舟木一夫
肩にやさしく 手をおいて
見上げる夜の オリオン星座
こんなにひろい 街だけど
歩いているのは 二人だけ
ああ 東京は恋する
恋する街よ
花の香りか 黒髪か
より添う胸に 夜風も甘い
いつかはきっと しあわせが
くるよといえば うなずいて
ああ 東京は恋する
恋する街よ
ふたりの夢を あたたかに
ネオンがつつむ ターミナル
手をふる別れ つらいけど
明日もここで また逢える
ああ 東京は恋する
恋する街よ
見上げる夜の オリオン星座
こんなにひろい 街だけど
歩いているのは 二人だけ
ああ 東京は恋する
恋する街よ
花の香りか 黒髪か
より添う胸に 夜風も甘い
いつかはきっと しあわせが
くるよといえば うなずいて
ああ 東京は恋する
恋する街よ
ふたりの夢を あたたかに
ネオンがつつむ ターミナル
手をふる別れ つらいけど
明日もここで また逢える
ああ 東京は恋する
恋する街よ
「東京は恋する」、・・・「東京ラプソディ」の昔から、昭和歌謡はいつだって東京は恋の都。(笑)
1964年東京オリンピックから5カ月後の発売で、東京を擬人化して、東京自身が恋するかのように見立てています。
ところで、マスターが注目したいのは、歌詞に「オリオン星座」という星の名前が入っていることです。
農耕社会的・伝統的な「月」に代って、遊牧民的・都会的な「星」が頻繁に歌われるようになったのは、このオリンピック前後からですが、
1964年東京オリンピックから5カ月後の発売で、東京を擬人化して、東京自身が恋するかのように見立てています。
ところで、マスターが注目したいのは、歌詞に「オリオン星座」という星の名前が入っていることです。
農耕社会的・伝統的な「月」に代って、遊牧民的・都会的な「星」が頻繁に歌われるようになったのは、このオリンピック前後からですが、
星の名前が登場するのは殆どありません。
あれだけ「星」を歌った西郷輝彦さんでさえ、星の名前を登場させたのは一度もないのです。(笑)
もっとも、冬の星座として知られる「オリオン」が何故この春先発売の曲に入っているのかは疑問ですが。(笑)
あれだけ「星」を歌った西郷輝彦さんでさえ、星の名前を登場させたのは一度もないのです。(笑)
もっとも、冬の星座として知られる「オリオン」が何故この春先発売の曲に入っているのかは疑問ですが。(笑)