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北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

札幌市厚別区自宅のシャチホコガ科採集目録①

2025年03月25日 | シャチホコガ科

札幌市厚別区にある自宅にて、2019年から自宅産蛾類目録を作成するために採集を行ってきました。
ライトトラップ ができる日はほぼ毎日行ってきましたが、それでもまだ追加種が多く採れるため回数が足りていないなと実感しております。
まとめるにあたり手をつけやすいシャチホコガ科から実験的に作成してみました。
北海道内では75種(諸説あり)のシャチホコガ科が記録されている中、現在自宅では39種採れています。
特筆すべき種類は特にありませんが、ムラサキシャチホコは自宅周辺で見たのは初めてとなりました。
gooブログの特性上文字数制限があるため2回に分けて同時にアップロードしておりますのでご了承ください。
今年もシーズンが始まります。今年もまだまだ追加種が期待されます!

Notodontidae シャチホコガ科
Pygaerinae ツマアカシャチホコ亜科
Clostera anachoreta (Denis & Schiffermüller, 1775) ツマアカシャチホコ
1♀, 21. Ⅷ. 2021
Clostera anastomosis (Linnaeus, 1758) セグロシャチホコ
1♀, 28. Ⅷ. 2023; 1♂, 9. Ⅸ. 2024
Micromelalopha troglodyta (Graeser, 1890) ヒナシャチホコ
1♂, 22. Ⅵ. 2022
Gonoclostera timoniorum (Bremer, 1861) クワゴモドキシャチホコ
1♂, 17. Ⅶ. 2020

Notodontinae ウチキシャチホコ亜科
 Dicranurini モクメシャチホコ族
Furcula bicuspis (Borkhausen, 1790) ホシナカグロモクメシャチホコ
1♂, 4. Ⅵ. 2024
Furcula furcula (Clerck, 1759) ナカグロモクメシャチホコ
1♀, 7. Ⅷ. 2024
Cerura erminea (Esper, 1783) オオモクメシャチホコ
1♀, 12. Ⅶ. 2022
Harpyia umbrosa (Staudinger, 1892) ギンシャチホコ
1♀, 30. Ⅵ. 2021
Gluphisia crenata (Esper, 1785) コフタオビシャチホコ
1♀, 8. Ⅴ. 2020
 Notodontini ウチキシャチホコ族
Ptilodon robusta (Matsumura, 1924) エグリシャチホコ
1♂, 2. Ⅷ. 2020; 1♂, 7. Ⅷ. 2024
Lophontosia cuculus (Staudinger, 1887) ウスヅマシャチホコ
1♀, 23. Ⅵ. 2021; 1♂, 16. Ⅵ. 2022
Odontosia sieversii (Ménétriès, 1856) シーベルスシャチホコ
1♀, 15. Ⅳ. 2024
Leucodonta bicoloria (Denis & Schiffermüller, 1775) モンキシロシャチホコ
1♂, 25. Ⅵ. 2022
Ptilophora nohirae (Matsumura, 1920) クシヒゲシャチホコ
1♀, 12. Ⅺ. 2021
Zaranga permagna (Butler, 1881) アオバシャチホコ
1♀, 9. Ⅷ. 2020
Spatalia dives Oberthür, 1884 ギンモンシャチホコ
1♀, 6. Ⅶ. 2022
Spatalia doerriesi Graeser, 1888 ウスイロギンモンシャチホコ
1♂, 24. Ⅵ. 2021; 1♂, 6. Ⅶ. 2022
Ellida viridimixta (Bremer, 1861) シロテンシャチホコ
1♀, 9. Ⅶ. 2020
Hupodonta lignea Matsumura, 1919 スジモクメシャチホコ
1♀, 27. Ⅷ. 2020
Notodonta albicosta (Matsumura, 1920) マエジロシャチホコ
1♂, 9. Ⅶ. 2019; 1♀, 20. Ⅶ. 2022
Notodonta dembowskii Oberthür, 1879 ウチキシャチホコ
1♀, 6. Ⅶ. 2022; 1♂, 7. Ⅶ. 2024
Notodonta torva (Hübner, 1803) トビマダラシャチホコ
1♂, 29. Ⅴ. 2020
 Stauropini シャチホコガ族
Uropyia meticulodina (Oberthür, 1884) ムラサキシャチホコ
1♂, 29. Ⅵ. 2024
Cnethodonta grisescens Staudinger, 1887 バイバラシロシャチホコ
1♂, 18. Ⅶ. 2021; 1♂, 6. Ⅵ. 2024
Stauropus fagi (Linnaeus, 1758) シャチホコガ
1♂, 6. Ⅶ. 2022

②につづく
コメント (2)
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札幌市厚別区自宅のシャチホコガ科採集目録②

2025年03月25日 | シャチホコガ科
札幌市厚別区自宅のシャチホコガ科採集目録➀の続きです。

Heterocampinae トビモンシャチホコ亜科
 Phalerini ツマキシャチホコ族
Phalera flavescens (Bremer & Grey, 1853) モンクロシャチホコ
1♂, 4. Ⅶ. 2020; 1♀, 11. Ⅶ. 2022
Fentonia ocypete (Bremer, 1861) ホソバシャチホコ
1♂, 10. Ⅶ. 2022; 1♀, 23. Ⅶ. 2022
 Pydnini キシャチホコ族
Mimopydna pallida (Butler, 1877) ウスキシャチホコ
1ex, 23. Ⅵ. 2023
 Heterocampini トビモンシャチホコ族
Pheosiopsis cinerea (Butler, 1879) スズキシャチホコ
1♂, 5. Ⅷ. 2022; 1♀, 26. Ⅷ. 2021
Epodonta lineata (Oberthür, 1880) ヤスジシャチホコ
1♀, 4. Ⅸ. 2019
Shaka atrovittatus (Bremer, 1861) クビワシャチホコ
1♀, 21. Ⅶ. 2021; 1♂, 3. Ⅵ. 2024; 1♂, 7. Ⅶ. 2024
Semidonta biloba (Oberthür, 1880) カエデシャチホコ
1♀, 13. Ⅶ. 2020
Pterostoma gigantinum Staudinger, 1892 オオエグリシャチホコ
1♀, 2. Ⅷ. 2019; 1♀, 7. Ⅶ. 2022
Togepteryx velutina (Oberthür, 1880) タテスジシャチホコ
1♂, 29. Ⅵ. 2021
Peridea oberthueri (Staudinger, 1892) ルリモンシャチホコ
1♀, 19. Ⅶ. 2022
Peridea lativitta (Wileman, 1911) アカネシャチホコ
1♂, 19. Ⅶ. 2022
Microphalera grisea Butler, 1885 ハイイロシャチホコ
1♂, 11. Ⅷ. 2020
Euhampsonia cristata (Butler, 1877) セダカシャチホコ
1♂, 21. Ⅵ. 2019
Euhampsonia splendida (Oberthür, 1880) アオセダカシャチホコ
1♀, 24. Ⅶ. 2020
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2025.2.15 恵庭市都市公園で鳥見

2025年03月20日 | 冬の散策日記
恵庭市の都市公園で今月も野鳥観察をしました(2025.2.15)。


やけに大人びたお顔のコガモ



ヒドリガモ
いつも当たり前の様に美しいのは日々のケアのたまものですね。
5分以上ケアをしていました。






おもちゃの様なカルガモ



キンクロハジロ
ここで7羽は個人的に過去最多です。


キンクロハジロ
気になるならはっきり見てもよさそうだけど薄目で見る意味は何でしょうか?



カササギ
5羽。さらに見切れた位置にもう1羽いました。
そして遠くで別個体の鳴き声。
この公園結構います。






ふくらスズメは冬服って感じですね。


2025.2.15 12:13〜13:45 恵庭市都市公園
晴れ、弱風 iPhone気温13:00 2℃
ヒヨドリ、アカゲラ2、ハシブトガラ、シジュウカラ、ヤマガラ、ツグミ30群、カササギ、ダイサギ1、カルガモ、マガモ、コガモ、ヒドリガモ、アメリカヒドリ1、キンクロハジロ2♂5♀
中心池は氷無し。
カササギは一度に6羽以上確認。さらに遠くで鳴き声が聞こえたのでさらに数は多い様です。
一部の川べりでフユユスリカの仲間が多かった。
ナナカマドはほとんど残っていた。
ヒガラ・ヤマガラの囀りが聞こえた。
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2025.1.5 都市公園野鳥観察

2025年03月11日 | 冬の散策日記
恵庭市の都市公園で野鳥観察をしました(2025.1.5)。
ここ数年そこまで通うことはなかったが、自宅から30分くらいのところにあるこの公園も14年目です。


今回の公園の中心池は半分凍っていてカモたちが少なかった。


そんな中アメリカヒドリっぽい個体が2羽いました。


アメリカヒドリ


キンクロハジロ


川の流れている細長い公園ですが今回はカモ達が分散していた。
下流に向かって少し進んで行きます。


ポイント➀ コガモ
元々この位置ではたまにコガモを見ますがいない時の方が多いです。



ポイント➁ カルガモ
この位置でカモを見るのは珍しいです。



ポイント➂ ダイサギ
カモではないですが公園名物ダイサギが意外な場所にいました。ここでは初です。
よそ見していて途中まで気がつかなく、何故か少し気まずく感じた。


ドアップ撮影をさせてもらいました。



ポイント④ コガモ

2025.1.5 11:53〜13:00 恵庭市都市公園
トビ1上空、アカゲラ1♂、ヒヨドリ、カササギ、ハシブトガラ、シジュウカラ、ヒガラ、スズメ、ハシボソガラス、コガモ少、マガモ少、ヒドリガト多、アメリカヒドリ?2、オナガガモ
池の半分が凍っていた。
カモに餌やりをしている人がいた。
厚別のナナカマド通り、恵庭の街路樹のナナカマド、公園のナナカマドいずれも手付かず。
ヒガラがニオイヒバの種を沢山食べているのを5分ほど観察した。
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2024.5.5 大樹町 ムラサキウスモンヤガ ネムロウスモンヤガ

2025年02月27日 | 春のライトトラップ・外灯回り・糖蜜
GW遠征第二弾3日目は大樹町の湿地でムラサキウスモンヤガのメスを狙う(2024.5.5)。
曇りで暖かく、辺りを薄い霧が覆う。

19:05 ライト点灯!


19:16 ネムロウスモンヤガ Cerastis rubricosa (Denis & Schiffermüller, 1775) 1頭飛来
本種は2頭のみ飛来でやはり擦れている。



19:24 ムラサキウスモンヤガ Cerastis leucographa (Denis & Schiffermüller, 1775)1♀頭飛来
本種は計6か7頭飛来しました↓
20:03 ムラサキウスモンヤガ1♂頭飛来するもロスト
21:54 ムラサキウスモンヤガ1頭飛来
22:06 ムラサキウスモンヤガ1頭飛来
22:09 ムラサキウスモンヤガ2頭飛来
22:24 ムラサキウスモンヤガ1頭飛来


ヨモギキリガ Orthosia ella (Butler, 1878)
草原があるのでよく飛んでくる。



シロヘリキリガ Orthosia limbata (Butler, 1879)
道内では局地的分布の少し得難い種。



アトジロキリガ Dioszeghyana mirabilis (Sugi, 1955)
カシワがあるので本種も飛んできた。



ウスベニキリガ Orthosia cedermarki (Bryk, 1949)
湿地だから本種も飛んできた。
しかし昨日も湿地だったけど、あそこでは採れたことがないな。


他にマツキリガ Panolis japonica Draudt, 1935 までも飛来しました。
簡単に得られないような中堅どころがポンポン飛んでくるも擦れ気味。
ホザキシモツケの群落も近いのでシベチャキリガも生息していたらなお嬉しい。
いつかもっと早い時期に訪れてみようかなと思う。



クロシタコバネナミシャク Trichopteryx misera (Butler, 1879)



スジシロキヨトウ Mythimna striata (Leech, 1900)
霧がかっていたためか道内で記録が少ない(僕は60頭以上は見ている)偶産蛾も採れた。
他にも移動性の強いとされるオオバコヤガ、ソトシロオビナミシャクがよく飛来した。
GWでも条件さえ整えば偶産蛾が採れるということが分かった。
さらに越冬成功組または北上個体と思われるタマナヤガも7頭採れた。



チャマダラマルハキバガ? Agonopterix hypericella (Hübner, 1776)
標準図鑑はⅢのみ持っていないのでよくわかりません。


23:39 燃料切れ消灯

・2024.5.5 19:05〜23:39 大樹町 ライト
曇り 弱風 薄い霧
19:31 気温10.1℃ 湿度51.0%
23:22 気温9.7℃ 湿度75.0%
23:40 気温9.1℃ 湿度76.0%
ハンノキリガ2、シロクビキリガ1、マツキリガ1擦れ、キンイロキリガ1、ミヤマカバキリガ、ブナキリガ、カバキリガ、アオヤマキリガ、クロミミキリガ、チャイロキリガ、カシワキリガ、シロヘリキリガ2ウスベニキリガ1擦れ、アトジロキリガ2スジシロキヨトウ1タマナヤガ7♂(状態の良い個体有り)、オオバコヤガ、ネムロウスモンヤガ2擦れ、ムラサキウスモンヤガ6、マユミトガリバ多、ホシボシトガリバ1、ウスバキエダシャク、シロテンエダシャク、ルリモンエダシャク、ウスジロエダシャク、ニッコウエダシャク、ヒゲマダラエダシャク1、シロフフユエダシャク1、ムラサキエダシャク1、シタコバネナミシャク、チャオビコバネナミシャク、クロシタコバネナミシャク普、クロオビシロナミシャク、マダラコバネナミシャク、ウスベニスジナミシャク、ナカモンキナミシャク、モンキキナミシャク、マエモンハイイロナミシャク、カバナミシャクの一種、ソトシロオビナミシャク4、アカハラゴマダラヒトリ1、コブガの一種、ヒラタマルハキバガの一種、ハマキガ科の一種
終始霧掛かっていた。
霧の影響か移動性の強いとされるスジシロキヨトウ、タマナヤガ、オオバコヤガ、ソトシロオビナミシャクが飛来した。オオバコヤガは他の蛾の飛来が止まった遅い時間までよく飛来した。タマナヤガは今まで春に見てきた個体はすべて状態の悪い個体だったが、今回は2頭非常に状態の良い個体が得られた。タマナヤガは越冬組みも混じっていた可能性があるが、南方系のスジシロキヨトウが得られたこともあり本種も北上個体が混じっている可能性があります。
局地的分布のキリガが数種類一度に採れたが擦れていた。ネムロウスモンヤガも擦れていたことから4月20日辺りに一度訪れたいなと感じた。
ホザキシモツケが周囲に多かったがシベチャキリガが得られなかったのも気になる。


GW遠征はこれにて終了。
次は今年の恵庭の都市公演で野鳥観察をしたときの記事をアップします^ ^
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