田島弥平旧宅国史跡指定記念・特別公開イベントでの世界遺産伝道師協会の活動二日目(中北毛支部)
「田島弥平旧宅」が平成24年9月19日官報告示により国史跡に指定され、その記念事業として10月27日(土)・28日(日)の二日間特別公開が行われました。
二日目の28日(日)は朝から雨が降り出し、強く降ったり小雨になったりと終日雨の一日で、活動は10時から15時まで6名の伝道師(近藤会長、小野功一、町田悟、中嶋紀嘉、芝原雅人、日下部)と高橋補佐で行いました。
伝道師協会は境島小体育館会場で昨日に続き、座繰りとパネル解説を担当しました。体育館会場はストラップ体験やはたおり体験もあり、雨の影響も心配されましたが来場者も途切れることもなく、賑わいもあり来場者は200~300名位だったでしょうか。
田島弥平旧宅を先に見学してからきた方も多く、島村養蚕農家群のパネル展示コーナーや、「ぐんま絹遺産」のビデオを視たり、ストラップ作りをしたり、座繰りをしたりと一通り体験をしていかれました。
市内や前橋市、本庄市など近郊からの方が殆どでした。
中には木村九蔵の競進社蚕業学校を前身とする埼玉県立児玉白楊高校の先生もお見えになり、“高山社との関係もあり世界遺産との連携も深めていきたい。学校にある資料をこれから整理していきたい。”とのことでした。
昼頃に“いせさきミスひまわり”の3名がストラップを作ったり座繰り体験したりと広報撮影に来られました。少しでも「島村の田島弥平旧宅と世界遺産登録」についていせさき市民の皆様に広く知られますよう願う処です。
工女ぐんまちゃんも雨の為体育館での活動となり、小雨になったところを見計らい田島弥平旧宅にも活動場所を移しましたが、雨の為結局出番も少なかったのは残念でした。
14時半を過ぎると来場者もまばらとなり、予定の15時までで活動を終了しました。
伊勢崎市が主催する初の「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産登録に向けたイベントでしたが、今後第二弾、第三弾の企画を期待しつつ帰路に就きました。
(K.K記)