暇つぶし日記

思いつくままに記してみよう

青紫蘇が育ってきた

2018年06月16日 10時11分09秒 | 日常

 

もう何年も日本に帰省するたびに青紫蘇の種を買ってきていた。 けれども生来のものぐさからそれを撒くこともせずそのままだったのが今年初めて家人が植木鉢に撒いて発芽させていた。 もうそんなに日本に行き来することもなくなり、行く度にスーパーで大葉を二袋ほど買ってきては縁の色が変わりかけていたものを除いて刻み、炊き立ての白米に振りかけていたものが、もうそんなことをするまでもなくこれからは潤沢に使えるようになるほどに育ってきている。

普通の紫の紫蘇も撒いて鉢に芽が出かけていた。 もう20年ほど使っていた庭の水まき用ピストルがまだ使えるのに古くなったというのでそれを捨てて家人は新しいものを買ってきていた。 それをホースにつけて試したら如雨露のように細かく広がる散水ができず、ただ一筋の水がほとばしるだけだった。 仕方がないので距離を置き出来るだけ左右に振り上方に向けて庭に水を撒いた。 そうすると紫蘇の芽がその圧力に耐えられず水浸しの中で全滅した。 これが夕食の口論の元となり、デリケートさがない、デリカシーは問題ではなくまだ使えるものを捨てて使えない誤った部品を買ってきたものが悪い、というような言葉の応酬になり頑固な歳よりはどちらも譲らない。 けれどその後我々の口論を聞いていたのかどうかしらないけれど青紫蘇のほうはすくすくと伸びて今食卓に上る用意をしている。