すると、

The very earliest form of the game for which there is scientific evidence was an exercise from a military manual dating back to the second and third centuries BC in China.

This Han Dynasty forebear of football was called Tsu' Chu and it consisted of kicking a leather ball filled with feathers and hair through an opening, measuring only 30-40cm in width, into a small net fixed onto long bamboo canes. According to one variation of this exercise, the player was not permitted to aim at his target unimpeded, but had to use his feet, chest, back and shoulders while trying to withstand the attacks of his opponents. Use of the hands was not permitted.

Another form of the game, also originating from the Far East, was the Japanese Kemari, which began some 500-600 years later and is still played today. This is a sport lacking the competitive element of Tsu' Chu with no struggle for possession involved. Standing in a circle, the players had to pass the ball to each other, in a relatively small space, trying not to let it touch the ground.

へえ、本当だ。現在も残っている最古の足でボールを蹴る競技は蹴鞠で、実は日本もサッカーの起源を持っているといってもいいんだ。中国人や韓国人がいろんな物を「うちが起源だ」と言い張るほど、うぬぼれてはいないけどね。

ウィキリークス

2010-12-02 13:09:38 | 時事


一時、アクセスを遮断する措置が取られていたのか、閲覧が極めて難しかったウィキリークス。2日は普通に接続できるようになった。中国関連や北京、瀋陽発の公電を中心に見ているが、確かに、これまで報じられているように、北朝鮮の核開発や国内情勢、金正日総書記の健康問題、後継問題、デノミの失敗や経済開発についての様子、それについての中国や韓国の要人の考え方、とされるものまで見受けられる。もっぱら北朝鮮やイラン、アフガニスタンなど、地域と事案をしぼって意図的に公開しているようだ。金正日総書記がもし近く死亡したらどうなるのか、中国や韓国の見通しを見てみると、恐ろしい感じだ。あと、もう少し中国自体についての情報も見てみたいのだが。

ウィキリークスは欧米各紙やテレビ局に事前に情報を流し、期日を指定して情報公開させ違反すれば違約金を払うように求めたという。英ガーディアン紙やウォール・ストリートジャーナル紙に情報提供を打診したが、ニューヨークタイムズ紙は無視され、ガーディアンから情報の提供を受けたという。CNNは期日の「縛り」を嫌って報道を見送ったという。
ウィキリークス自身が情報提供者や、公開に適さない個人名などは××××で表記しているなど、公開しっぱなしではなく、一定の配慮をしている。ウィキリークスに提供を受けた情報についてはジャーナリストが分析、価値判断してサイトに載せているという。

これと、流出した警視庁のテロに関する内部情報を掲載した本の出版や、神戸海上保安本部の海上保安官による尖閣諸島沖での中国船と海保巡視船の衝突を撮影したビデオの一部公開などを比較すると、知る権利と報道、言論の自由についての考え方の違いが見えて興味深い。

ウィキリークスでさえ、まず媒体への情報提供を考えた。もちろん、報道されることでサイトへのアクセスが増えるだけでなく極秘情報の提供も増えることが期待されるなど、宣伝効果を見込んでのことだろう。個人情報を××××で表記するなど、情報を扱うことについてはプロなのだ。テロ内部情報をなんのバイアスもかけずに書籍にした出版社や、ましてや海上保安官とは情報の取り扱い方に圧倒的な差がある。

個人的には、ウィキリークスの公電を読み進めていくと確かに「すげーなあ」「面白いなあ」と感じるが、それを同じレベルでなんのバイアスもかけず、解説もつけず、「ウィキリークスが今年の11月のソウル発の公電として公表した情報によると、韓国の千英宇(チョン・ ヨンウ、Chun Yung-Woo)外交通商次官は、金正日総書記が死亡した場合、北朝鮮は2、3年のうちに経済的、政治的に崩壊するだろう、との見方を示した」と書くだけだ。その情報のウラを取れ!とはさすがに言えないが、ウィキリークスの情報を垂れ流しにするだけでは、媒体としての見識も魅力もないのではないか。

各国政府高官が「ウィキリークスはけしからん」と言っている様だが、そのウィキリークスの情報をただ垂れ流す媒体もあまり上品とはいえない。公電の予想のとおりになったもの、目算が外れたもの、その背景にある考え方など、これらを加味した記事の構成が必要なのではないか。