ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

はりきりがしんどい

2019-06-30 21:25:58 | 日記

 会社の隣の席のNくんに先週第二子が誕生した。奥さんと赤ちゃんは退院したらしばらく奥さんの実家に帰るという。

 

 私「それじゃ、Nくんは自分の実家に帰るの?」

 Nくん「それなんですよねぇ、しばらく独り暮らしになるかも」

 私「ええー 息子が一人で帰って来るなんてめったにないから、お母さん、喜んで待ってはるんじゃないの?」

 Nくん「そうなんですよ」

 私「はりきらはるわ」

 Nくん「はりきりがしんどいんですよ。仕事で遅くなっても待ったりすると思いますし」

 

 そりゃあ、待つだろう・・・ それがしんどいのかぁ。(猛省)

 

 そして。きのうから私は実家のようすをみに堺に帰っていた。弱っていると思っていたら、父も母もわりと普通だった。ほっとするのもつかのま、いろいろ私にかまいたがる。ありがたいのだが、ちょっと、放置してください、となってくる。

 

 またコピーの調子が悪いときいていたので、コピーを点検すると、普通に動いた。たぶん「中止」と「スタート」のボタンを押し間違っていたんじゃないかな。それで、おおきなメモに絵を添えてやりかたをコピー機に貼っておいた。

 

 父「やっぱりおまえがきたらなんでもうまくいくなぁ」(いや、そういう思い込みでしょう)

 

 私が本を読もうとしていたら「電気つけろよ」とか「なんか飲む?」とか。

 

 私「もーー、みんなで昼寝しよう!」 と、3人で昼寝しようとしたら、「クーラーが冷えすぎとちがうか」「タオルケット、もうちょっと厚めのがええかな」「新しい枕だそうか」とか。父母がいろいろ世話をやいてくる。それは私がやることだから・・・・ 「人のことはいいから、寝よう!!」

 母「やっぱり寝られへん。ちいちゃんが来てくれて嬉しすぎて」(しょっちゅう行ってますが)

 

 いっしょにいるといろいろ世話をやきたがるので、今朝は朝食のあと、雨の合間に庭の草ひきをすることにした。 ふたりはゆっくりしといてね、といったのに。

 

 母「蚊がくるからキンチョールもってきたよ」

 父「あんまりいっぺんにやるとしんどなるから、休みながらやれよ」

 

 と、私の様子をみにくる。「ここまでやるって自分で決めてるから。無理とかじゃなくて」

 父「もうそのへんでやめとけ」

 

 家に入ると、いくつか蚊にかまれていた。「キンカンとかムヒある?」ときいたら「ないよ」という。

 なんでこんなに蚊の多い庭で毎日暮らしているのに、虫さされの薬がないのよ。うちは1部屋に1本くらいあるのに。暑いからお茶を飲もうとおもって冷蔵庫をあけると、お茶がない。「冷たいお茶ないの?」ときいたら「ないよ」という。

 なんでこんなに毎日暑いのに冷たいお茶がないのよ。「だって、まだ6月でしょう。冷たいお茶は夏になったらつくるの」

 6月といったって、もうじゅうぶん真夏なみの暑さなのに。なんでこんなに暦に忠実に生きているんだ。うちはGWくらいから毎日作って冷やしているよ。過干渉なわりに、かんじんなものがないという実家。

 

 仕方がないからシャワーを浴びる。母が洗面所に走ってきて、「バスタオルだすわ」「どれでもいいでしょう」「いや、これつかって」と、母の思い入れのあるバスタオルをだしてきた。私が浴室からでて脱衣所で服をきていると、ドアのむこうから、

 

 父「シャワー終わった?」

 私「終わったけど、洗面台使うの??」

 父「そういうわけじゃないけど」

 私「だったら、そこで見張ってないでゆっくり着替えさせてよ」

 

 だんだん苛立ってくる。だめだ、きょうは両親のサポートにきているはずなんだ。両親がやりたいように気分よく対処しないといけないのに・・・・・

 

 お昼はおそばを食べてそそくさと帰る。私がいたら両親はかえって気を遣って疲れるだろう。 Nくん、気持ちがよくわかるよ。

 

 城陽駅に夫に迎えに来てもらって、そのまま義父宅へ行く。冷蔵庫の整理とゴミ、新聞の整理をして、義姉から見学にいってみたら、と勧められていた老人施設に見学に行く。とてもきれいでスタッフの感じもよかった。義父に電話して様子を話すと、すんなりとショートステイの利用手続きをしてほしいということだった。

 

 義父のほうが一方的にサポートできるから楽だなぁと思う。

 

 そんなことを言っていても、ほんとうに両親が弱り切ってしまったら、世話を焼いてくれていたことが懐かしくなるのだろうな。

 

 

コメント
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