最上の自然

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新潟県のカミキリ採集リスト2014

2014-09-30 12:00:02 | カミキリムシ
今年はなぜかカミキリ熱が再熱しているので、確認のためにもモチベーションを上げるためにも採集リストをつけようと思う。
リストは今年(2014年)採集したもので、種名などは「日本産カミキリムシ」をベースに、亜種(サドコブとか)も1種としてカウント。
随時更新して行きたいと思います。

・ホソカミキリ Distenia gracilis gracilis
・ウスバカミキリ Megopis sinica sinica
・ノコギリカミキリ Prionus insularis insularis
・ケブカヒラタカミキリ Nothorhina punctata
・サビカミキリ Arhopalus coreanus
・ツシマムナクボカミキリ Cephalallus unicolor
・オオマルクビヒラタカミキリ Asemum striatum
・ハイイロハナカミキリ Rhagium japinicum
・フタコブルリハナカミキリ Stenocorus caeruleipennis
・モモグロハナカミキリ Toxotinus reinii
・テツイロハナカミキリ Encyclops olivacea
・クモマハナカミキリ Evodinus borealis
・カラカネハナカミキリ Gaurotes doris
・キバネニセハムシハナカミキリ Lemula decipiens
・ヒナルリハナカミキリ Dinoptera minuta
・ハクサンシラネヒメハナカミキリ Pidonia obscurior hakusana
・ホソガタヒメハナカミキリ Pidonia semiobscura
・ナガバヒメハナカミキリ Pidonia signifera
・オオバヤシヒメハナカミキリ Pidonia limbaticollis ohbayashii
・フトエリマキヒメハナカミキリ Pidonia himehana
・ヤマヒメハナカミキリ Pidonia modesta
・ブービエヒメハナカミキリ Pidonia bouvieri
・アサマヒメハナカミキリ Pidonia takechii
・オオヒメハナカミキリ Pidonia grallatrix
・マツシタヒメハナカミキリ Pidonia matsushitai
・ハクバヒメハナカミキリ Pidonia pallidicolor
・チャイロヒメハナカミキリ Pidonia aegrota aegrota
・サドチャイロヒメハナカミキリ Pidonia telephia
・フタオビヒメハナカミキリ Pidonia puziloi
・ニセフタオビヒメハナカミキリ Pidonia testacea
・オヤマヒメハナカミキリ Pidonia oyamae
・ミワヒメハナカミキリ Pidonia miwai
・ムネアカヨコモンヒメハナカミキリ Pidonia masakii
・ヨコモンヒメハナカミキリ Pidonia insturata
・キタセスジヒメハナカミキリ Pidonia amentata kurosawai
・サドセスジヒメハナカミキリ Pidonia sadoensis
・チビハナカミキリ Alosterna chalybeella
・チャボハナカミキリ Pseudalosterna misella
・ミヤマルリハナカミキリ Kanekoa azumensis
・ミヤマクロハナカミキリ Anoploderomorpha excavata
・ルリハナカミキリ Anoploderomorpha cyanea
・キヌツヤハナカミキリ Corennys sericata
・ヤマトキモンハナカミキリ Judolia japonica
・マルガタハナカミキリ Pachytodes cometes
・ツヤケシハナカミキリ Anastrangalia scotodes
・アカハナカミキリ Aredolpona succedanea
・ブチヒゲハナカミキリ Stictoleptura variicornis
・クロハナカミキリ Leptura aethiops
・ムネアカクロハナカミキリ Leptura dimorpha
・ヤツボシハナカミキリ Leptura mimica
・ツマグロハナカミキリ Leptura modicenotata
・ヨツスジハナカミキリ Leptura ochraceofasciata ochraceofasciata
・ヤマトヨツスジハナカミキリ Leptura subtilis
・ハネビロハナカミキリ Leptura latipennis
・カタキハナカミキリ Pedostrangalia femoralis
・フタスジハナカミキリ Nakanea vicaria
・クロオオハナカミキリ Macroleptura thoracica
・ヒゲジロハナカミキリ Japanostrangalia dentatipennis
・ホンドアオバホソハナカミキリ Strangalomorpha tenuis aenescens
・ニョウホウホソハナカミキリ Parastrangalis lesnei
・タテジマホソハナカミキリ Parastrangalis shikokensis
・ニンフホソハナカミキリ Parastrangalis nymphula
・ミヤマホソハナカミキリ Idiostrangalia contracta
・ハコネホソハナカミキリ Idiostrangalia hakonensis
・オオホソコバネカミキリ Necydalis solida
・ミヤマカミキリ Massicus raddei
・キマダラミヤマカミキリ Aeolesthes chrysothrix chrysothrix
・トビイロカミキリ Allotraeus sphaerioninus
・サドチビアメイロカミキリ Obrium obscuripenne
・スネケブカヒロコバネカミキリ Merionoeda hirsuta
・ホタルカミキリ Dere thoracica
・トラフホソバネカミキリ Thranius variegatus variegatus
・ヘリグロベニカミキリ Purpuricenus spectabilis
・ベニカミキリ Purpuricenus temminckii
・オオアオカミキリ Chloridolum thaliodes
・ミドリカミキリ Chloridolum viride
・アオカミキリ Schwarzerium quadricollis
・ヒメスギカミキリ Callidiellum rufipenne
・ビャクシンカミキリ Semanotus bifasciatus
・スギカミキリ Semanotus japonicus
・チャイロホソヒラタカミキリ Phymatodes testaceus
・ヨツボシチビヒラタカミキリ Phymatodes quadrimaculatus
・シロオビチビヒラタカミキリ Phymatodes albicinctus
・トラフカミキリ Xylotrechus chinensis chinensis
・クビアカトラカミキリ Xylotrechus rufilius
・ニイジマトラカミキリ Xylotrechus emaciatus
・ウスイロトラカミキリ Xylotrechus cuneipennis
・ツマキトラカミキリ Xylotrechus clarinus
・ムネマダラトラカミキリ Xylotrechus grayii grayii
・キスジトラカミキリ Cyrtoclytus caproides caproides
・シラケトラカミキリ Clytus melaenus
・キンケトラカミキリ Clytus auripilis
・クリストフコトラカミキリ Plagionotus christophi
・ヨコヤマトラカミキリ Epiclytus yokoyamai
・エグリトラカミキリ Chlorophorus japonicus
・クロトラカミキリ Chlorophorus diadema inhirsutus
・フタオビミドリトラカミキリ Chlorophorus muscosus
・トウキョウトラカミキリ Chlorophorus yedoensis
・ホソトラカミキリ Rhaphuma xenisca
・ヒメクロトラカミキリ Rhaphuma diminuta diminuta
・カンボウトラカミキリ Rhabdoclytus acutivittis ubscriptus
・キイロトラカミキリ Grammographus notabilis notabilis
・トゲヒゲトラカミキリ Demonax transilis
・シロトラカミキリ Paraclytus excultus
・スギノアカネトラカミキリ Anaglyptus subfasciatus
・トガリバアカネトラカミキリ Anaglyptus niponensis
・マツシタトラカミキリ Anaglyptus matsushitai
・シロオビゴマフカミキリ Falsomesosella gracilior
・ゴマフカミキリ Mesosa japonica
・カタシロゴマフカミキリ Mesosa hirsuta hirsuta
・マダラゴマフカミキリ Mesosa poecila
・ナガゴマフカミキリ Mesosa longipennis
・シナノクロフカミキリ Asaperda agapanthina
・キクスイモドキカミキリ Asaperda rufipes
・ヒシカミキリ Microlera ptinoides
・クリチビカミキリ Sybra kuri
・シロオビチビカミキリ Sybra subfasciata subfasciata
・ドウボソカミキリ Pseudocalamobius japonica
・ニイジマチビカミキリ Egesina bifasciana bifasciana
・ヒメナガサビカミキリ Pterolophia leiopodina
・マルモンサビカミキリ Pterolophia angusta
・アトジロサビカミキリ Pterolophia zonata
・クリサビカミキリ Pterolophia castaneivora
・エゾサビカミキリ Pterolophia tsurugiana
・トガリシロオビサビカミキリ Pterolophia caudata
・アトモンサビカミキリ Pterolophia granulata
・ナカジロサビカミキリ Pterolophia jugosa jugosa
・クワサビカミキリ Mesosalla simiola
・タコサビカミキリ Mesosalla kumei
・ホンドアカガネカミキリ Plectrura metallica yoshihiroi
・コブヤハズカミキリ Mesechthistatus binodosus binodosus
・サドコブヤハズカミキリ Mesechthistatus binodosus insularis
・チュウブマヤサンコブヤハズカミキリ Mesechthistatus furciferus meridionalis
・イタヤカミキリ Mecynippus pubicornis
・ヒゲナガカミキリ Monochamus grandis
・シラフヒゲナガカミキリ Monochamus nitens
・ヒメヒゲナガカミキリ Monochamus subfasciatus subfasciatus
・ゴマダラカミキリ Anoplophora malasiaca
・センノキカミキリ Acalolepta luxuriosa luxuriosa
・ビロウドカミキリ Acalolepta fraudatrix fraudatrix
・ニセビロウドカミキリ Acalolepta sejuncta sejuncta
・ヤハズカミキリ Uraecha bimaculata bimaculata
・ゴマフキマダラカミキリ Annamanum griseolum
・キボシカミキリ Psacothea hilaris hilaris
・チャボヒゲナガカミキリ Xenicotela pardalina
・クリイロシラホシカミキリ Nanohammus rufescens
・クワカミキリ Apriona japonica
・シロスジカミキリ Batocera lineolata
・ヒトオビアラゲカミキリ Rhopaloscelis unifasciatus
・フタモンアラゲカミキリ Rhopaloscelis maculatus
・フタオビアラゲカミキリ Arhopaloscelis bifasciatus
・ジュウジクロカミキリ Clytosemia pulchra
・ミヤマチビコブカミキリ Miccolamia glabricula glabricula
・サドミヤマチビコブカミキリ Miccolamia glabricula sadoensis
・クリイロチビケブカカミキリ Terinaea atrofusca
・ドイカミキリ Mimectatina divaricata divaricata
・ネジロカミキリ Pogonocherus seminiveus
・ゴイシモモブトカミキリ Callapoecus guttatus
・エゾトゲムネカミキリ Oplosia suvorovi
・ゴマダラモモブトカミキリ Leiopus stillatus
・トゲバカミキリ Rondibilis saperdina
・キッコウモンケシカミキリ Exocentrus testudineus
・ブナケシカミキリ Exocentrus sp.
・ガロアケシカミキリ Exocentrus galloisi
・アトモンマルケシカミキリ Exocentrus lineatus
・クモガタケシカミキリ Exocentrus fasciolatus
・シラオビゴマフケシカミキリ Exocentrus guttulatus
・ケシカミキリ Sciades tonsus
・トホシカミキリ Saperda alberti
・シナカミキリ Eutetrapha sedecimpunctata
・ヤツメカミキリ Eutetrapha ocelota
・ハンノアオカミキリ Eutetrapha chrysochloris chrysochloris
・フチグロヤツボシカミキリ Pareutetrapha eximia
・ニセシラホシカミキリ Pareutetrapha simulans
・キモンカミキリ Menesia sulphurata
・オニグルミノキモンカミキリ Menesia flavotecta
・ジュウニキボシカミキリ Paramenesia theaphia
・シラホシカミキリ Glenea relicta relicta
・シラホシキクスイカミキリ Eumecocera gleneoides
・セミスジニセリンゴカミキリ Eumecocera trivittata
・クロニセリンゴカミキリ Eumecocera unicolor
・チチブニセリンゴカミキリ Niponostenostola niponensis niponensis
・ヨツキボシカミキリ Epiglenea comes comes
・ヘリグロリンゴカミキリ Nupserha marginella
・ムネグロリンゴカミキリ Nupserha sericans
・ヒメリンゴカミキリ Oberea hebescens
・ソボリンゴカミキリ Oberea sobosana
・ホソツツリンゴカミキリ Oberea nigriventris

2014年9月30日現在 188種類


赤字は前回からの追加種。目標の185種は無事に達成!
前回(9/23)から2種類増えましたが、これは標本整理中に見つけたものです。
ハコネホソハナはニンフとタテジマに混じっていて、ソボリンゴは採集時にヒメリンゴと思ってそのまま調べていませんでした。
まだまだ勉強不足ですね

チュウブマヤサンコブヤハズカミキリ

2014-09-24 17:00:26 | カミキリムシ

チュウブマヤサンコブヤハズカミキリ Mesechthistatus furciferus meridionalis
2014年9月採集 新潟県産(左♂ 右♀)

県内に生息するコブヤハズカミキリの仲間2種類の内の1つ。
本種は県西部に分布していて、中部以北にはただのコブヤハズカミキリが生息している。
基本的にこの2種は別の場所に生息しているが、分布境界の辺りでは同所的に生息していることもある。
そのような場所ではしばしば雑種が出るとのことだが、そのことついてはあまり詳しくないのでまたいつか…???

写真のものは分布境界のものではなく、純粋なマヤサンと思われる産地のもの。

乱舞

2014-09-11 20:34:19 | チョウ

2014年7月 新潟県

今年はとにかくコイツに散々な目にあわされた
マイマイガかカシワマイマイか、あるいは両種か…。

ただ数が多いだけならまだしも、肌が弱いので鱗粉でかぶれる、何処にでもすぐ卵を産み付けるのでシーツは破棄、車にも産み付けるので擦って落とさないといけない、他に飛んできた虫が探せないなどいいことが何も無い。
今年は各地で大発生で特に北海道ではもっとすごいとか。いつになったら落ち着くのだろう。

ハンノアオカミキリ

2014-09-10 18:57:49 | カミキリムシ

ハンノアオカミキリ Eutetrapha chrysochloris chrysochloris
2014年7月 新潟県

広葉樹の土場に産卵に来た個体。
全国的に普通種だと思うが、地元では見ることが出来ず、初めて下越地方で採ったときは感動した。
そして、毒ビンに入れっぱなしにしたため、赤黒く変色し、非常にガッカリしたのを覚えている。

成虫は土場のほかに、ハルニレやオオバボダイジュなどの生葉に集まる。

クモガタヒョウモン

2014-09-09 16:29:24 | チョウ

クモガタヒョウモン Nephargynnis anadyomene
2014年6月 新潟県

国内では広く見られるヒョウモンチョウの仲間。
発生はヒョウモンチョウの中では早く、5月末には発生を始める。
しかし、7月頃には夏眠に入り、綺麗な個体が見られる期間は意外と短い。
個体数も他のヒョウモンと比べて多くはないので、まとめてみることもあまりない。


この場所では運よく発生期に当たったのか、ツルマンネングサ(帰化植物)で吸蜜する本種が複数見られた。

ヤマオダマキ

2014-09-08 15:01:32 | 植物

ヤマオダマキ Aquilegia buergeriana
2014年6月 新潟県

北海道から九州まで生育しているキンポウゲ科の多年草。
とある林道の脇で小さな群落を形成していた。


5枚ある紫色のガク片は綺麗な☆形になる。


ガク片の後ろの伸びた部分(距)が内側に曲がるものは変種オオヤマオダマキ[var. oxysepala]と呼ばれることもあるらしい。

ビャクシンカミキリ

2014-09-01 19:27:44 | カミキリムシ

ビャクシンカミキリ Semanotus bifasciatus
2014年4月 新潟県

春先に出現し、スギに集まるカミキリムシ。
県内では昔は珍品だったようだが、新鮮なスギの伐採木さえあれば普通に採れる事がわかった。


地元で採集されるのはほとんどが1枚目のような個体だが、稀に上半分が黒化する物が見られる。
この場所では100以上は見た気がするが、このような個体は3個体のみで出現率は著しく低い。

↑のものが黒化型と思っていたが、鞘翅全体が黒くなるものも出るそうなのでいつかは見つけたい!