ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

引き抜かれた跡

2016-01-27 23:19:05 | 日記

 きのうはホットヨガの日で、レッスンが始まる前の5分間、暖かい床に寝転んでいると、懐かしい感じがしました。

 

 ああ、寝そう・・・

 

 この懐かしい感じはなんだろうと思っていたら、皮膚が思い出しました。 夏の、砂浜です。 学生のころ、夏になると和歌山県の磯ノ浦とか、愛知県の伊良湖とか、山陰の白兎海岸とか、とにかく海が好きで毎週のように通っていました。 それからマウイ島のキヘイビーチ、カナハビーチ。 背中から伝わる砂の熱、上から照りつける太陽。 ちょうどホットヨガの環境がそっくりなのです。

 

 月に4回。 今月分はきのうで終わり。 自由に曜日や時間を選べるから気楽でいいです。 肩凝りと足首の痛みが改善されて、いい感じなので、しばらく続けたいです。

 

 さて、今週はじめの昼休みにライフへ行こうとして、ぎょっとしました。 西大路通りに植えられているプラタナスが、普通自動車のセダンくらいの高さにすぱっと切られていました。かなり古い樹だったので結構太い幹です。 まるで腰から上を切り取られた人が立っているようで、それは恐ろしい光景でした。 痛々しくて、帰りはそこを通らないようにして戻りました。

 

 夕方、同じ場所を通ったとき、昼間のことを忘れてしまっていて、しまった! と思ったら、もうその怖い光景はなく、なんにもなかったようにアスファルトの一部に残された四角い土だけになっていました。 昼間みた光景よりさらに怖くなりました。 抹消された感じです。 太くて高いプラタナスの並ぶ通り。 あんなに恐れながら歩いていたのに、姿がなくて、通りの先のほうには新しい、細い木が植えられていました。 たぶん、この四角い土にもそのうちに新しい木が植えられるのでしょう。

 

 きょう、信号待ちをしていて、あの四角い土のそばに立ちました。 その土を見て、プラタナスが引き抜かれた跡だな、とちょっと痛いような気持ちになったのですが、たぶんその風景にもだんだんと慣れて行くのでしょう。

 

コメント
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