「高崎市立大類小学校」で学校キャラバン
1月22日(金)高崎市立大類小学校で学校キャラバンを行いました
当校は「富岡製糸場」の操業開始の翌年の明治6(1873)年に開校した歴史ある小学校です。
校長室で竹中直樹校長にあいさつをし終えると児童の代表が入室してきて、改めて元気の良い「あいさつ」を受けました。
この日は、K藤(基)、S藤(勉)、M田(悟)、K井(拓)、N島(進)と事務局の栗原の6名で、4年生2クラスの55名を対象に「世界遺産の話」「蚕の話」「上州座繰り体験」とDVD「蚕の一生」の放映が内容でした。
午後の4校時(13:50~14:35)と5校時(14:40~15:30)を使って2クラスを交代で、4階にある「多目的室」では世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の話をK藤(基)さんが「蚕の話」をS藤(勉)さんが、隣の「図工室」ではDVD「蚕の一生」を放映しながら「上州座繰り体験」をM田(悟)さんK井(拓)さん、そしてN島(進)が、それぞれ担当しました。
すでに児童たちは、社会科見学で「富岡製糸場」を見てきており、予備知識を持ってのキャラバンに臨んでいたため、世界遺産の話では映像とともに講話に身をのりだして聞き入っていました。また、「蚕の話」も興味を持って聞き入っていました。
そして「座繰り体験」では座繰り器を取り囲み一人ひとりがハンドルを手に体験をしましたが無駄口一つ出ず、それはそれは真剣そのものでした。
手すき時間には、DVD「蚕の一生」を見ながら質問には分かりやすく補足説明をして理解を深めることもできたところです。
ここ高崎市大類地区も、かつては養蚕の盛んな所であり、また、お隣の上滝町に「高崎市立歴史民俗資料館」があることから、児童に見学することを奨めたところです。
終了後、竹中校長との会話の中で、児童に「蚕の飼育体験」をさせてみたいとの話がありましたので、「日本絹の里」や「蚕糸技術センター」のことなどをお話しして、大類小学校を後にしました。
(S.N 記)