まぁ、91歳なので、マイペースは仕方ないかなぁとは思うのですが。
きょうは内科診療の日なので、15時30分に迎えに行きますから、と義父に伝えていました。15時に義父宅に行き、少し時間があるので散らかった新聞を整えたりしました。義父はベッドに寝ながら、柵に新聞をひっかけて読むので、1枚1枚ばらばらになるのです。それをまとめないので、床に新聞がちらばっています。
しかも、「これ読みましたか?」といちいち見せて確認するので時間がかかります。
私「これ読みました?」
義父「どれ・・・? ああ、それはクロスワードパズルがあと1問とけてないからまだ」
私「これは?」
義父「うんと、それは後ろのページの小説をまだ読んでない」
私「じゃあこれは?」
義父「そこ、ページが折れてるところはなにが書いてある?」
私「クイズですかね」
義父「ああ、そのクイズ、あとでやるから、捨てないで」
ということで。ぜんせん片付かない。ちょびちょびいろんなところから読むから、すべて一部未読になって、古紙袋に入れられない。うーむ。時計をみて、あ、そろそろいきましょうか。というと。
義父「あ、まって、髭そってないから」
私「髭ですか、じゃあ、テーブル片付けているあいだにそってくださいね」
義父「替えの刃はあるけど髭剃りの本体がないな」
私「替え刃だけでは剃るの難しいですねぇ」(私はお義父さんの髭剃りは使いませんから知らないですー)
義父「あったあった、目の前に本体あった。よかったなあ」
ブーーーーン じょりじょりじょり
という感じでなかなか出発できないのでした。