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いつでも君のこと好きだったよ

銀河鉄道介護サポートの旅

2021-12-16 23:18:39 | 日記

 きょうは両親の診察の日。妹も私も仕事が休みの木曜日に予約している。最近はふたり体制でないとこの日が乗り切れなくなってきているのだった。

 

 5時15分起床。6時4分のJR奈良線に乗る。(いつもの出勤時間より1時間早い)眠い・・・

 

 こんな時間のこの季節の奈良線に乗ることは滅多にない。車窓は真っ暗で、長い長いトンネルのなかにいるみたい。

 

 木津駅近くになると、空が少し明るくなって、新しく造られたまっすぐな道路に等間隔に街灯がついている。とても幻想的。未来の駅のよう。銀河鉄道で旅をしている気持ちになる。向かっているのは実家、待っているのは両親なのだけど、別の世界に紛れこんでもう誰にも会えないような気さえしてくる。

 

 奈良駅で乗り換え、久宝寺で乗り換え、新今宮で乗り換え、堺東で乗り換え、中百舌鳥で乗り換える。朝はこきざみの乗り換えになる。実家の最寄り駅の栂・美木多駅についたのが8時前だった。すでに妹が来ていて駅まで車で迎えに来てくれた。

 

 というのは、木曜日は実家のあたりは「生活ごみ」の日なのだ。プラスチックなら1回出し忘れてもかさばるだけでまた次回でいいけれど、生ごみを1回忘れると大変なことになる。それで、妹は7時すぎに実家に来てくれていたのだった。しかももうごみを出し終わっていた。8時に収集車が来るというのはほんとうに大変。

 

 10時半に診察の予約があって、それまでに朝ごはんを食べ(きのう会社の帰りに伊勢丹に寄り、食パンとバターと紅茶とマンゴープリンを買った。そういうものがなにもない実家になっている)、洗濯を干す。9時半くらいから両親の着替えを手伝ったり、服を選んだり。

 

 妹が診察につきそっているあいだに、私は庭の草引きと落ち葉集めをして、お昼のチャーハン(また冷ごはんが残っていた!)と塩やきそばを作った。11時半に3人が返ってきたので、お昼ごはん。妹が作ってきたブロッコリーと卵のサラダも出す。

 

 13時すぎに薬を取りに行くことになっていた。(薬に日付と名前を1袋ずつ印刷してもらうのを依頼している)それでばたばたと妹と二人で銀行へ行き、薬を取りに行き、スーパーで買い物をした。

 

 14時実家に帰宅。晩御飯のシチューを作り始める。そのあいだに妹はもらってきた薬を薬カレンダーのポケットにセットしたり、家計簿清算をしたりする。妹が作ってきたやきいもを食べて5分ほど休憩したのち、また駅まで送ってもらい、15時12分の電車に乗る。往路と同じコースで帰る。帰宅時間は17時20分だった。

 

 きょうは両親ともに機嫌がよくて、洗濯物をいっしょに干してくれたり、父は新聞を紐でくくったりしてくれた。こういう日ばかりだったらいいんだけど。リビングから庭に来るスズメや猫を眺めて、両親は楽しそうだった。

 

 帰りは空いっぱいにうろこ雲が広がっていた。もう城陽に着いたときは暗かったけど。

 

 また銀河鉄道みたいな風景が見たいと思うけれど、きょう見た風景は一度きりだと思う。同じ日が二度と来ないように、同じ風景も二度とないということをしみじみ感じた日だった。

 

 忙しすぎて写真を撮る暇がなかったので、きょうの写真は月曜日のランチで食べたジェノベーゼ。

 

 

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