ベニヒカゲ 2014-08-27 09:31:08 | チョウ ベニヒカゲ Erebia neriene 2014年8月 新潟県 本州では概ね1500m以上の亜高山帯で見ることが出来る高山蝶の仲間。 コヒオドシやキベリタテハのように北海道では低地でも見ることが出来るので、高山蝶と認めない人も多い。 日光浴中の個体も多かったが、吸蜜個体が多く、イワショウブやエゾリンドウ、アザミの仲間などで吸蜜していた。 網に止まったり、リュックに止まるものも多かったが、網が濡れていて、メッシュだったので採集はせずに写真だけ。
オオチャバネセセリ 2014-08-22 08:32:45 | チョウ オオチャバネセセリ Polytremis pellucida 2014年8月 新潟県 比較的大型のセセリチョウの仲間 かつてはどこにでもいて、個体数も多い普通種だったようだが、近年は全国的にもかなり減少しているらしい。 図鑑類などには林の周辺の草地などに生息するなどと書いてあるが、自分が見つけるのは専ら湿性草原で、水生昆虫を探しているときに見つけることも多い。 この写真もモウセンゴケなどがある湿地の脇にて撮影。
アサギマダラ 2014-08-21 11:45:07 | チョウ アサギマダラ Parantica sita 2014年8月 新潟県 高原などで見ることが多いマダラチョウの仲間。 長距離を移動することで有名なチョウで、2000km以上の移動が確認された個体も居るらしい。
ヤマムツボシタマムシ 2014-08-18 19:31:19 | タマムシ ヤマムツボシタマムシ Chrysobothris igai 2014年7月採集 新潟県産 これもムツボシタマムシ属。 本種は針葉樹に集まる種類で、ホストはモミ、アカマツなど。 この個体はカラマツの土場に飛来したものを採集。 前胸腹板突起。ムツボシタマムシに似ているが、真ん中の突出は弱い。 自分が採集したことがあるムツボシタマムシ属はこれで全部。 文献をきちんと調べたことがないので正確なことはいえないが、新潟県内にはおそらくあと2種は生息していそうなので、今後の目標にしていきたい。
アムールムツボシタマムシ 2014-08-17 21:55:08 | タマムシ アムールムツボシタマムシ Chrysobothris amurensis ohmomoi 2014年6月採集 新潟県産 本種も六つの星があるムツボシタマムシの仲間。 ムツボシタマムシの仲間はパッと見よく似ていて(慣れればたいして似てないが…)、本種もはじめ採った時は普通のムツボシかと思っていた 某タマムシ大図鑑によればムツボシタマムシは★の最も普通。しかし本種は★★★★★の稀。そんなこともあってまさか自分が採集するとは思ってなかった。 ホストはコハウチワカエデ、ダケカンバとされるが、この個体は雪で折れたと思われるウリハダカエデにて採集した。 採集したウリハダカエデ。採る前にアムールとわかっていたらきっと緊張して逃がしていたと思う。 前胸腹板突起。ムツボシタマムシと違い、三叉部分の左右の突出は弱い。 前回のムツボシタマムシと違い、なぜかうまく撮れなかった…。 前回まとめて撮影したほうがよかったと反省。
ムツボシタマムシ 2014-08-12 12:43:48 | タマムシ ムツボシタマムシ Chrysobothris succedanea 2014年6月採集 新潟県産 鞘翅に六つの星があるタマムシの仲間。ムツボシタマムシ属。 ムツボシタマムシ属は日本に10種生息しているが、本種はその中でもっとも普通とされる種類。 各種広葉樹に集まり、今まで確認したものはナラ、ケヤキ、クワ、ヤナギなど。針葉樹にも来るというが見たこと無い。 前胸腹板突起。近縁のアムールムツボシタマムシとはこの形状が区別点になる。
シラフヒゲナガカミキリ 2014-08-07 08:26:22 | カミキリムシ シラフヒゲナガカミキリ Monochamus nitens 2014年8月 新潟県 オオシラビソなど針葉樹をホストをしているカミキリムシ。 標高が高いところにいるため、生息地はそこそこ限られるが、生息地での個体数は多い。 写真のものはオオシラビソ衰弱木にいたペア。
ミヤマカラスアゲハ 2014-08-06 23:46:52 | チョウ ミヤマカラスアゲハ Papilio maackii 2014年7月 新潟県 林道を走っていると、濡れた場所で吸水中の本種をよく見る。