今年は本当に台風がつぎつぎやってきます。
今回の２１号は大型で強いことが先週くらいからいわれていて、デパートや鉄道など事前に休業や運休が決まっていたところも多かったみたいですが、夫も息子も普通に出勤。しかも、夫のほうは１２時までということで。
いまから帰るという電話があって、なにも暴風域に入ってから帰宅しなくても･･･会社で通過を待ったほうがいいんじゃないのかと思ったけれど、駐車場も閉鎖になるからということらしく帰らざるをえない状況だとかで、通勤の道は山を越えないといけないし、危険だけどなぁと心配していました。
災いから守ってくれる庚申さんに触れながら待っていたら、無事に帰ってきました。
息子の会社のトラックが横転したとか、実家は停電が続いているとか、いろんな情報が入ってきます。
義父のことも心配でときどき安否確認。物干し竿をひとりで降ろしたというので驚きました。ああ、きのうやってあげたらよかったな。自分ひとりで立つのもよろよろなのに、どうやって降ろしたのか････危険すぎる･･･
だいたい近畿は夜に台風通過が多いように思っていましたが、今回はまともにお昼。午後の数時間は家がぐらぐら揺れるほどの暴風、窓からは蜜柑の木が折れそうなほど左右に揺れて、本を読もうと思っても集中できませんでした。家がぼろいので窓を全部しめているのに、家の中を風が吹き抜けていき、このままだと家ごと飛ばされるような恐怖を覚えました。
母も８０年生きてきてこんなに強い台風は初めてだといっていました。
停電だとご飯も炊けないでしょうといったら、ちゃんとお昼におにぎりをたくさん作ったから大丈夫、とのこと。さすがです。いつも喧嘩している両親だけど、こういうときは団結してささえあってなんとか乗り越えているのでやはりふたりいたら安心だと思いました。
妹宅は、ふたりとも仕事がお休みになっていて、野球も中止だし（いつもふたりは中継をみている）、タコ焼きでもして気持ちを上げるわ、と言っていました。タコ焼きの粉５００ｇを一度に焼くそうです。２時間くらいかかるから時間に余裕のあるときにしかできないから、とのこと。すごいなぁ。なんか余裕だなぁ。気持ちの切り替えがすごい。
ようやくこちらも風雨は落ち着いてきたようです。秋の虫が鳴き始めました。
