最上の自然

自分の見たものを自由気ままに紹介していきます。
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一歩先の季節へ

2011-04-16 09:15:49 | 日記
昨日(4/15)はとある人に誘われて、未だに雪が残る最上から、すでに春を迎えている鶴岡市へ行ってきました。

木を見るとまだ冬枯れのようにも見えますが、ブナは芽吹き、ハウチワカエデの花も咲き、オオカメノキが若葉を広げていて最上とは季節の進みがまるっきり違うことに驚かされます。それでも今年は10日ほど季節の進みが遅いとのこと。

ハウチワカエデ Acer japonicum

林床では新緑が覆い、至る所でキクザキイチゲやカタクリ、ミヤマカタバミが花を咲かせており春も本番を迎えていました。

カタクリ Erythronium japonicum

そして春といったら外せない昆虫も飛んでいました。それは、

…見えますか?真ん中左側ですが


ギフチョウ Luehdorfia japonica

そう!春の女神とも呼ばれるギフチョウです
ここではギフチョウの行動の観察をしながら、様々なことを教えてもらい非常に濃い時間を過ごさせて頂きました。

他にもキリガの仲間や※「カバキリガ」と教えていただきました。micromyuさん、akiさんありがとうございます


みんなが苦手な(私は好きですが)にょろにょろするやつなど。

ジムグリ Euprepiophis conspicillatus

このままぼーっと春の日差しの中でまどろむのも良かったのですが、午前中はこれでおしまい。
お昼にラーメンを食べて、午後はトンボ調査のために水中へ。
川を見てからわかっていたことなんですが、結論から言うと今の季節はダメ夏にリベンジを誓って川をあとに…。
モクズガニ子供?・スナヤツメ・ドジョウ・ツチフキ・カワニナ(貝殻)・マシジミ(貝殻)を見たくらいで散々な結果に

その後は河川敷で鶴岡のマイマイを探しましたが、ヨツボシ&アオゴミムシがワラワラと…。
四時過ぎに解散となりました。

解散後は折角鶴岡まで来たんだから寄っていったら?と言われた場所へ…。
到着が4時半過ぎ。閉館は5時。時間が無かったのでサラッとしか見れませんでしたが、寄ってきた場所は

プラネタリウムならぬクラネタリウムで有名な加茂水族館。

様々な、

クラゲたちが、

展示されていました。


最後に、今回誘ってくださった自然写真家のNさん。現地でお会いした昆虫写真家のTさん。楽しくて有意義な時間をどうもありがとうございました


カタクリとオオカメノキ。後ろに見えるのが自然写真家のNさん。