最上の自然

自分の見たものを自由気ままに紹介していきます。
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ヤマアカガエル

2016-03-21 23:34:53 | 両生類

ヤマアカガエル
2016年3月 新潟県

今がまさに繁殖期。水溜りや水の入っている田んぼなどで卵かよく見つかります。
鳴きながら追いかけっこをしているところも見られたが、不用意に近づくとピタッと止まるのであまり観察できなかった。

ヒオドシチョウ

2016-03-18 23:35:51 | チョウ

ヒオドシチョウ
2016年3月 新潟県

最近は隙あらば外へという感じなので、ブログを更新する暇がなかった
と、いいわけ

外に出ているのは本当で、最近はあっちで打ちのめされ、あっちで打ちひしがれという感じ。いいとこなしです。

写真は本日撮影。付近ではスジボソヤマキ、キタキチョウ、ルリタテハも確認。
越冬明けの飛び回ってるゴミムシや歩き回っているハネカクシなども確認しているので、越冬採集もあと少し。春が来ますね

フタキボシゾウムシ

2016-03-07 21:25:38 | 標本

フタキボシゾウムシ
2015年3月採集 新潟県産


分布:北海道、本州、四国、九州
県内:上越×、中越○、下越×、佐渡×、粟島×
体長:8-10mm(吻を除く)

河川敷に多いゾウムシの仲間。
ヤナギをホストにしていて、よく枝にくっついている。
冬季はヤナギの根元の土から複数掘り出したことがある。

似ている種類は特になし。鞘羽の「へ」の字模様が特徴だがこの個体はちょっと途切れている
典型的な個体はこちらなど。

ケゴモクムシ

2016-03-06 21:23:07 | 標本

ケゴモクムシ Harpalus vicarius
2013年3月採集 新潟県産


分布:北海道、本州、四国、九州
県内:上越×、中越○、下越×、佐渡×、粟島×
体長:15-18mm

主に平地に生息しているゴミムシ。
ベイトトラップに落ちる他、灯火にも飛んでくる。
冬季は倒木表面に付いた泥の中から採集したことがある。

大型のゴモクムシ。
鞘羽は点刻と毛に覆われる、前胸背板は全体に点刻がある、後角は鈍く丸いなどの点から本種と同定した。

アカアシマルガタゴモクムシ

2016-03-05 22:22:53 | 標本

アカアシマルガタゴモクムシ
2014年4月採集 新潟県産


分布:北海道、本州、四国、九州
県内:上越×、中越○、下越×、佐渡×、粟島×
体長:6.5-8mm

主に平地に生息しているゴミムシ。
ベイトトラップに落ちる他、石の下などでも見られる。
冬季は河川敷の拳大の石の下から複数出てきたことがある。

似ている種類は特になし。と、書きたいのだが半分絵合わせ
四角い前胸背板、やや角ばる後角、間室が点刻されないなどから本種とした。

ケウスゴモクムシ

2016-03-03 21:13:03 | オサムシ・ゴミムシ

ケウスゴモクムシ Harpalus griseus
2014年4月採集 新潟県産


分布:北海道、本州、四国、九州、南西諸島
県内:上越×、中越○、下越×、佐渡×、粟島×
体長:9-12.5mm

主に平地に生息しているゴミムシ。
ベイトトラップに落ちる他、灯火にも飛んでくる。

ゴモクムシの仲間は似ている種類が多い。
図鑑に検索表がないので、大雑把に絵合わせをして、解説文を読んで同定しているが、いかんせん標本が少ないのでまだまだ自信がない。今後はめんどくさがらずに採らねば。

本種はヒメケゴモクムシ[H. jureceki]に似ているが、頭楯の剛毛が両端に1本ずつとののことで区別できる。ヒメケゴモクは両側の剛毛の間にも1から6本の剛毛がある。


赤丸部分が頭楯の剛毛。青丸部分にも毛があるが、そこは上唇。

メダカアトキリゴミムシ

2016-03-02 23:17:05 | オサムシ・ゴミムシ

メダカアトキリゴミムシ 
2014年7月採集 新潟県産


分布:北海道、本州、四国、九州、南西諸島
県内:上越×、中越○、下越×、佐渡×、粟島×
体長:9-9.5mm

樹上性のゴミムシ。
各種広葉樹の樹上から採集される他、粗朶などでも見られるらしい。
私は灯火で採集したのみ。

特に似ている種類は無さそう。
前胸背板と鞘羽に怪我は得ているのが特徴的。