最上の自然

自分の見たものを自由気ままに紹介していきます。
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ホソアシナガバチ

2012-09-30 23:33:40 | その他昆虫

ホソアシナガバチ(ムモンホソアシナガバチ) Parapolybia indica
2012年9月 新潟県

沢登りをしているときに見つけたハチ。
独特な明るい体色からか結構目にする機会は多い。


近縁種にヒメホソアシナガバチという種類もいるが、顔面に黒い線が入ることから区別は容易。

巣は他のアシナガバチと違い、細長くなることが多い。

2011年8月 山形県

コハクチョウ&特大ハクチョウ

2012-09-29 23:34:28 | 鳥類

コハクチョウ&特大ハクチョウ
2012年8月 新潟県

真夏にハクチョウが残っていることにも驚いたが、それ以上に驚いたのが超大きなハクチョウがいたこと
設置期間はわかりませんが、夜間にライトアップされる噴水で、とても綺麗でした。

ホソクロマメゲンゴロウ

2012-09-27 23:41:33 | 水生昆虫

ホソクロマメゲンゴロウ Platambus optatus
2012年9月採集 新潟県産

湿地や水溜りに生息しているゲンゴロウの仲間。本州から九州まで生息しているが、近年北海道でも発見されている。
Platambus属は外見での区別が難しく、混生することも多いので、オスの交尾器で確認する必要があるので少しめんどい

画像の個体は幸いオスだったので交尾器で種類を確認。

交尾器(中央片)。先端が丸まる。

キイロヒラタガムシ

2012-09-24 23:45:28 | 水生昆虫

キイロヒラタガムシ Enochrus simulans
2012年9月採集 新潟県産

圃場整備された田んぼなどの環境があまりよろしくない場所からコウホネやミツガシワ、イヌタヌキモなどが生える水草豊富な池まで幅広く見られるガムシの仲間。
幅広い環境で見られるが、平地の田んぼ周辺に多いような気がする。

写真の個体はだいぶ黒いがキイロヒラタでいいのだろうか…?採集したときはキイロヒラタと思ったのだが小型のガムシ類はさっぱりです

交尾器。キイロヒラタも図鑑などで交尾器をみたことなし。よって正確なところは不明です。


採集環境。

この場所ではキベリヒラタガムシと完全に混生していて、他にはコガムシとヒメガムシが見られた。
アメリカザリガニが多かったが、ヌカエビもいたり、なぜかサワガニもいたりとよくわからない場所だった。

ニホンヤモリ

2012-09-23 23:18:57 | 爬虫類

ニホンヤモリ Gekko japonicus
2012年7月 新潟県

低山帯の外灯周辺で集まってくる虫を狙っていた個体。
種小名の「japonicus(ヤポニクス)」は日本のという意味があるが、ニホンヤモリ自体は史前帰化種の可能性が高い。
新潟県内では港などがある周辺で確認されていたようだが、今回確認したのは海からそこそこ離れた低山帯。
自力で分布を広げてきたのか?誰かが持ち込んだのか?わからないことだらけです


2個体いた。繁殖もしているのかどうか。
いままで夜間に採集に行くことが少なかったとはいえ、今年初めて確認した。

キベリヒラタガムシ

2012-09-20 23:26:19 | 水生昆虫

キベリヒラタガムシ Enochrus japonicus
2012年9月採集 新潟県産

暗い場所の湿地などに多く見られるといわれているガムシ。
似ている種類にオオヒラタガムシ[Enochrus haroldi]などがいるがこちらは明るい環境を好むとされている。

写真の個体は明るい池のほとりで採集した個体。いくつか採集し、交尾器を抜いたが、オオヒラタではなさそう

キベリヒラタの交尾器は見たこと無いのでこれも本当のところは???

色々な環境で採集はしてるが、どんな場所で採ってもみんな同種(キベリヒラタ)に見える…。

水無川

2012-09-19 08:31:27 | 日記
アカツヤドロムシのタイプ産地は新潟県の黒川村(現胎内市)と浦佐(現南魚沼市)の二ヶ所。
原記載には詳しい産地が出ていないが、黒川村は胎内川。浦佐は水無川ではないか?という話を聞いていた。

胎内川には行ったことがあるので、水無川にも行ってきた。


2012年9月 新潟県(水無川)

まさに水無川の名のとおり、まったく水が無かった
伏流なのかもしれないが、このような時はどのように採集したらいいのだろう???