世界遺産センター(セカイト)に「まゆ花」を飾る
コロナ禍で「旧富岡倉庫乾燥場」での伝道活動は中断を余儀なくされている中、6月からの活動再開を視野に「繭」を加工した「まゆ花」を世界遺産センター(セカイト)に飾りました。
来場者に観賞していただき絹文化の多様性に理解を得るため、高さ1.8mの「まゆ花」を約1kgの繭を薄めた赤色を施し、薄くはがしてハサミで切りながらサクラに仕上げました。
使用した「繭」は、本来「旧富岡倉庫乾燥場」に来場された方々に繭クラフトや座繰り体験を通して世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産」、日本遺産「かかあ天下―ぐんまの絹遺産―」や「ぐんま絹遺産」の紹介に繋がる手立てとして使われてきたものです。
「繭」は経年劣化するもので年間使用量を年度当初に購入し、新しい「繭」で各伝道活動のなかで使用しております。
購入した「繭」の有効活用の一環として、立派な「まゆ花」を有志の皆さんのご努力により出来上がったものです。
作成メンバーはM寺・K澤・Y村・I田・U原の5名です。