森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

命の重さ

2007-05-28 | 絵・アート
今日は二つの死亡報道でもちきりだった。
初めは ZARD のボーカルの女性。
その後、松岡農水相の自殺報道。

どちらもこれから詳細がわかるのだろうけど、
全くの他人とは言え、人の死の報に触れるたびに、
7年前に死んだ母の時の記憶がよみがえる。
ツンと鼻の奥が痛くなる切なさと一緒に
まるでヘソの緒を断ち切られ、母と分断された瞬間のような
生々しい感覚。

死後しばらくして、私はパステルでひたすら母の笑顔を描くことで、
母との別れを受け入れることができた気がする。 
 

松岡さんの方には責められるべき事情もあったと聴くが
ご家族にしてみればかけがえのない命であることに変わりない。
愛する誰かとの永遠の別れを受け入れるというのは、
理屈などではなく、誰にとっても深い痛みを伴うものだ。

  
左は古い雑誌のストック写真から  右は本を真似て作ったひつじたち
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