森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

子供が嘘をおぼえる瞬間

2014-03-11 | 家族友人
少し前のこと。
とあるマーケットの雑誌売場で本を手にしていた私の耳に、ある会話が聞こえてきた。
背後にはおもちゃ売り場があり、そこにいた5歳くらいの男の子と30代くらいの両親
のやりとりだった。

子「ねえ、これ欲しい!」
父「だめ!お姉ちゃんに怒られるやろ」
子「欲しいー!」
父「自分のお金で買ったってお姉ちゃんに言うなら買ってやる」
子「・・・?」
母「お姉ちゃんはすぐ『ずるい!』って言うやろ?自分のお金で買ったって言わないと」
父「言えんなら(言えないなら)買ってやらん。」
子「・・・・・言う言う!自分のお金で買ったって言うー!!」

図らずも、親が子供に「モノを手に入れるための嘘」を強要した瞬間を目の当たりにした私(笑)
嘘をつくことを約束してまんまとその玩具を手に入れたらしいこの子は、この先どう育つのかな。
その大小に関わらず、長い人生の間には誰だって一度や二度は嘘をついてしまうことがある
だろうけど、「誰かのため」の「許される嘘」の類でさえも、恨みを買う事だってある。
利己的な目的のそれなら尚更、親は幼い時にそれを「良くない事」と教え諭す立場だろうに。

たったこれだけの出来事で大袈裟かもしれないけど、幼い子なりに、一瞬悩んだ様子が
見てとれただけに、こうやって人は巧みに都合よく嘘を使うようになるんだなぁ・・と、
ちょっと気持ちが沈んでしまった・・。
今、世間を騒がせている佐村河内氏のように、嘘を繕うための嘘を重ねる人にならねばいいけど。
          
        ・・・・・・・・・・・・・

昨日夕方になって突然、娘がふうちゃんを連れてきた。 なんとバスに乗らず
エルゴで抱えて歩いてきたという@@; このところのPM2.5のせいで運動
不足だからと、比較的少な目だった昨日、散歩がてらに(そんな距離じゃないです;)
結局もう一人の娘の帰宅まで待ちふうちゃんに会わせた後、家で揚げたばかりの
天ぷらを少しだけ持ち帰り(笑)

ふうちゃんはどんな子に育つだろう☆私は何歳くらいまで見届けられるかな。

 

 
                アンパンマンみたいなこの口がふうちゃんのマイブーム(笑)
                娘はこういう時、私に一番似ていると言う;





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