ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

家仕舞いと和箪笥

2024-09-09 21:39:35 | 日記
 きょうとあしたは夫の実家の家仕舞い。つぎに住む人がいろんなものを使ってくださるということで、義母の姿見や法事用の座布団、扇風機、ホットカーペット、食器棚などに黄色いテープが貼られている。

 そのなかのひとつに私の和箪笥がある。

 中の着物は先月に姪に少し譲って、あとはバイセルでも売れなくて廃棄した。もったいないな。

 なので、いまはこの和箪笥の中はからっぽだ。

 それでも使いたいから置いて行ってほしいと言ってもらったときは本当に嬉しかった。

 嫁入りの支度に両親と家具屋さんをいくつか見て回って、とても気に入って買ったものだった。でも、家具屋さんの展示会場はとても広いので、そんなに大きいとは思わなかったのに、いざ、新居のアパートに入れようとしたら大きすぎて家に置けなかった。ほんとうに昔から計画性がない。

 それで、上下セットになっていた和箪笥と整理箪笥を分けて、上の和箪笥は夫の実家へ、下の整理箪笥はなんとかアパートに入れてそれから35年。ずっと夫の実家の2階にひっそり暮らしていた私の和箪笥。親戚との顔あわせとご近所への挨拶回りのときに1回訪問着を着ただけで、それから一度も和箪笥を開けることはなかった。着物がまったく傷んでなかったのが不思議。

 きょう、最後に拭いて、これまでちゃんと使わなくて申し訳ないこと、これからは新しい持ち主に使ってもらえるよう念じて和箪笥に別れを告げた。

 うちにある整理箪笥のほうも9月中に引き取りに来られると思う。大きな箪笥を下へ降ろすには、部屋を人が通行できるように片付けないといけない。その部屋は「短歌の部屋」となっていて、入会依頼二十数年分の塔誌をはじめ私の2冊の歌集の在庫やそろえた全歌集、歌集、歌書などを収納している部屋なので、スペースを開けるのが一苦労。

 おまけに、夫の実家に預けてあった、息子のユーフォニウム、そのケースなどスペースをとるものを引き取ってきたのでどうしようもない。とりあえず押入れに入っていた布団やこたつ布団、ミシン、バッグ、ぬいぐるみ、服などをじゃんじゃん捨てた。それで押入れがすっきりしたのでそこに本を収納。クーラーのない部屋でこの夏、よくがんばったと思う。(主に夫が)

 それでもまだ三分の一くらいの荷物が残っている。なんとかしなければ。

 私が寝ている部屋にも段ボールとか収納ボックスが積まれていて、要仕分けのメモが貼ってある。

「燃やさないゴミ 9/11、9/25」。もうあさっての9/11までにはできそうにない。

 あしたは与謝野出張。京都駅から特急で片道2時間。車窓からの景色をみてこの現実から逃避する。

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