最上の自然

自分の見たものを自由気ままに紹介していきます。
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探索(2011/3/27) その2

2011-03-31 10:10:18 | 市内探索
引き続き、長岡市での探索です。
昨日の場所に行く前に寄った場所だったのですが、順番が逆になってしまいました



ここは2005年にナベブタムシを採集したところ。
ここには現状の確認のために来たのですが…、


ナベブタムシ Aphelocheirus vittatus

10分かからずに採集。昔採集したところはもっと上流だったのですが、写真の看板が見えるあたりで採集できました。
川底は綺麗な砂ではなく、少しドロっぽい感じ。一緒に多くのダビドサナエのヤゴが出てきました。


幼虫も様々な令期のものが採集できて満足。(右は成虫)


しかし、ヒメドロムシ類は採れず。
過去にはムナビロツヤドロムシ(ドロムシ科)を採集していて、何もいないということは無いと思うので、ここも今後に期待ですね!

探索(2011/3/27)

2011-03-30 13:39:31 | 市内探索
最近少し記事が適当になってしまっていましたすみません。
今回の場所は先日帰った故郷の長岡市です。

というわけで、土曜日に新潟県の「胎内昆虫の家」に行き、日曜日に「長岡市立科学博物館」に行ってきたのですが、折角なので採集にも行ってきました
オサ掘りなどでも良かったのですが、今年から母が地元のヒメドロムシは任せろ!との事なので、下見も兼ねて川へ…。





護岸されてはいるが、底に砂が溜まり、ナベブタムシでもいるかもね~、なんて話していたのですが(この場所の前にいくつか周ってます)最終的にナベブタムシは採集できず…。

以下採集品、

ムナビロツヤドロムシ Elmomorphus brevicornis

ドロムシ科。最上では採集していないが、長岡での個体数は多い。が、今回は1頭だけ。
夏季に多くなる種類だが、早春からも採集でき、過去にも3月末に採集している。


ミゾツヤドロムシ Zaitzevia revalis

ヒメドロムシ科。普通種だが、時期的なものか1頭のみ採集。
夏季から秋季にかけて個体数はグッっと増える。


ツヤヒメドロムシ Optioservus nitidus

ヒメドロムシ科。これも普通種。これだけは複数採集できた。
赤い紋が特徴的な種類だが、越冬後なのか表面にゴミがついているものが多く、一瞬別種かと思ったものもあったが、全部同種でした


ヤゴでニホンカワトンボ・オニヤンマ・サナエの一種など。
他はヘビトンボ・各種カゲロウ・カワゲラ・トビケラなどでした。
ここは今後の季節に期待ですね!

ジムグリ

2011-03-25 19:18:18 | 爬虫類

ジムグリ Euprepiophis conspicillatus
2006,5,21 新潟県長岡市

滅多に噛む事が無い、非常におとなしいヘビ。
通常はもっと目立たない様な灰色がかった褐色だが、幼いときは鮮やかな色彩をしている。
写真のものは50cmくらいの個体。

暗がりにいる本種は非常に目立たなく、特に逃げもしないので登山道で踏んで気がつくこともしばしば…
ちなみに最上ではまだ未見。目立たない種類ですから見落としてる可能性も高いですけどね。

シマヘビ

2011-03-24 10:06:58 | 爬虫類

シマヘビ(通常型) Elaphe quadrivirgata
2006,6,27 新潟県長岡市

各地で見ることが出来るヘビの普通種。
通常の個体は「縞蛇」の名の通り、綺麗に縞模様が入っている。



シマヘビ(白帯型?)
2009,7,31 北海道網走市

特徴である縞模様が消えかけて白っぽい模様が入る個体。
写真のものはちょっと中途半端な感じ若干アオダイショウに似てるかも。



シマヘビ(白化型)
2007,5,14 北海道網走市

帯がほとんど消えかけている個体。
所謂「白蛇」はアルビノのことを指すのだが、この個体はアルビノではなく、ただ色が薄いだけ。



シマヘビ(黒化型?)
2010,5,22 山形県最上郡

写真の個体は中途半端な黒化型。網走にいたときは完全な黒化型も何度か見たが、みんな逃げ足が異常に速く、写真を撮る事ができなかった

ニホンカナヘビ

2011-03-23 08:59:18 | 爬虫類

ニホンカナヘビ Takydromus tachydromoides
2006,5,12 新潟県長岡市

本土でよく見られるもう一種のトカゲ。
北海道から九州まで広く分布していて、民家の周辺でもよく見られる種類。
トカゲというとほとんどの人がカナヘビのほうを思い浮かべるんじゃないだろうか?

ニホントカゲ

2011-03-22 09:31:13 | 爬虫類

ニホントカゲ Plestiodon japonicus
2010,6,25 山形県最上郡

本土で主に見られる2種のトカゲのうちの一種。
幼体ではブルーの綺麗な体をしているが、成体になると褐色に変化する。

初めてニホントカゲを見たのは小学校低学年の頃、新潟県の三川駅でだったと思う。
当時は図鑑の中の生き物でしかなかったものが歩いていたので飛びついたが、見事に尻尾を切られて逃げられた記憶がある

被災地の現状

2011-03-21 11:34:57 | 日記





この度の「東北関東大震災」で被災した方に何か出来ることをしよう!
ということで、物資の提供と炊き出しを行ってきました。
炊き出しは避難所になっている仙台市若林区の「連坊小路小学校」と「六郷小学校」で行いました。

現地ではガソリンなどの燃料、日用品が非常に不足しているようで、スタンドではポリタンクを持った人と車の長蛇の列。
他の店でも開店前から沢山の人が並んでいた。


私が住んでいるところでもガソリンが非常に不足しているし、個人で現地に行くのは迷惑になることも多いので、個人的にできることは非常に少ないが、出来ることからということで地震発生から電灯と暖房はほとんど使用していない。
特に東日本の方は少しでも節電するようにしましょう。いやな考えかもしれませんが、電気料金の節約もなりますから



オオイヌノフグリ Veronica persica
2011,3,19 宮城県仙台市若林区

避難所の片隅で咲いていた春の花。現地の人はおそらく気に留めることすらできないのだろう。
少しでも早く復興をして、この小さいけれども可憐な花を見つけられるような余裕が出来ることを願っています。