少し前に確かNHKで「菅田 将暉 TV」というタイトルの番組を観て、
それまでややヘラっとしているだけのような彼のスタイルが苦手だった私
が、少しだけイメージを覆された感があり、この「3年A組・・」というドラ
マを初回から観始めた。
初めは「3年B組」のパロディか?と思って見始めたのだけれど、その内容
たるや予想に反したぶっ飛びもので、でもついつい惹きこまれて見続けた。
「菅田 将暉TV」での彼は、全ての企画が彼の発想に基づくものだとかで、
その中で海外コメディを模したドラマを制作し、この手のギャグがあまり好
きではない私にも、結構笑えるものに仕上がっていた。
その中で彼が、モテない友人のファッションにアドバイスして突飛な服装を
させるのだが、「まるでアクセル・ローズ」というセリフを放つシーンがあり
彼の年齢では詳しいはずもない「ガンズ」をギャグにするくらいの知識を持っ
ていることに少し驚いた。 だてに音楽をやっているわけではないんだな、と。
そう言えば前の日記の米津玄師の歌詞にも「イアンもカートも昔の人よ」という
部分があり、若い彼のこれにも驚いた。ちゃんとロックを聴いていたんだと・・。
さてこの「3年・・」のドラマに惹きこまれた理由は、彼が制作前の段階から
アイディアを提案していたと知り、このドラマの結末は知らないけど、中盤から
「これはネットリテラシーがテーマなんじゃないか」と感じたから。
「Let's think!」主人公が度々放つこの言葉こそ、私にとっても大きな意味を
持つ。
このブログでも度々書いてしまう永遠のテーマだとも言える「想像力と洞察力を
働かせ、情報を精査する」ことと同じ意味だ。
メディアやネットの中に潜む、罪の意識のない悪意ほど、恐ろしいものはない。
これまでも日記の中で度々書き綴ってきたけど、私は今でもマイケルは「メディア
に殺された」と思っている。
犠牲者は彼だけではなく、メディアやネットの中傷により「死」まで選んでしまっ
た人は多い。
(情報を信じたり発信する前に)「これが本当に正しいのかを問いただす。考える
ことの大切さを皆に伝えたかった」という主人公の言葉には、頷くばかり。
想像力の足りなさが引き起こした事件は、まだ記憶に新しい「心愛ちゃん 虐待死」
でも顕著だ。
心愛ちゃんを殺したのは直接手を下した父親だけではなく、虐待を黙認した母親と、
父親に心愛ちゃんが必死の思いで答えたアンケートを渡してしまった教育委員会だ
と思う。特に教育委員会が「渡したら父親が逆上するという想像力」を持たなかった
ことが、本当に悔しい。
ドラマでは主人公が「感情が麻痺した大人になって欲しくない」と息絶え絶えに
生徒たちに話すシーンが、今回は特に心に響いた。
思った以上に良いドラマになっているので、結末はどうするのだろうとあれこれ
「想像」する★
それまでややヘラっとしているだけのような彼のスタイルが苦手だった私
が、少しだけイメージを覆された感があり、この「3年A組・・」というドラ
マを初回から観始めた。
初めは「3年B組」のパロディか?と思って見始めたのだけれど、その内容
たるや予想に反したぶっ飛びもので、でもついつい惹きこまれて見続けた。
「菅田 将暉TV」での彼は、全ての企画が彼の発想に基づくものだとかで、
その中で海外コメディを模したドラマを制作し、この手のギャグがあまり好
きではない私にも、結構笑えるものに仕上がっていた。
その中で彼が、モテない友人のファッションにアドバイスして突飛な服装を
させるのだが、「まるでアクセル・ローズ」というセリフを放つシーンがあり
彼の年齢では詳しいはずもない「ガンズ」をギャグにするくらいの知識を持っ
ていることに少し驚いた。 だてに音楽をやっているわけではないんだな、と。
そう言えば前の日記の米津玄師の歌詞にも「イアンもカートも昔の人よ」という
部分があり、若い彼のこれにも驚いた。ちゃんとロックを聴いていたんだと・・。
さてこの「3年・・」のドラマに惹きこまれた理由は、彼が制作前の段階から
アイディアを提案していたと知り、このドラマの結末は知らないけど、中盤から
「これはネットリテラシーがテーマなんじゃないか」と感じたから。
「Let's think!」主人公が度々放つこの言葉こそ、私にとっても大きな意味を
持つ。
このブログでも度々書いてしまう永遠のテーマだとも言える「想像力と洞察力を
働かせ、情報を精査する」ことと同じ意味だ。
メディアやネットの中に潜む、罪の意識のない悪意ほど、恐ろしいものはない。
これまでも日記の中で度々書き綴ってきたけど、私は今でもマイケルは「メディア
に殺された」と思っている。
犠牲者は彼だけではなく、メディアやネットの中傷により「死」まで選んでしまっ
た人は多い。
(情報を信じたり発信する前に)「これが本当に正しいのかを問いただす。考える
ことの大切さを皆に伝えたかった」という主人公の言葉には、頷くばかり。
想像力の足りなさが引き起こした事件は、まだ記憶に新しい「心愛ちゃん 虐待死」
でも顕著だ。
心愛ちゃんを殺したのは直接手を下した父親だけではなく、虐待を黙認した母親と、
父親に心愛ちゃんが必死の思いで答えたアンケートを渡してしまった教育委員会だ
と思う。特に教育委員会が「渡したら父親が逆上するという想像力」を持たなかった
ことが、本当に悔しい。
ドラマでは主人公が「感情が麻痺した大人になって欲しくない」と息絶え絶えに
生徒たちに話すシーンが、今回は特に心に響いた。
思った以上に良いドラマになっているので、結末はどうするのだろうとあれこれ
「想像」する★