赤い灯台 小柳ルミ子
吉田拓郎
カモメ群がる 防波堤の先には
胴長太っちょの 赤灯台
波しぶき浴びて あなたと走れば
カモメが一度に 飛び立つよ
見ているつもりが 見られている様で
とてもとても 恥ずかしいんです
知人町の 開けっ放しの玄関で
耳の遠い おばあさん
幾年月も おんなじ所で
遠い霧笛を 聞いてきた
潮のかおりに 洗われた顔が
とてもとても 優しいんです
カメラを向ける 私は旅人
カメラにむかって おばあさん
しわの深い 顔でにっこり
とても懐かしく 笑うんです
とても懐かしく 笑うんです
お二人さん喧嘩しても 時が経てば
時が経てば 楽しくなるよ
見ているつもりが 見られている様で
とてもとても 恥ずかしいんです
お二人さん喧嘩しても 時が経てば
時が経てば 楽しくなるよ
見ているつもりが 見られている様で
とてもとても 恥ずかしいんです
1974年6月10日にリリースされた、小柳ルミ子さん12枚目のシングル「ひとり囃子-"祇園祭より"-」の片面(両A面)曲で、釧路埼灯台を歌っています。
この曲は吉田拓郎さんもセルフカバーしており、7枚目のアルバム「ぷらいべーと」に収録されていました。