最上の自然

自分の見たものを自由気ままに紹介していきます。
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オオクチキムシ

2019-04-24 23:03:33 | その他甲虫



オオクチキムシ Allecula fuliginosa
2019年3月 新潟県

各種の朽ち木に普通に見られる。
この時は宙に浮いた腕くらいの太さの朽ち木樹皮下から多数が出てきた。

オオハンミョウモドキ

2019-04-23 00:50:56 | 標本

オオハンミョウモドキ Elaphrus japonicus
2019年4月採集 新潟県産


分布:本州
県内:上越×、中越○、下越×、佐渡×、粟島×
体長:8mm前後

湿地に生息するゴミムシ。
しばしば高地の湿原に…と書かれるが、新潟(きっと日本海側の生息地のほとんど)では低山帯から生息し、ひどいところだと標高100m以下でも採れるところがある。
中越地方でしか探していないので採集したのは中越地方だけだが、県内には広く生息しているはず。
代表的なミズバショウが生える湿地はもちろん、休耕田、沢の脇、染み出し水、池のふち、雪が残りやすい場所の脇などなど結構色んな環境で見られる。

ハンミョウモドキの仲間はいくつかいるが、みんな似ている。
ヒメ(北海道)、コ(北海道、本州)は一回り小さく、エゾ(北海道)は緑がかる。
ワタラセ(本州)が一番似ているが、黒っぽくエリトラの青い紋が小さい?ような気がするがよくわからない
ワタラセは渡良瀬遊水地が一番の有名産地だが、青森にもいるらしいので、もしかしたら県内にもいるかもしれない。

タンゴヒラタゴミムシ

2019-04-08 22:49:40 | 標本

タンゴヒラタゴミムシ
2019年3月採集 新潟県産


分布:北海道、本州、四国、九州
県内:上越×、中越○、下越○、佐渡×、粟島×
体長:7-9mm

河川敷に多く生息しているゴミムシ。
活動期に採集したことがないので、生活史などはよくわからない。
冬季の朽ち木崩しや土盛り堀などで採集できる。

似ている種類はいなさそう。

ナカグロキバネクビナガゴミムシ

2019-04-07 23:21:21 | 標本

ナカグロキバネクビナガゴミムシ Odacantha puziloi
2019年4月採集 新潟県


分布:北海道、本州
県内:上越×、中越○、下越×、佐渡×、粟島×
体長:6-7mm

湿地などの水辺環境に生息するゴミムシ。
水生昆虫のついでに採れることが多く、草の踏み付けで浮いてくる。

チャバネクビナガゴミムシと似ているが、体型が細長く、より透明感のある色彩をしている。