月の夜汽車

2024-06-13 03:15:00 | フォーク&ニュー・ミュージック
美空ひばり


天童よしみ


岡林信康


いつも二人で 遊んだ小川
月の光に 照らされて
消えてゆきます 夜汽車の窓で
ひとり見つめて ゆく私
ああ月の光を ひきずりながら
長い汽笛が むせび泣く

いくら遠くへ 逃れてみても
消えぬ痛みと 知りながら
ひとり夜汽車で 出てゆく私
どこへ行きましょ 夜の風
ああ月の光を ひきずりながら
長い汽笛が むせび泣く

空ゆく鳥も 野に咲く花も
いつか姿を 消すものと
回り舞台か 夜汽車の窓よ
抱いてゆきます あなたを胸に
ああ月の光を ひきずりながら
長い汽笛が むせび泣く





この曲「月の夜汽車(つきのよぎしゃ)」は、美空ひばりさんのシングルで、1975年9月1日に日本コロムビアから発売されています。

A面『月の夜汽車』とB面『風の流れに』は共に岡林信康作詞・作曲の作品であり、岡林が同年12月16日に中野サンプラザで開いた約4年半ぶりとなる

単独コンサートでは、リサイタル終盤にひばりさんが客席から飛び入り参加して1曲まるごと歌ったとか。

岡林がレコーディングに立ち会った際、ひばりは譜面ではなく歌詞の紙に矢印を書き込んでいました。

岡林が「どうして」と尋ねると、ひばりは恥ずかしげに「楽譜が読めないから、こうして読んでるの」と返した。

岡林が「僕も楽譜を読めないんだ」と言ったところ、ひばりは「ウソー!私と一緒ね」と笑顔になった、そんなエピソードも。

それにしてもタイトルの「月の夜汽車」、素晴らしいタイトルですねぇ。

さすが、岡林さん。






















































































































































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