歩道橋の上で

2024-05-27 05:42:18 | 吉田拓郎
吉田拓郎



車の音があふれる街に
君の弾んだ声が届く
「蛍が綺麗見せてあげたい
指の先に止まっているの」
ぼくは携帯、耳に押しあて
君の笑顔を思い浮かべてる
ヘッドライトが流れる街の
人が行き交う、歩道橋の上で

奥入瀬のそば、蔦沼あたり
夜の森から声が届く
「それから沼にね、星がうつってる
まるで星の雫みたい」
僕は目を閉じ、耳をすまして
星降る空を思い浮かべてる
水面に写り、きらめく星の
人が行き交う、歩道橋の上で
歩道橋の上で

秋ににぎあう木造りの宿
君は一人で、くつろいでいる
「俳句読む人、寂しがりやね
だってこんなに嬉しいものまる」
彼女らしいと微笑みながら
君のことばにうなずいている
来年あたり、出かけてみよう
人が行き交う、歩道橋の上で
人が行き交う、歩道橋の上で
 歩道橋の上で





作詞家岡本おさみさんが40年ほど前に新婚旅行で泊った青森県の蔦温泉での思い出を書いたのが「旅の宿」、そのパート2が「歩道橋の上で」です。

歌詞に出てくる「奥入瀬のそば、蔦沼あたり」 「木造りの宿」それがこの蔦温泉旅館。



 
「旅の宿」も好きでしたけれど「歩道橋の上で」を聴いた時、初めて聴いた感じがしなかったのはそのせいかも知れません。








































































































































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