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人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

紡ぎキャンプ後編〜風呂に入るって大変だ!〜

2022年03月31日 | イベント
早朝から歌い出したカエルの大合唱で目が覚めた参加者たち。

「朝起きたらここがどこか分からずに一瞬パニックになった。雨音はいい音楽だった。」

「髪の毛が濡れていてびっくりした。雨の中のテント泊はいい経験になった」

と朝イチで話してくれる10代の少年たち。





「浜辺でヨガするのとここでたき火するのはどっちがいい?」

子どもや少年たちに自然に溶け込み、支援するのがとても上手な佐藤トレーナーと共に濡れた木で難易度の高くなったたき火を行い、大人たちはビーチヨガへ。本番インドで修行した講師の優しい指導で固まった身体もすっきり。コーヒーでまったり。







夜中にたくさん降り注いでくれた雨はすっかり上がり清々しい陽気。

「この道草は食べられますよ!食べると大根の味がしますよ!」

若い頃、日本をオートバイで巡り、自然と酒をこよなく愛する50代の参加者が色々と教えてくれます。







外にテーブルを出して五感を通して食べる朝食。
新鮮な野菜と卵かけご飯と味噌汁が最高に美味しくみんな自然と笑顔へ^ ^












umikazeキャンプ場スタッフの20代の青年たちに相談して、

「今日はドラム缶風呂をしよう!!」

と決定!!

まずはお風呂の水を沸かすために必要な木を探しに山へ行きます。

「やわらかい木は火つきはいいけど、すぐ燃えてなくなります。硬い木は火つきはよくないけど、長く燃え続けます」

適材適所で様々な知識を教えてくれる大人たち。

知識を実践することで知恵になる。

燃えやすい木

長持ちする木

それぞれを持ち帰り、

ノコギリで適切な大きさに切り分けて、

薪割り体験。


















キャンプ場スタッフのkosさんが少年たちに適切な方法を伝授。

そう簡単には割れてやらないよ!という木。

手が痛くなり、しんどくなりながらも、kosさんのアドバイスをもとに斧を振り下ろすこと十数回。

感情をあまり表に出さない少年が表現した喜びのガッツポーズ!

ドラム缶清掃はumikazeスタッフの武藤さんに甘えて、

参加者は自分達で拾って、切って、

割った薪をドラム缶風呂の下に焚べていきます。

「家だったら、ボタンを押すだけでお風呂にはいれるのに、一からやるとめちゃくちゃ大変なんですね。」

小高い丘の上から海を眺めながら入った

ドラム缶風呂はどうやら最高のようです笑





お腹ぺこぺこでシェフの幸せカレーをたらふく食べた後は、解散式で学びのシェア。

参加者感想を一部抜粋
◆どんな時も雨の中のテント泊よりは、マシだと思って生きていく。
◆災害が起きた時に学んだ技術や心を活かしたい。
◆自分の孫たちに徐々に話して、できたらこの体験をしてもらいたい。
◆人生なんとかなるし、必要な時に必要な人が現れる。
◆雨の中でのキャンプで、物の見方が変わりとても強くなれました。
◆限られた資源を上手に使うことを学んだので、無駄使いをしないように努力する。
◆自然の偉大さを感じることができたので、自分たちはその自然を活用したい。またその美しい自然を守っていきたい。
◆とっても楽しいひと時をありがとうございました。
◆どんな時も生き抜ける術にする。

様々な内容を実施して、
あっという間の27時間でした。

集った1人1人の方が、時には共に学び、教え合い、それぞれのペースやスタイルで楽しく時間を過ごされていて、初の企画でしたがなんとか開催でき、無事に終わることができて本当に良かったと心から思います。

世代を越えて参加してくださった方々、
あしなが地球人として応援してくれた方、
子を温かく送り出した親の方々、
様々な心遣いでサポートしてくださったumikazeキャンプの武藤さん・kosさん、
大人数の料理を想いを込めて作ってくださったシェフ、
参加者に寄り添い、適切な支援をしてくれた佐藤トレーナー、
自分は行けないけど未来を紡ぐ方にいい経験をして欲しいと各種支援してくださった方々

本当にありがとうございました🙏

「いい経験は、いい人生を創る」

また来年も開催できることを祈念して!

おしまい






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紡ぎキャンプ前編〜雨だからこそ〜

2022年03月31日 | イベント
2022年3月26.27日の紡ぎキャンプは、
4歳から74歳までとほぼ全ての世代が集まり、賑やかな開催となりました。

実施内容をまとめると、

○食べられる野草を探しながらのウォーキング
未開の山へ向けて約3kmの道のり。野草に詳しい方が色々と教えてくれて、道中に食べられる野草を探しながら行きました。よーく見ると食べられる草が結構生えているんですね!?
「おやつを忘れても野草で元気になれるね」

















○緊急時にも役立つ!?お手軽ロープワーク4選
最初のワークは、ロープの結び方。世代を超えて3人〜4人で1チームになり、私が2年間森の中で活動するのに重宝した結びを伝授。優しい大人たちが少年たちに教えを乞います。10歳の少年は、「サバイバルする時に役立つ!」とロープワークが一番楽しかったそう^ ^












○安全にできるゼロからのたき火
普通に生きているとなかなか体験することが少なくなったたき火。ロープを掴んで降った先にある小川で水を汲み、枯れ木を集めて組んでいき、メタルマッチで火をつける。
「なかなかうまくいかないのが味わい深くていいんだよ!!」
塔婆も薪(お坊さんも先祖代々の未開の山の活用に興味津々。今回参加した曾孫に塔婆を燃やされて役に立ち、あの世で喜んでいるとか。)にして食べた焼きマシュマロは絶品!らしいです。(私は食べ損ねて味が分からず、、、)




















○道なき道を進むサバイバルトレッキング
未開の山からキャンプ場まで道なき道を行くアトラクション。地面が滑りやすい細工があり、みんな本気モードで声を掛け合い、協力し合いました。そうして進んでいくと不思議な連帯感ができるものですね。最年少4歳の女の子は屈強な父親と共に、7歳の女の子は1人でずんずん進み、笑顔で踏破^ ^ 
「道がないから楽しいんだよ!!」






○テント設営
小高い丘の森の中にある隠れ家的なキャンプ場に着いて、各自がビビッときた場所にテント設営。全員が初めて1人でテントの中で寝る体験を予定。
直前の天気予報は雨予報。
にも関わらず日中は雨が降らずに、テント設営が終わった瞬間に降り出した大雨。夕食は室内のため、ほとんどの方が濡れずに1日のプログラムを遂行。(誰が眠っているか知らないけど、とりあえず来たらいくつかのお墓に手を合わせていたことがよかったのかもしれない)そして私のテントを見て少年たちは「こんなので寝るんですか?棺桶みたいですね。」と苦笑。。。








○シェフと大将の絶品お料理コラボレーション!
BBQ予定が雨天で変更になり、人数の多さと勝手が分からない状況に珍しく戸惑うシェフ。そんな時、15歳の少年が「手伝っていいですか?家が料理屋なんで。」とまさかの助っ人。手際のいい手捌きで大人たちもびっくり!!
まさかのコラボレーションで絶品料理の数々を堪能しました。雨のおかげ様で少年の卓越した能力が大人たちに知らされ笑顔が増えました。








○みんな変だよ!?ゴールド・マンクイズ
お腹いっぱいの後は、ゴールド・マンが登場。
有無を言わせずに「あなたは宇宙人です」という設定で様々なクイズという名の質問を実施。
Q. UFOに乗ってどこでも行けるとしたら、どこに行きたい?Q.ほんにゃくこんにゃくが使えるとしたら、どんな人と話したい?Q.テレパシーが使えるとしたら、何と会話してみたい?(例 動物、花、石など)Q地球に来て通った学校でクラスメイトから「あなたは変だよ」と言われてしまいました。どうしますか?Q.運良くクラスメイトと仲直りできました。みんなでどんなことをしたい?Q.そろそろ宇宙に帰る時がやってきました。地球に10年間やってきて良かったことは?Q.地球を旅立つ時になんと言って旅立つ?

クイズ終了後に少年たちから
「いつもあんな格好して、こんなことやってるんですか?」
「そうだよ!いつもこんなだよ!」
「なんと言っていいか分からないですが、、、なんだか楽しそうですね、、、」








○雨だからこそ!一回りタフになれるテント泊
「寝たい時に勝手に寝てね。」
「雨でテント内が濡れる可能性もあるから、いつでも室内に戻ってきていいから無理しないでね」
と優しく言うと、
「プライドにかけて一晩くらいは雨の中でもテント泊します。」
「眠いから寝ちゃえば大丈夫です。」
と10代前半の少年たち。
「ある意味、みんなタフになりたくてキャンプに来ている面もあるから、雨は有り難いね!何かあれば棺桶テントに声をかけてねー!」
「そっちの方が雨よりも怖いです、、、」




1日目参加者感想
◆道なき道を歩くのが楽しかった^ ^
◆ロープワークで知らない結び方を覚えた。
◆山登りで全員で協力してキャンプ場に辿り着いたこと。ロープワークの技術を身に付けることができた。
◆夕飯後に大人たちとお話しできて、面白くて奥が深い、自分と違う思考を聞けた。
◆幼児でも言葉の掛け方で動ける。
◆必要に応じた色々な結び方が発見できた。
◆野草を取りながら山に向かうのが楽しかった。
◆7歳の孫があんなにタフだとは思わなかった。一緒に時間を過ごして頼もしく思えた。
◆普段はすぐ「だっこー」にな4歳の娘があんなに歩くとはびっくりしました!1日でレベルが50くらい上がりました。

つづく
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