夏休み 大同、五台山、平遥古城６止

平遥２日目は、車をチャーターして近郊の鎮国寺と双林寺、王家大院を全部見てしまおうという計画。
鎮国寺は修理中だった。例によって観光客なし。仏像はちょっと彩色がケバケバしかった。
双林寺の仏像はなかなか渋い。表情もよくなまめかしかった。
王家大院。さすがにでかい。同じ構造の部屋で疲れた。
まず別宅のほうから見て、橋を渡り本宅へ。
中で作られていた酢などはいまも一流ブランドとして流通しているらしい。
裏に窑洞（ヤオトン）がいくつもあり、少女が遊んでいたので声をかけた。
翌日はバスで太原に戻り、飛行機出発時間までマッサージを受けたが、これが下手。なんとか北京に戻り、３度目の機場賓館泊。お疲れ様。

夏休み 大同、五台山、平遥古城５

6月18日、取ったチケットは超ローカル電車だった。朝、大量に朝食用の肉まんを買い完食。列車員のおばちゃんの対面の座席で、いろいろお話ししながら、庶民的な車内と車窓を楽しむ。
２時間半と快速より１時間ぐらい余計に時間がかかり平遥着。
一泊２００元のそこそこ綺麗な客棧にたどり着き、古城の観光開始。
武術の道場とか銭荘（銀行の前身）がある。山西商人は荷物や金を持ってあちこちに商売にいったため、まず用心棒育成の武術の道場が発達、その後、金を持たなくてもいいように銀行が発達したとのこと。
現地に来ないと分からない話で、興味深い。
酢を使った豚肉炒めと、肉じゃががうまい。

夏休み 大同、五台山、平遥古城４

五台山は、バスで乗り付けてきた団体客が多い。仏教聖地のためか、信心深い人が多いのだろう。台懐鎮寺廟群の観光。菩薩頂、顕通寺、塔院寺、羅睺寺を回った。
チベット仏教寺院もあり、マニ車を回す。午前中でほぼ観光終了。
宿泊した招待所がすごかったので、２泊予定を１日で繰り上げてタクシーを確保して太原へ向かうことにした。
昼食を車内で食べようと、母親がもってきた非常食のアルファ化米に招待所でお湯を入れてもらう。おばちゃんたちが「これで、すぐご飯が食べられるの？」と驚嘆している。
途中、南禅寺、仏光寺に寄ってもらう。ひなびて誰も観光客がいない寺だが、見る価値は十分。仏像がすばらしい。写真が取れないのが残念。
夕方、太原に到着、太原駅そばの国防賓館を確保。駅に平遥行き列車の切符を買いに行き、翌朝７時発の硬座（座席あり）をゲット。

夏休み 大同、五台山、平遥古城３

６月16日、手配したタクシーで懸空寺、応県木塔へ。25年前とは一変、観光地っぽく整備されている。つり橋を渡り、きれいに整備された公園をとおり懸空寺へ。ここは結構観光客も多い。応県でまず木塔そばのホテルで昼食。揚げ魚の甘酢あんかけが抜群にうまい。さすが山西本場の黒酢。木塔はやはり観光客ゼロ。前は上まで登れたような記憶があったが、現在は２階まで。70歳以上は危険なので登ってはいけないそうな。母憤慨。勝手に登った。その後、五台山へ。タクシーの運転手が紹介してくれた招待所泊。安いが、すごい。結構寒い。赤いトレーナーを35元で買った。

夏休み 大同、五台山、平遥古城２

６月15日早朝、大同着。予約済みの駅前の紅旗大飯店で小休止後、路線バスで世界遺産・雲崗石窟へ。

石窟の中の仏像はとても精緻でカラフル。25年前から改修を進めたようだ。一部でライトアップもされている。北魏様式の仏像は、その後の時代に作られた洛陽の龍門石窟に比べ、表情が硬いというかシンプルだが、独特の雰囲気。

街中にバスで戻り、遅い昼食後、上下華厳寺へ。参拝客はほとんどなく、僕らのためだけに仏像殿を開けてもらう。国の重文級だがすばらしい。国宝でもいいぐらい。保存・保護が遅れているのが心配。
九龍壁も観光客なし。夕食は刀削麺。下海したばかりのような個人食堂で、段取りが悪かったが、味も値段も馬馬虎虎。

夏休み 大同、五台山、平遥古城１

夏休みに山西省に行きました。
雲崗石窟は、北京短期語学研修のオプショナルツアー以来25年ぶり２回目。
石窟について、あまり記憶に残ってないのですが、寒かったことのみ印象深かった。
今回、世界遺産制覇のため、平遥古城を回るルートを設定。中国４大仏教聖地のひとつ、五台山も回ることにした。

日程は；
６月14日ＣＡ９１４福岡12:50北京14:20
　　　　北京西駅からＫ６０５軟臥23:36～06:21大同駅着
　　15日大同で雲崗石窟、上華厳寺と下華厳寺、九龍壁
　　16日懸空寺、応県木塔、五台山
　　17日五台山。台懐鎮寺廟群の観光。菩薩頂、顕通寺、塔院寺、羅睺寺
　　　　タクシーで太原へ、途中南禅寺・仏光寺
　　18日普慢６８１５次硬座07:00～09:29平遥。平遥古城
　　19日鎮国寺と双林寺、王家大院
　　20日バスで平遥から太原へ。ＨＵ７３７１太原18:15北京19:15
　　21日ＣＡ９１３北京08:30福岡11:50

五輪前の北京に午後着、タクシーで北京西駅へ、荷物を預けて地下鉄で王府井へ。
全聚徳で北京ダックを食べる。脂ぎっていてあまりうまくなかった。天安門を見てバスで西駅に戻り、久しぶりの寝台車。