森の中のティータイム

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シンガポールはウイルスとの「共存」に ※追記あり

2021-09-16 | 環境・健康
「接種済み8割でも増える感染 シンガポールは『共存』にかじを切った」

こちら↑は昨日の朝日新聞デジタルの記事のタイトル。
私は有料会員ではないので全体を読めないけれど、興味深いタイトルだったので一部抜粋さ
せていただくと、
「新型コロナウイルスのワクチン接種率が人口の8割と世界最高水準にあるシンガポールで、
新規感染者が急増している。大半が接種の完了後でも感染するブレークスルー感染だという。
ただ、2回の接種後なら重症化率は1%程度にとどまっている。

シンガポールの1日の新規感染者数は8月下旬に100人を超えてから急加速し、9月13日に600人
を超えた。直近の人口は550万~560万人程度とみられるため、日本なら約1万3千人の水準にな
る。大人では接種した人がほとんどのため、感染者も多くはワクチン接種済み。

9月7日までの28日間で感染した3千人余りのうち、約76%を占めた。1回接種が約8%、未接種は
約16%だった。ただ、重症化率はワクチン完了者で0・8%と非常に低く、1回のみの4・3%、未
接種の6・1%と大きな差が開いた。

シンガポールのワクチン接種は昨年12月に医療関係者などからスタート。今年2月から一般向け
に本格化した。7月下旬には接種率が人口の5割を超え、8月末に8割に達した。政府は『世界で最
も高い水準にある』と説明する」


シンガポールでは新型コロナの感染を防ぐため、外出時のマスク着用などが義務化されているほ
か、たびたび厳しい行動制限策が執られてきた。特に今年5月以降は、デルタ株の広がりを受けて
断続的に外食禁止などの制限が続いたが、厳しい行動制限に戻らなくても、企業に週1回の定期検
査を求めるといった新たな対策により、感染状況の悪化を抑え込む考えが強まったという。

やはり、デルタ株の感染力は想像以上のようだ。世界はもう元の生活に戻れない気がしてきた。
色々不安は付きまとうけれど、確かにワクチン接種により多くの人が重症化を免れていることは
明らか。接種当初から「効果は年末くらいまでだろうね」と話していたが、3回目は・・う~ん。
ちょっと躊躇するなぁ。でもどうせ先のない老人だから「犠牲」も仕方ないのかもとも思うし;

この先どうなるのかな。気候変動も大きな問題だし、永久凍土から溶け出す未知のウイルスの出
現も気になるところ。都合の悪いところだけ「マスコミは嘘ばかり」と言って退けるような人た
ちが「温暖化を否定」するのには辟易する。それこそが、信じ込みやすい人にしかけられた「世
界を思い通りに動かしたい5%の富裕層の陰謀」だと気づいてほしい。彼らは温暖化対策で経済
が縮小したら最も困る存在なのだろうから。※参考記事


そもそも多様なメディアを未だに「マスコミ」などと、ひとくくりに呼んでいるような人たちは
ちゃんとした世界の報道に触れてさえいないで、一部のSNS発信者の言葉だけを信用しているこ
とがよく分かる。彼らが「マスコミは、ワクチンの副反応について一切報じてない」という主張
に「え?毎日あちこちで言ってるよ?」とツッコミを入れて読んでいるww

逆に報道されていた「精神科病院から転院できず235人死亡、新型コロナ感染で」のような感染
爆発による患者たちの悲惨な現実に、彼らは殆ど触れない。一体どれだけ多くの人たちが自宅で
療養中に亡くなっているかも、問題にしない。

信じ込んでいる人たちは気の毒だけど、まともな報道を知らないまま、ちゃんとした検証もせず
妄信するような人に、私はなりたくないなと思う。何が本当なのか、時間が無くてもそこだけは
押さえていたいなと。
※(以下参考まで)

AERA「ワクチンは殺人兵器有名俳優の死は他殺…巷にあふれる陰謀論」
   「陰謀論にハマった友人‥」

読売新聞「虚実のはざま」

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