この2日ほど暖かい日が続きマフラーを巻かずとも外を自転車で走れる今、そんな陽気につられて町を余分に自転車でぶらぶらしていると冬時間に戻った午後3時の光に炙られてか木々の色づいた塊が頭上に見えたのでこれは今日の一枚とカメラに収めた。
このような光は肉眼が一番いいのは経験済みであるけれどなんとかこの色を残したい、再現したいという欲望にはなかなか勝てなくて粗末な簡便デジタル・カメラに収め、家でコンピューターで処理してもその光芒はまたも再現できず、それも写真技術のことを言うと40年前に比べると格段であるのは確かながら網膜に束の間残った像を求めてないものねだりをしていることを自覚する。
それにしても昨日は雨は降らなかったものの曇り空、そんな中で観る木々の色と今、晩秋に入った光のなかで映える木々の色を比べると印象の違いはただ一点、光のありがたさを今更ながら感じる次第だ。