2016年 2月 28日 (日)
昨日オランダのニュースで今年は四年に一度の閏年で2月が1日長いからそれによる損得の具合を分かったような分からないような計算の仕方で見せていた。 一年が1日長いのだから結局個人がそれにかかる1日の費用を1800円ほどとはじき出していた。 世間では月額計算というものがあり、それならこの1日はいわばボーナスのようなもので月契約なら一日分が得なのだが使用量などによって計算されるものがあるのだから、それは例えば電気代とか水道、ガス代金なのだがそれらに関しては一年間でこの1日分はきっちり徴収される。 月契約のものとはどんなものなのだろうか。 ニュースでは電話代、インターネット、テレビの料金のことを言っていたけれど本当なのだろうか。 新聞代もそうかもしれない。多少の「得」はあっても所詮はボーナスのようなもの、基本の例えば食費などについては実際にかかるのだからそれが1800円ぐらいに相当するとしたらどうだろうか。 朝昼晩と喰って飲む、それが1800円だとすると分からなくもない。 そうするとあとの分は大して変わらないということなのだろうか。 何だか分かったような分からないようなものだ。
閏というのは「余分な」という意味らしい。 一年余分、ということなのか、余分のある年ということなのかと言葉だけでは読み取れそうだが経験上2月が普通は28日のところが今年は一日余分で29日まであるのだという。 曜日はぐるぐると滞りなくつかえることもなく周り巡るから定年の自分には日の概念も薄れがちではあるけれど曜日だけがしっかりしていて、そうなると閏っても閏わなくともこちらには何の影響もなく実際、大の月、小の月を「西向く侍」として忘れることはないけれど閏というものがありそれが何月かというと2月か4月か自信がない。 今の時期2月だというから分かるけれどこれがあと半年経ってみると曖昧になっているに違いない。 それでも日頃大切なことがあると手帳に控えていてもう40年ほどそんなことを続けていてあれはいつだったかと思い起こすのに役立っている。 そんな手帳でも毎年の2月は28日であったり今年のように29日であったりするけれどその年年には特に閏年だからというようなことも書かれてはおらずそのまま受け取っているから2月が28日か29日か曖昧になっているのかもしれず何ならカレンダーに2月が28日か29日と書かれているからそうなのかと思うだけであって頭の中には大の月と小の月があって大の月は31日、小の月は30日とだけしか刷り込まれていないかのように思う。 年老いてぼやけて来たからそうなったのだとも思うけれど若い時でも2月ははっきり28日、29日だと確信していた記憶はない。 ただ単にその時に知らされたことに従っていたのではないかと思う。
2月が28日か29日かそんなことには斟酌しないけれど腕時計の日付を調整しなくてはいけない。 旧式のアナログの腕時計だから毎月放っておけば31日まで行く。 小の月には30から1に調整しなくてはいけないのだから今月もそれと同じで特別なことはない。 パソコンのモニターの隅に出ているクロックは閏年もディジタルのプログラムに含まれているから自動的に閏う。 29日に生まれた者は4年に1度しか誕生日が来ないのだろうし正式な年齢はどうなるのだろうか。 普通の人間の4分の1の年齢だと面白おかしく言うことが出来るけれど実際的ではない。 選挙権、自動車運転免許の年齢などちゃんと同年に生まれたものと同じにしなければ不都合ができてくるだろう。 実際閏年でないと年には2月28日の翌日は3月1日で、それを29日は通過していると見做せば加齢しているわけだから問題はないはずだ。 駅を通過する列車で4本に1本しか停車しないとしても4本通過するのを見ているのだから4と数えるのが妥当だという理屈なのかもしれない。