暇つぶし日記

思いつくままに記してみよう

またまた花火が打ちあがる町のお祭り

2007年10月04日 11時52分58秒 | 日常
細かな雨が混じる10月3日の祭りだった。

一日の終わりは町の中心辺りで打ち上げられる花火の催しがあるのだが今年は小雨模様で空には湿り気が満ちて空気の透明度が低く、なんとなく花火に精彩がなかった。

窓から覗くと他の年には教会や工場のシルエットのかなり上空に大きな光の輪が描かれるのだが今年はなぜだか高くまであがらない。

花火を上げる場所はこの町を取り囲む星型の堀の東門が建っているところで小型の観光船や運河を巡って荷物を運ぶ細長い運搬船の舫う水辺である。 

もう7年前、2000年は日蘭友好400年にあたりこの祭りでも日本から本物の神輿を担ぎ手何人かとともに空輸で招き昼間の行列で私もその神輿の前で大団扇を振って掛け声をかけながら旧市街の廻り沿道4kmほどを数万人が取り囲む中、この町に住む日本人30人ほどと遠来の珍しいものを市民に披露した。 祭りの済んだ夜にこの打ち上げの花火大会があり法被に草履の衣装から三つ揃いのスーツに着替え市長主催のパーティーでこの花火を真下から眺めたのはもう7年前になるのか、と霞んだ花火を眺めながら朝もらってきて酢で締めた鰊の寿司を口に放り込んだ。 

お祭りの生鰊

2007年10月04日 11時21分22秒 | 喰う
時は巡ってまたこの町の500年ほど前にスペインからの開放された記念日、パンと生鰊が市民に配られる伝統があり朝から配給所に出かけてきた。

4人家族には子供の頭ほどのパンが2つと生鰊が8匹、それを会場から出て生の鰊を捌いてもらうために人の列の後ろについて1時間以上小雨の中で待った。 去年と寸分変わらないところでその模様は去年のブログに写真を入れた。 ことしは小雨だったからかなり濡れた。

うちに戻り、早速、玉葱の微塵切りをつくり鰊に絡めて喰った。 ビールが合うようだ。  これは毎週木曜日に魚屋で喰っているものとは少々脂ののり具合、サイズが違う。 こちらのほうが大きくて肥っているように見受けられる。 家人も一匹は同様にして食べたがあとは一人では食べきれないので先日の寿司の酢メシのための合わせ酢にワインヴィネガーを足し、それに鰊の片身を12枚浸し明日の朝まで締める。

明日の夕食には締めた鰊の握り寿司も食卓に上らせることも出来るかも知れぬ。

鰊を捌いてもらっているところ、1年前ですが;
http://blogs.yahoo.co.jp/vogelpoepjp/40781123.html

去年の締め鰊の握り寿司;
http://blogs.yahoo.co.jp/vogelpoepjp/40938004.html