最上の自然

自分の見たものを自由気ままに紹介していきます。
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ドウイロミズギワゴミムシ

2017-02-11 22:07:55 | 標本

ドウイロミズギワゴミムシ Bembidion stenoderum
2016年5月採集 新潟県産


分布:北海道、本州、四国、九州
県内:上越×、中越○、下越×、佐渡×、粟島×
体長:5mm

河川敷の砂地や泥の部分を走り回っているゴミムシ。
ちょこまかとすばやく走り回り、近づくと飛ぶのでなかなか採集が難しい…。

鞘羽に四角い模様が四つあるのが特徴。
似ているものにはエゾドウイロミズギワゴミムシ[B. conicolle]がいるが、北海道の特産種で、本種とは違い中々の美麗種。

ツノボソキノコゴミムシダマシ

2017-02-07 23:01:44 | 標本

ツノボソキノコゴミムシダマシ Platydema recticornis
2016年6月採集 新潟県産


分布:本州、四国、九州
県内:上越×、中越○、下越×、佐渡×、粟島×
体長:4-5.2mm

低地から低山帯のキノコに集まるゴミムシダマシ。
ヒトクチタケに入っていることが多い。

Platydema属には似た種が多いが、本種は光沢が弱く、上翅条溝が深く間室の盛り上がりが顕著などの点で区別できる。
♂には二本の角があるが、♀では膨らむだけで角はない。


左♂ 右♀

カシルリオトシブミ

2017-02-06 21:57:49 | 標本

カシルリオトシブミ Euops splendidus
2016年5月採集 新潟県産


分布:本州、四国、九州
県内:上越○、中越○、下越○、佐渡×、粟島×
体長:3.5-4mm

平地~低山帯に生息する小型のオトシブミ。
ホストは名前の通りカシ類だが、新潟県内ではそもそもカシ類が少ないので、コナラとイタドリで見つけることがほとんど。

Euops属はいくつか居るが、本種はツートンカラーになることで容易に区別できる。
綺麗な種類だが、この属では最普通種

ヤノシギゾウムシ

2017-02-05 22:56:10 | 標本

ヤノシギゾウムシ Curculio yanoi
2016年5月採集 新潟県産


分布:本州、四国、九州
県内:上越×、中越○、下越×、佐渡×、粟島×
体長:3.5-4mm

平地~低山帯に生息する小型のシギゾウムシ。
ホストはエノキ。
図鑑には少ない種と書かれているが、昨年は海岸沿いと低山帯の2ヶ所のエノキで複数採集した。

小型のシギゾウムシは何種か居るが、前腿節の歯が目立つこと、鞘翅会合部の翅端部1/3が黒色刺毛で覆われるなどで区別できる。

ムネアカナガタマムシ

2017-02-02 21:48:04 | 標本

ムネアカナガタマムシ Agrilus imitans
2016年6月採集 新潟県産


分布:北海道、本州、四国、九州
県内:上越×、中越○、下越×、佐渡×、粟島×
体長:7-11mm

平地~低山帯に生息するナガタマムシ。
ホストは主にエノキ。他にエゾエノキ、ケヤキ、ハルニレ。
南方に多い種で、県内では海岸付近のエノキで採集した。

中型のナガタマムシで前胸背が赤くなるものは何種か居るが、頭部が黒いこと、翅端が尖らないことなどで区別が可能。

新潟県のヒラタドロムシ科採集リスト

2017-02-02 20:42:27 | 新潟県の昆虫リスト
新潟県でいままで採集したヒラタドロムシ科のリスト。
あくまで私が採集したことがあるというリストで、文献などは未確認。
随時更新していきたいと思いますが、写真を撮ったもののみ載せるので、長ーい目で見てください

種名は基本的に原色日本甲虫図鑑による。


キタマルヒラタドロムシ Eubrianax brunneicornis

新潟県のコメツキムシ科採集リスト

2017-02-02 20:36:12 | 新潟県の昆虫リスト
新潟県でいままで採集したコメツキムシ科のリスト。
あくまで私が採集したことがあるというリストで、文献などは未確認。
随時更新していきたいと思いますが、写真を撮ったもののみ載せるので、長ーい目で見てください

種名は基本的に原色日本甲虫図鑑による。


スナサビキコリ Meristhus niponensis