森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

映画の中のインテリア

2007-05-14 | 雑貨インテリア
小さい頃から洋画を観ることが好きだった。
父がチャプリンやフランスの名優ジャン・ギャバンなどの映画を
好んで観ていたせいか、自然に観る機会も多かったのだと思う。

小学校に上がる前くらいには、一般家庭にもテレビが普及し
(歳、バレるな;)その頃放送されたものの多くは、
アメリカなどのホームドラマや西部モノ、そしてコメディーだった。
小3の頃には、午後3時くらいから放送されていた「名画座」を
観るために、友だちと校門の前で別れ、走って家に帰りつくや
ランドセルを放り投げ見入っているようなおかしな子供だった。

それらを観る時の大きな楽しみは、ストーリーの素晴らしさは
もちろんだけど、映画に出てくる家具・調度品たちの、フォルムの美しさ!
とりわけカーテンのドレープやファブリックの繊細さに心を奪われた。


大袈裟かも知れないけれど、それらは
自分の原風景とも言える気がする。
それに根付いた私のインテリアへの思い入れは、
その後結婚によって結実したものの、
やがて生まれた大切な3人の子供達の望む、
カラフルな持ち物たちによって侵略され、色褪せ、
敢えなく打ち砕かれてしまったのだけれど(笑)
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