雪が積もることが殆どなくなった九州でも、先週は珍しくも積雪がありましたが、そ
の間は普段仲の悪い我が家の猫たちも、コタツで仲良く暖を取っていました(笑)
だけどそれもつかの間。少し暖かくなればすぐに元通りです。
コタは相変わらず、私がコタツに入るとすぐにやってきて服の中まで潜り込みます。
外の猫たちは大丈夫かなぁ‥。そう思うと、冬が速く過ぎ去りますようにと願わずに
いられません。
遊びに来たふうちゃんは、私に「なぞかけ」をしようと言い、お題を出してきます。
「~とかけて~と説く」は、私にも難しいのに、小1のふうちゃんはそれをちゃんと
考えて素早く答えるのには驚きました。私たちの時代の小1とは違う@@;
トランプもババ抜きとかではなく、「スピード」が大好きで、負けると悔しがり、
それが何とも可愛くて。(でも、私より強い・笑)
こんな風にゲームに付き合ってと言われるのも、今だけなんだろうな~と思うと少
し寂しい「ばぁば」ですが、新しいウィルス出現の可能性や今のきな臭い世界の動
き、「地球温暖化」などを思うと、この先、こんなささやかな一コマさえ危ういか
もと、心配になるのです。
トランプと言えば、前の二つの記事がアメリカに関するものになっていますがww
このところのアメリカ情勢に、いつになく不安を覚えてしまうのは、私だけではなさそうです。
これ以外でも世界では、コロナ禍に乗じて国民への徹底した管理体制を敷いた一党
支配の国が、ますますその体制を強化しているようです。前回のサンデーモーニン
グで興味深いレポートがあったので、一部、文字起こしします^^;
強権化するハンガリーのオルバン政権は、連日150人クラスの死者がでたことから
「感染の流行中は議会の承認を経ずに、政府が幅広い緊急措置を命令できる」非常
事態法を成立させ、「独裁につながりかねない」と野党などから批判がおこったと
のことですが、市民の中にはこの危機管理を評価する声もあるそうです。
独立した立場から権力の監視をしてきた大手メディア「Index」の編集長だった「ド
ゥッル・サボルチ」氏は、政権の介入で解任に追い込まれました。これに抗議して
記者ら70人以上が一斉に退社するという事態に発展しましたが、政府が意に副わな
いメディアを排除する姿勢は、コロナ禍で強まっているといいます。
結果、多くのメディアが政権寄りになる中、オルバン政権は矢継ぎ早にコロナとは
無関係な憲法や選挙法などの、重要な改正を行っているそうです。また、中国では
国民の自由を厳しく制限した結果、ある程度の成果をみたことから、民主主義の国
でも、この成功を見てこれらを評価する傾向にあり、戦後世界が引き継いだ「民主
・自由」の理念が多くの国で揺らぎ始めているとのことです。
けれど、寺島実郎さんは言いました。
「混迷の中に置かれると強権に対する誘惑を感じることがある。けれど人類はこれ
までの歴史で不条理を克服してきた。支配や服従といったものは最も不条理なもの
だ。コロナの教訓でつくづく思うのは、人間中心主義で世界を考えてきたことへの
反省を、心に置く必要がある」と。
安田菜津紀さんも「一度手にした権限というものを、その後、権力者たちが簡単に
手放すとは限らず、逆に力を強めることも起こりうる」と続けました。
また涌井雅之さんは
「世界史を俯瞰して見ると、その転換点には必ずパンデミックがあった。ポストコ
ロナの時代をどうするか考えることが重要であり、『これまで人類はあまりにも自
然を浪費し過ぎた。その結果、自然からコロナという警鐘を受けた』と歴史に刻ま
れるかもしれない。
我々はこの地球上に生命権を得た貴重な存在であることに改めて目を向けるべきだ。
この生命権が持つ限界を知りながら、その中ですべての人類が、自然の恵みの下で
は公平・平等である仕組みを、社会にどう構築していくかということが、持続的な
人類の未来を保証できるかどうかに繋がるのではないか」と、コロナと温暖化問題
に繋がりがあることを、示唆しました。
ベストセラー「サピエンス全史」の著者で歴史学者の「ユヴァル・ノア・ハラリ」
氏は「私は世界が何事もなかったかのように、パンデミックの前に戻るとは思わな
い。大きな歴史的災厄が起きた時には必ず私たちはどうすべきか?という選択肢が
与えられる。憎悪、強欲、無知などの道を選ぶことも可能だろうが、こちらを選べ
ば世界はより悪い方に向かってしまう。
一方思いやり、寛容、知恵などを選ぶことも可能だ。こちらを選べば危機をきっか
けにしてより良い世界を作る方へ向かうこともできる。」と訴え、こちらは右傾化
する今の世界情勢や、トランプ支持を選ぶ多くのアメリカ人を批判しているように
も聞こえました。
彼らの意見には、私も頷くばかりです。この番組の直前には、「2030未来への分岐
点(1)暴走する温暖化 脱炭素への挑戦」(NHK)も観ていました。
こちらは、あの「摂氏二度」同様に、永久保存版として見返したい濃い内容で、こ
の中でも、温暖化と未知なるウィルスの出現が繋がっていることを示していました。
主にSNSやネットの情報だけを見ている人たちの共通点は、「自分たちは正しい情報
を得ている。なぜみんなは気付かないの!」と、あちこちで過激な言葉で発信して
います。そして彼らの多くが、自分たちが「真実を捻じ曲げた情報」に動かされてい
ることに「気づきたくない」ようにも思えます。
世界が混迷しているこの機に乗じ、最も有効に人々を熱狂させる「動画」のような
手段を用いて過激な思想に誘導する「見えない力」に、善良な人々が巻き込まれつ
つあることを憂います。自国の利益にばかり目を向けるそれらの力は、これだけの
事実を見ても「温暖化は嘘」と触れ回ります。それはある意味滑稽でもあります。
人類の歴史から見れば、まだ浅いけれどやっと手に入れたはずの民主主義さえ、彼
らは自ら手放そうとしていることに気づいていません。
の間は普段仲の悪い我が家の猫たちも、コタツで仲良く暖を取っていました(笑)
だけどそれもつかの間。少し暖かくなればすぐに元通りです。
コタは相変わらず、私がコタツに入るとすぐにやってきて服の中まで潜り込みます。
外の猫たちは大丈夫かなぁ‥。そう思うと、冬が速く過ぎ去りますようにと願わずに
いられません。
遊びに来たふうちゃんは、私に「なぞかけ」をしようと言い、お題を出してきます。
「~とかけて~と説く」は、私にも難しいのに、小1のふうちゃんはそれをちゃんと
考えて素早く答えるのには驚きました。私たちの時代の小1とは違う@@;
トランプもババ抜きとかではなく、「スピード」が大好きで、負けると悔しがり、
それが何とも可愛くて。(でも、私より強い・笑)
こんな風にゲームに付き合ってと言われるのも、今だけなんだろうな~と思うと少
し寂しい「ばぁば」ですが、新しいウィルス出現の可能性や今のきな臭い世界の動
き、「地球温暖化」などを思うと、この先、こんなささやかな一コマさえ危ういか
もと、心配になるのです。
トランプと言えば、前の二つの記事がアメリカに関するものになっていますがww
このところのアメリカ情勢に、いつになく不安を覚えてしまうのは、私だけではなさそうです。
これ以外でも世界では、コロナ禍に乗じて国民への徹底した管理体制を敷いた一党
支配の国が、ますますその体制を強化しているようです。前回のサンデーモーニン
グで興味深いレポートがあったので、一部、文字起こしします^^;
強権化するハンガリーのオルバン政権は、連日150人クラスの死者がでたことから
「感染の流行中は議会の承認を経ずに、政府が幅広い緊急措置を命令できる」非常
事態法を成立させ、「独裁につながりかねない」と野党などから批判がおこったと
のことですが、市民の中にはこの危機管理を評価する声もあるそうです。
独立した立場から権力の監視をしてきた大手メディア「Index」の編集長だった「ド
ゥッル・サボルチ」氏は、政権の介入で解任に追い込まれました。これに抗議して
記者ら70人以上が一斉に退社するという事態に発展しましたが、政府が意に副わな
いメディアを排除する姿勢は、コロナ禍で強まっているといいます。
結果、多くのメディアが政権寄りになる中、オルバン政権は矢継ぎ早にコロナとは
無関係な憲法や選挙法などの、重要な改正を行っているそうです。また、中国では
国民の自由を厳しく制限した結果、ある程度の成果をみたことから、民主主義の国
でも、この成功を見てこれらを評価する傾向にあり、戦後世界が引き継いだ「民主
・自由」の理念が多くの国で揺らぎ始めているとのことです。
けれど、寺島実郎さんは言いました。
「混迷の中に置かれると強権に対する誘惑を感じることがある。けれど人類はこれ
までの歴史で不条理を克服してきた。支配や服従といったものは最も不条理なもの
だ。コロナの教訓でつくづく思うのは、人間中心主義で世界を考えてきたことへの
反省を、心に置く必要がある」と。
安田菜津紀さんも「一度手にした権限というものを、その後、権力者たちが簡単に
手放すとは限らず、逆に力を強めることも起こりうる」と続けました。
また涌井雅之さんは
「世界史を俯瞰して見ると、その転換点には必ずパンデミックがあった。ポストコ
ロナの時代をどうするか考えることが重要であり、『これまで人類はあまりにも自
然を浪費し過ぎた。その結果、自然からコロナという警鐘を受けた』と歴史に刻ま
れるかもしれない。
我々はこの地球上に生命権を得た貴重な存在であることに改めて目を向けるべきだ。
この生命権が持つ限界を知りながら、その中ですべての人類が、自然の恵みの下で
は公平・平等である仕組みを、社会にどう構築していくかということが、持続的な
人類の未来を保証できるかどうかに繋がるのではないか」と、コロナと温暖化問題
に繋がりがあることを、示唆しました。
ベストセラー「サピエンス全史」の著者で歴史学者の「ユヴァル・ノア・ハラリ」
氏は「私は世界が何事もなかったかのように、パンデミックの前に戻るとは思わな
い。大きな歴史的災厄が起きた時には必ず私たちはどうすべきか?という選択肢が
与えられる。憎悪、強欲、無知などの道を選ぶことも可能だろうが、こちらを選べ
ば世界はより悪い方に向かってしまう。
一方思いやり、寛容、知恵などを選ぶことも可能だ。こちらを選べば危機をきっか
けにしてより良い世界を作る方へ向かうこともできる。」と訴え、こちらは右傾化
する今の世界情勢や、トランプ支持を選ぶ多くのアメリカ人を批判しているように
も聞こえました。
彼らの意見には、私も頷くばかりです。この番組の直前には、「2030未来への分岐
点(1)暴走する温暖化 脱炭素への挑戦」(NHK)も観ていました。
こちらは、あの「摂氏二度」同様に、永久保存版として見返したい濃い内容で、こ
の中でも、温暖化と未知なるウィルスの出現が繋がっていることを示していました。
主にSNSやネットの情報だけを見ている人たちの共通点は、「自分たちは正しい情報
を得ている。なぜみんなは気付かないの!」と、あちこちで過激な言葉で発信して
います。そして彼らの多くが、自分たちが「真実を捻じ曲げた情報」に動かされてい
ることに「気づきたくない」ようにも思えます。
世界が混迷しているこの機に乗じ、最も有効に人々を熱狂させる「動画」のような
手段を用いて過激な思想に誘導する「見えない力」に、善良な人々が巻き込まれつ
つあることを憂います。自国の利益にばかり目を向けるそれらの力は、これだけの
事実を見ても「温暖化は嘘」と触れ回ります。それはある意味滑稽でもあります。
人類の歴史から見れば、まだ浅いけれどやっと手に入れたはずの民主主義さえ、彼
らは自ら手放そうとしていることに気づいていません。