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ゲンゴロウ Cybister japonicus
2012年10月 新潟県
標本にするとくすんでしまうが、生きているときは黄色の縁取りが明るくてとっても綺麗。
亜硫酸ガスだと綺麗に残るようだが、変色の恐れもあると言うし、有毒なので使ったことはなし。クエン酸は持ってるのですが…。
先日の標本は酢酸エチル〆後にアセトンで脱脂したものです。
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幼虫。三齢幼虫は非常に大きく、多種との区別も容易。他の齢期では他種との区別は私には出来ません
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ゲンゴロウ類の幼虫は動くものによく反応し、共食いなども多く見られる。
しかも噛むと同時に消化液を注入するので、少し噛まれただけでも致命傷になると思われる。
この消化液は人にも強力で、噛まれて病院送りになった人もいるほど。
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生息環境その1
成虫・幼虫を確認。浅い池でガマなどが生える。ゲンゴロウ属の幼虫が非常に多く、重複含め3~40頭ほどは網に入った。
小さなものもいたので全てナミゲンかどうかはわからないが、良好な生息地だと思う。しかし20cmほどのニシキゴイを4頭確認。
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生息環境その2
成虫を確認。少し深めの池でジュンサイ、ヒツジグサ、イヌタヌキモ、ミズオオバコなど水草が豊富。
上を見てわかるように田んぼに囲まれたため池。クロゲンゴロウやガムシなどほかの大型種も見られた。
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生息環境その3
成虫を確認。水深は浅いが泥が深くよく潜る。サンショウモ、クワイなどが生えているが一面アオコ?に覆われている。
メダカが多数いたが、それ以上にアメリカザリガニが多くいてあまり良好とはいえない環境。分散個体を採集した可能性もある。