きょうは久しぶりに再校作業のため岩倉へ。
新しいメンバーの人と挨拶をかわしたり、久しぶりに会う人と声を掛け合ったり。
私のところに6月号が届いたのは金曜日だった。だいたい、京都市内から一日遅れて届く。評論や時評などを読みざっと目をとおして行ったのだけど、驚くのは皆さん、すでに熟読されているところ。
「ふじたさん、タニシの歌、おもしろかった」とか「特別作品、読みましたよ」とか言われてあたふたする。だって、私はまだ皆さんの歌、ちゃんと読んでいなかったから。
私は最近作業にご無沙汰しているのに、そういうひとの歌まで読んでいる。すごいなぁ。
作業の途中に通り雨があって、あわてて窓を閉めた。
まだ少し開いている窓から蛙の声がする。
誰かが「蛙が雨で喜んでるわ」という。そういわれるとさっきより蛙の声が大きくなった気がする。
私は奥の掘りごたつ式の畳の部屋の窓側に座っていたのだけど、なんか「あらわ」な感じがすると思ったら、裏の竹藪の竹がごっそり切られていたのだった。なんか右側が落ち着かない。
トイレの窓から見える景色も、すっかり変わっていた。竹の緑でなんとなく隠されてる(?)ようだったのが、竹の切株(?)が斜面にみえている。
いろんなものが少しずつ変わっていくんだなぁと思った。