きょうは山城歌会でした。例年、9月のはじめはいちじくを楽しむということになっているのですが、雨のためいちじくはなし。先月、少しはやめでしたがいちじくを持っていけてよかったです。
参加者は台風のあとかたづけや初校作業日と重なったこともあって、6名。歌をだされていた2名の人のぶんまで議論しました。
その歌のどこがよくて、どこがわかりづらいかとか、少人数なりの丁寧な批評やどういうことが表現したかったのか、それならこういうふうにしたほうがいい、などといろんなアドバイスがでて、楽しかったです。ただ、今年は7,8,9月と三カ月連続で初校作業と重なってしまったので、来年からは曜日を変更してやってみるのもいいかもしれない、ということも話し合われました。
会場も第一金曜日は他の短歌会と重なっていて、小さい部屋しかとれなくなっている、という事情もありました。
まぁ、塔の誌面の変更も必要なので変わることになっても来年以降になるとは思います。
今朝、家の前の葉っぱを掃除していると、ご近所のひとが「おはよう、ねえ、水度神社いってみた? 樹齢何百年っていう樹が倒れてすかすかになったよ」と教えてもらって、すごく気になっていたので、歌会の帰りに歩いて水度神社まで行ってみました。
鳥居の前には「鴻巣山は安全が確認されるまで立ち入り禁止」という注意書きが貼りだされていました。大好きな鴻巣山に入れないなんて。しょっちゅう登るわけじゃないけど、そこにいつも登れる鴻巣山がある。あるだけで大丈夫っていう気になる山なのに。悲しい。
境内には重機も入っていて倒れた樹木の処理をしていました。石段をのぼっていくと、こんもり繁っていた樹木があちらこちらで倒れていて、確かに「すかすか」でした。真夏でも涼しい日陰を作っていたのに。本殿や鳥居、燈籠は無事にようでほっとしました。もうすぐ秋祭り。例年のようにはできないかもしれないけれど、少しでもはやく復旧がすすみますように。
去年の9月の石段です。