触角の変異に続いて、今回は鞘翅の顆粒の変異を少し。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/31/b4bb049df1fcfece673e24a5576cedbd.jpg)
これは前回の触角の変異で使った写真。
県内のものは概ねこのような顆粒のものが多いと思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/3d/4f1154340afa6142d4842668c3a1c2d8.jpg)
この個体は手持ちで一番顆粒が荒いものと細かいもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/fe/1a5a7fe2c5f0b71587f10563951a6231.jpg)
並べてみると違いは一目瞭然。数も大きさも全然違う。
一般的に北に行くほど顆粒は荒くなると言われているが、荒いものが多く出現する個体群もあるらしい。
他にも佐渡の亜種、サドコブヤハズも荒めということで有名。
ただ、あくまでも傾向なので、同じ場所でも荒いものと細かいものが出現することはある。
ちなみに上のものも同一の場所のもの。下越地方での採集品。