暇つぶし日記

思いつくままに記してみよう

ジャスミンが一杯咲いていた

2018年06月13日 00時28分04秒 | 日常

 

うちの近所の生垣のそばを歩いていて頭の上の方に白くもやもやした塊がのしかかるようにあるので見上げるとジャスミンの花がこんもりと盛り上がって咲いていた。 大層な勢いだ。 これがジャスミンだと分かったのは家にもどってネットで調べたからで、もしその時いい匂いがしていればジャスミンだと分かっていたのかもしれない。 もうだいぶ前に誰かからどこかでこの白い花がジャスミンだと教えられていたからだ。 けれどそのときは普通に眼の高さ以下のところで疎らに咲いていたものを指さしてジャスミンだと聞いたので、今ここのように頭の上から圧倒するような勢いの咲き方ではなかった。 ただ花のかたちは覚えていた。 そしてここにはジャスミンだというならそれにふさわしい香りがあってもいいものが全くそんな気配はなかった。 それにこの辺りにいい匂いがしていても果たしてそれがジャスミンの匂いだと分かったかどうかさえ確かではない。 このように自分の記憶、知識といっても曖昧で怪しいものだ。

ネットで調べていてこれが茉莉花(マツリカ・アラビアジャスミン)と分かったのだがこの漢字で思い出したのは1979年に中国を旅行した時にどこでも茉莉花茶・ジャスミンティーを飲んだことだしこの名前を冠した酒、リキュールも口にして土産にも買っていた筈だ。 ジャスミンティーは何年かに一度は口にしているのだが香りは覚えているようなはっきりしないようなものなので道を歩いている時に見た圧倒的な白い花の塊からはこんなことも思いもつかなかった。 それを思い出させてくれるような濃い芳香が漂っていればよかったのだが、、、、。 幾らジャスミンだといっても場所や種類にもよって香りが出るものと出ないものもあるのだろうか。 寒冷の北ヨーロッパにはもともと芳香の濃い植物などあまりない。 強いていえば栗や樫などの開花期には辺り一面に匂いが立ち込めるのだがあれは芳香とは言わないだろう。 どちらかというと、、、、、、。