世界に挑む若者

25歳の若者が来月アメリカに渡る。

野球のプロになるために。
現在はフリーターだ。

きっと周りから色々言われているかもしれない。
周囲の友人達は、給与をもらい豪華な食事をして、合コンをしているかもしれない。

そんな中、彼は自分の「夢」を選択した。

メジャーリーグで活躍し、やればできるということを多くの人々に伝える夢を。

だからこそ、どんな困難も彼が将来みんなに語るネタにしかならない。

うまくいかないからこそ、そこに価値があり、今があるのだということを感じた。


昨年10月から松井選手や上原投手のトレーナーで有名な宮本トレーナーのもとへ一緒に通った。そしてプロとして必要な能力を教えてもらった。習ったエクササイズは私がついて復習をした。そして、一人で地道にこなしていた。
一時間の指導を受けるために、一日働いて得るお金より高い金額を支払った。


そんな必死だからこそ私はうまくいくと思う。


安定、安全を望む若者が多いと言われる中、勇気を出して一歩踏み出し、海の外へ挑む若者達が周りにいる。

五年前のフリーターで何もなかった私をなぜだか応援してくれる大人達がいた。
今度は私が応援する番なのだ。
顔晴れ筑紫君！！


話を聴いていると血が騒ぐ！！