職場に新しい冷蔵庫が来ました。
前のとそんなに大きさは変わらないのですが、前のはもう冷えるパワーがなくなりかけていたので、夏にむけて買ったのでした。
先日、朝の9時(始業開始15分後)に、Kさんが「冷蔵庫が来る前にこの部屋の整理をしましょう」と提案してくれて、やらないといけないかなぁというモードになりました。
いま職場に女性は4名(そのうち派遣社員が1名)で、派遣の人はそういうことは仕事上できないし、総務は総会前で超多忙だったので、結局私とKさんとでやることになりました。
Kさんは私より10くらい年上で、仕事でもなんでもテキパキこなす人です。 自分の引き出しからメジャーがわりの紐をだしてきて、このロッカーをこう移動させたら、ここに冷蔵庫が置けるんじゃない、ふじたさん、ちょっと紐の端持って、そうそう、まっすぐね・・ という感じです。
私はいくらなんでもこの部屋のロッカーまで自分たちで移動するとは思っていませんでしたし、食器棚やテーブルやソファーの配置を考えるだけで、苦手だった家庭科の「動線を考えた台所の配置」を思い出しながら、ほんとにやるのかなぁと思っていました。
Kさん「じゃあ、ロッカー動かしてみましょうか」
私 「いや、男性の方で手のあいたひと呼んできたほうが・・・」
Kさん「そんなん、呼ばなくても大丈夫よ。 私、いつでも家でも自分でやるもの」
私 「自分で・・・家具(しかも大物)を動かす・・・」 す、すごいなぁ。
Kさん「まず、食器棚の食器を全部だしましょう」
と、Kさんの指示どおりに食器をだし、棚を動かし、テーブルを動かし、冷蔵庫を掃除し、からっぽになった冷蔵庫を廊下へ運び、お茶を飲みに来た総務の男性二人を巻き込んで(やはり巻き込む!)、ロッカー7人分を動かし・・・ みるみるうちにKさんの描いたすっきりした給湯室になりました。
「簡単にできたでしょ!」
それにしてもKさんの行動力はすごいと思いました。
新しい冷蔵庫が10時すぎに来て、すっぽりあいたスペースに収まりました。
自分のふがいなさを強く感じたひとこまでした。