森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

羊毛フェルトのうさぎ雛

2014-03-03 | DIY・ハンドメイド・クラフト
       


娘の初節句を迎えた時、狭い我が家にお雛飾りは無理だったこともあり
母はガラスケースに入った弥生人形を贈ってくれました。
私にはそういう物に元々拘りが無かったので、その年だけ飾り、後は天袋に
仕舞ったままで二女が生まれたときにも出して飾ることはしなかったように
記憶しています。

同様に長男の初節句に贈られた数メートルの鯉のぼりも五月人形や鍾馗様も
狭い家には邪魔なだけで、それらは業者さんに引き取ってもらっていましたが
後で母の気持ちを思うと申し訳ない気持ちでいっぱいになり、弥生人形だけは
未だ処分できずにいます・・・。

雛祭り本来の、病気や災いの身代わりとして作られたという部分が、のちに
「飾り慈しむ」という行事に変わってきたのは良いとして、やはり私はこの類
の人形には命が吹き込まれているように感じて、モノのように扱えません。
過去記事の人形を持て余しているくらいですからなるべくなら処分に困る
この形のものをこれ以上増やしたくないのです。

なので毎年姉から贈られる雛ケーキは戴いてもそれほどにこの行事を重要視
はしていませんでした。
ただ女の子の健やかな成長を願い祝うという部分だけにはちゃっかり乗っか
っていたかったので(笑)、毎年ちらし寿司などは作っていました。

そのせいか娘もふうちゃんの初めての節句に、「お雛様は要る?」と尋ねる
と私の懐具合を気にした風でもなく「うーん・・」と関心無さ気な返事。
あちらのお母様からもそれらしいことを尋ねられはしたらしいけれど、娘夫
婦や私が用意しないならご自分がというタイプではないらしいので、それに
安堵していました。

それでもふうちゃんがこの先ずっと幸せでありますように・・との願いは
もちろんありますから、それだけを込めてふうちゃんが観ても可愛いと思
えそうな、ささやかな人形を作ることにしました^^ 

ネットで色々見て回ったり、手芸屋さんにも行ってみたけれども私が思う
動物型のお雛様のキットは豪華なちりめんなどで難しそう;
仕方なく、過去に針で指を刺してしまって1・2度作って諦めた「羊毛フェ
ルト」の動物キットを新たに購入し、フェルトや台座になるモノも買って
挑戦することに;

買ったのは実はこちら。この猫ちゃんとハムちゃん、可愛いー!と一目ぼれ♪

無謀にもこれが初心者に出来るかどうかなんて考えなかったワタシ・・;
ましてやこれをもとに猫ちゃんとハムちゃんをうさぎに替え、更にアレン
ジを加えてお雛様にしようなんて(笑)

まあ何とか一応形になったところで、台座に固定するための棒を付けます。
自分のイメージするところがなかなか形にならなくて苦戦し、予想外にこ
れに一番時間を費やしました;
 

 

 

ん?なんかお顔がちょっとイビツ;
頬の膨らみが足りないのかなと羊毛を盛ったり刺し直したり手直しすること数時間。



 

何とか出来た~。ラッピング ラッピング!     (↑猫の毛が~;)



 

斯くして娘夫婦の家の玄関に飾られた小さなうさぎのお雛様
ふうちゃんのホッペにそっくりだよね^^

これなら邪魔にならず、娘も抵抗なく捨てられそう♪
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