最上の自然

自分の見たものを自由気ままに紹介していきます。
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オオミスミソウ

2018-03-28 09:17:54 | 植物



オオミスミソウ Hepatica nobilis var. japonica f. magna
2018年3月 新潟県

完全に春が訪れた新潟県。雪が多かったので春は遅いかと思っていたが、最近の異常な高温が続くおかげで(せいで?)例年よりも早い春の訪れとなった。
ギフチョウも飛んだようです。(最速は24日)モンシロチョウも確認しました。(27日)

写真のオオミスミソウは、ショウジョウバカマやカタクリなどとともに春を代表する花で、その中でも真っ先に咲く。
色彩の変異も多いらしく、赤・青・白などがあり、赤系が人気があるらしい。雪割草とも呼ばれ、観賞用にも非常に人気が高い花。
人気のために盗掘が非常に多く、そもそも花自体があまり見られないが、多いところでも白っぽいものしか残っていないところも多いらしい。


ここは今まで見た中で最大の群落だったが、付近も含め、赤系のものは見られなかった。

新潟県のオオキノコムシ科採集リスト

2018-03-22 12:39:46 | 新潟県の昆虫リスト
新潟県でいままで採集したオオキノコムシ科のリスト。
あくまで私が採集したことがあるというリストで、文献などは未確認。
随時更新していきたいと思いますが、写真を撮ったもののみ載せるので、長ーい目で見てください

種名は基本的に原色日本甲虫図鑑による。


ズグロホソオオキノコ Dacne zonaria

ズグロホソオオキノコ

2018-03-22 12:36:20 | 標本

ズグロホソオオキノコ Dacne zonaria
2017年5月採集 新潟県産


分布:北海道、本州、四国、九州
県内:上越×、中越○、下越×、佐渡×、粟島×
体長:3mm前後

低山帯に多いオオキノコムシの仲間。
あまり見たことがないと思っていたが、意識して探すといっぱいいた採集のレベルが知れますね(汗

本種の属するDacne属(ホソガタオオキノコムシ属)はいくつかの種類がいるが、名前の通り多少細長い。
頭部・胸部・脚部(腿節・脛節)は黒色で鞘翅の斑紋はやや湾曲する。

チビアオゴミムシ

2018-03-20 23:29:59 | 標本

チビアオゴミムシ Eochlaenius suvorovi
2017年5月 新潟県産


分布:本州
県内:上越×、中越○、下越×、佐渡×、粟島×
体長:8.7-9.2mm

河川敷や低湿地に生息するゴミムシ。
平地の比較的大きな河川の河川敷や大きな湿地帯に生息し、特に渡良瀬遊水地が有名…。
というのが私の中での認識だったが、コイツを採ったのは普通の低山帯の普通の谷。染み出し水があり、湿気ってはいたのだが
しかもメクラチビゴミムシを探索中に一抱えある岩の下から出てきたから驚いた。

似ている種類は特になし、かな。普通のアオゴミムシと比べるとだいぶ小さい。