ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

お別れのメッセージ

2019-06-13 20:38:52 | 日記

 このあいだ、夜のセミナーに立ち会ったときに、久しぶりに会ったY2さんが、

 

 Y2さん「ふじたさん、去年、急に辞めてしまって、また半年して復帰されましたよね、びっくりしましたよ」

 私 「ああ、いろいろ事情があって、ああいう出たり入ったりってなったんです」

 Y2さん「あの、辞められる前日に全担当者に向けてメッセージ書かれましたよね、実は、あのメッセージ、私感動して、プリンターで打ち出していまも机の中にしまってあるんですよ」

 私 「ええええ、私、そんな感動的なお別れのメッセージ書いたかなぁ」

 

 といいつつも、そんなふうに大事にとっておいてもらったことが嬉しかった。

 

 そして、きょう、

 

 私「このあいだS町のセミナー行ったとき、Y2さんが、私の去年の退職時のお別れメッセージをプリントして持っていてくださったんですよ」というと、ずっと一緒に仕事をしているYさんが、

 Yさん「あたしも打ち出して持ってるよ」

 

 といって、小さなマニュアルノートを見せてくれた。そこに縮小して私のメッセージが貼り付けてあって、びっくりする。ちょっと泣きそうになりながら読む。自分のメッセージにというより、持っていてくれたYさんに感動して。そして、となりのNくんに見せる。

 

 Nくん「いやぁ、冷たい風のふきすさぶなか、ふわっと温かい毛布を肩にかけてもらったみたいですね」(Nくんもいい人すぎる・・・!)

 私 「これからはブランケットふじたって呼んでいいよ」

 Nくん「あははは!!」

 

 そして、Yさんのひとこと。

 

 Yさん「私も辞めるとき、こんなふうに書いたらいいのかと思って」

 

 ・・・・・・  サンプルだったのね・・・・・  

 

 Y2さんもそういう残し方なんだろうか・・・・・ いや、深くは考えないでおこう。 

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高槻ランチ歌会

2019-06-11 21:10:34 | 日記

 ここ1週間ほど、お腹の調子がよくなくて、夫の食事療法につきあっているうちに、私もだんだん普通の食事ができなくなってきているのかと不安がきざす。

 

 おうどんにしたり、卵丼にしたり、お豆腐のお味噌汁とか、お腹にやさしい食事を心がけていたのだけど、きのうまた一層調子が悪くなり、きょうの様子を見てからだめそうだったら高槻ランチ歌会はお休みしようと思っていた。

 

 8時半くらいまでベッドで考える。うーん、ランチ、食べられないだろうしなぁ、どうしようかなぁ、いちにちゆっくり寝ていようかなぁ・・・・

 

 でも、きょうは二カ月ぶりにくる人もいるって聞いていたし、体調の悪いってきいているひとも来るって知ってたし、その二人に比べたら、私は比較的近いんだから、やっぱり行こう、とがばっと起きて、朝ごはんは食べずに家をでた。

 

 パンと飲み物だけにできるかきいてみたけれど、やはりランチ3種類(パスタ、ハンバーグ、サラダ)から選ばないといけないらしかった。

 

 それで、サラダランチにする。それにスープとパンがおかわり自由というコース。 そうそう、飲み物もついてくる。飲み物はほうじちゃラテのホットにした。サラダランチといっても、お肉や卵ものっていてかなりボリュームがあった。食べられるかなぁと思いつつ、食べ始めるとおなかがすいていたのか、一番早いくらいに食べた。パンも3個、スープはミネストローネも飲んだ。え、大丈夫じゃない・・・

 

 もうひとり、お腹の調子を悪くしていたひとも、私と同じものを食べて、治った!と言っていて、笑いがおこった。

 

 きょうの歌は6首を並べると、まるで一人の人が作ったかのような連作になっておもしろかった。いったん死んで、再生、という物語。

 

 涙がでるほどおかしい話もでて、思い出してはまた笑い・・・

 

 やっぱり行ってよかった。駅までの新緑のなか、どこからか木に咲く花の香りもして、気持ちがよくて。みんなにも会えてすっきり。

 

 いまは紫蘇ジュースを作っています。

 

 

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キャッシュレスな日々

2019-06-09 20:49:16 | 日記

 きょうは家の用事をする一日。このあいだ扇風機をだしたら、押しボタンがつぶれていて、買い替えることに決めていたのだけど、なかなか行く日がなかった。

 

 10時すぎに家電量販店へ行き、扇風機とパソコンのインクを購入。LINE Payを使った。(LINE Payはきょうまで20%還元キャンペーンだった)最近、仕事でキャッシュレスセミナーの立会いに何度か行くうちに私もかなりキャッシュレス化が進んできている。

 

 となりの席のNくんは「ポイント小僧」と呼ばれる(というか私だけが呼んでいる)ほどポイントをためるのが得意で、遅ればせながら弟子入りしたのだった。

 

 このあいだの金曜日は遅い時間の開催のセミナーの立会いだったため、午後からの出勤。会社に行く前に大垣書店に寄ってLINE Payで3冊購入した。なかなか本の割引っていうのはないから、ポイントで2割もどってくるのはお得な感じがする。

 

 セミナーは21時までなので、移動の合間にマクドナルドでバーガーと紅茶をdポイントで支払う。念のためにローソンでおにぎりを1つLINE Payで買った。

 

 そして、きょうは扇風機のあとにライフで買い物。ライフのカード、ラクカには月初めにチャージしているのでラクカで支払い。きょうはポイント2倍デー。

 

 そのあと、Eneosでガソリンの給油をする。dカード払い。(dカード決済にすると、1リットル150円としたら1リットルあたり3円得することになる、らしい)

 

 金曜日のセミナーの講師は「キャッシュレスは10月からたったの9カ月の還元だから、事業者の方々はあえて導入する必要はないと思います」って言っていたけれど、他の講師のときは「導入しないと9カ月の間に顧客の流れが全然ちがってくる」とかなり危機意識を持って語っていた。私もはじめはそう簡単に流れなんて変わるだろうか、と思っていた。

 

 でも、このどっぷりのありさまだ。

 

 家電量販店へもLINE Payが使えるところを探してわざわざ八幡市まで行った。

 

 これってガソリン代を考えると損なのかも・・・・と、思って検証する。

 

 うちの車はリッター16キロ。八幡までは片道8キロだから、1リッターで1往復できる。きょう給油したら1リッター147円。

 

 きょうの電気店での買い物は扇風機とインクで5830円。電気店のポイント202円分もらい、LINE Payコード払いで3.44%でポイント201円分、後日キャッシュバックポイント15%でポイント875円。合計1278円。還元率約22%。 ガソリン代を引いても1131円お得なのだった。

 

 ポイント小僧の気持ちがわかってきた。

 

 

 

 

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小野市詩歌文学賞 小野市短歌フォーラム

2019-06-08 23:10:55 | 日記

 きょうは、兵庫県の小野市で開催されていた「小野市詩歌文学賞 小野市短歌フォーラム」に行ってきた。

 

 加古川の駅を降りると「小野市短歌フォーラム」の幟がはためいていて、今年でもう30回。こういうイベントを継続していることに驚く。Oさんといっしょに駅前でモーニング(?)を食べて、小野市がイベントのために用意してくださった送迎バス11:20発に乗り込む。このイベントには前身の上田三四二賞の時から何度か参加しているけれど、送迎バスが出るようになってとても便利になった。

 

 第一部は永田和宏さん進行、馬場あき子さん、宇多喜代子さん、知花くららさんのパネルディスカッション。「形あるもの、形ないものをしっかり見ておく」ことの大切さを宇多さんが力説しておられてとても説得力があった。3人のパネリスト+永田先生にしては時間が短くて、もう少しじっくり聞いてみたい気がした。

 

 第二部は小野市詩歌文学賞の授賞式。短歌部門は栗木京子さんの『ランプの精』が、俳句部門では岡田一実さんの『記憶における沼とその他の在処』が受賞。栗木さんの受賞の言葉のなかの「上田三四二の浄念」がとても印象的だった。きょう行ってよかったと思う。

 

 第三部は小野市短歌フォーラムの授賞式。

 

 そのあとの懇親会で久しぶりに栗木さんとお話しできた。永田さんはじめ塔の普段会えない会員の人とも言葉を交わし、なんとなく懐かしかった。17:35のバスで加古川駅へ向かい、京都駅に着いたのが20時前。城陽駅着20時半。今朝は8時20分に城陽駅から乗車したから、ほぼ12時間。おつかれさまでした。

 

 写真は帰りのバスからみた加古川。きれいだったな。

 

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宇都宮敦歌集『ピクニック』

2019-06-05 21:11:33 | 日記

 届いたときの本の大きさと色(タウンページみたいなイエロー)に驚いて、いったん心が波立ったあと、ページをめくって読み進むと、ほう、ふつうのことだ、ふつうが書いてある、と思った。見開きの右側がうすい水色で文字はなく、左側に3首ずつ、大きな文字で歌が並んでいた。

 

 月と600円の読書会でレポートをすることになって、何度か読みながらメモしたことは、「会話」「諦念」「ぬけ感」「いるようないらないような措辞」「ひとり完結」など。いろんなタイプの歌があって、器用な人だなと思ったけれど、読書会のときに歌集にするまでに15年くらいあったと知って、ちょっと納得した。

 

 その装幀や配置に惑わされて、日常をピンでとめていくようにつぎつぎと歌を作って、短期間で歌集を作った、というふうなイメージを持って読んでいた。だけど、そういう事情は置いておいて、歌集そのものを読めばいいと思う。

 

 ・振り向いたけれども猫はいなかったけれども君がみたならいいや

 ・ボウリングだっつってんのになぜサンダル 靴下はある? あるの!? じゃいいや

 ・ふとん叩きの頭みたいなドーナツ?なら売ってるけど オーケー んじゃ買ってくわ

 ・どらやきに餅が入っていて君がよろこぶ 餅はいいね 栗もね

 

 生き生きとした会話の中にあたりまえのようにかわした、歌にならないような流れていく時間が嵌め込まれている。1首目は自分は結局なにも見ていないんだけど、「あ、猫!」とか君がいって自分が振り向いたけどいなくて、でも君は猫を見たんだよね、よかったね、君がみたならいいや、となる。「いいや」に至るまでの経緯が読者のなかで再現できる。2首目のボウリングの歌も、最初はサンダルをはいてきてわかってないなぁと思っていたら靴下をちゃんともってきている、え、そうなんだ、「じゃいいや」になる。そこへ至るまでの時間は1分以内に交わされたことかもしれないけれど、その短い時間のなかの起伏に読者もついていく。おもしろいと思う。4首目の「餅はいいね 栗もね」というちいさな呟きに愛が凝縮されている。

 

 ・君がのぞきこむように見上げる僕はかつてぜんそくもちの男の子だった

 ・わたしクラスで最初にピアスあけたんだ 君の昔話にゆれる野あざみ

 ・いつまでもおぼえていよう 君にゆで玉子の殻をむいてもらった

 ・かつて僕が君のなかにみた黒犬の鼻の頭は濡れてる? いまも

 

 どんなに好きな相手でも出会ったあとの時間しか知りえないことの寂しさ。いつも届かないせつなさがついてくる。3首目のゆで玉子の殻という細かい描写に覚えておこうという思いの強さがでている。してもらったことのささやかさが、その充足感とみているいまが過去になる、終わりを孕んでいることをより強く思わせる。「君にできることはボタンつけと掃除 だけど満ち足りていた by布施明」になる。4首目はひらたくいえば、僕が好きだった君はそこにいるのいまもってことだろうけれど、黒犬の鼻の頭に託してくるところがとても巧い。

 

 私がレジュメに書いた好きな歌から3首。

 

 ・カーテンが光をはらんでゆれている僕は何かを思い出しそう

 ・まいにちの電話のノイズにまぎれてた氷河のきしみを聞いていたんだ

 ・拍手から羽ばたく鳥の数万羽帰る森 友達が待ってる

 

 上の歌は確かにいまも好きだけれど、この歌集の代表歌をといえば

 

 ・読みさしのページに挟むのはしおりならばこの世のすべてにしおり

 

 だと思う。この歌に歌をつくることの宇都宮さんの姿勢のようなものが感じられて、すてきだと思う。

 

 

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