このあいだの敬老の日、義父宅へ行き、このあいだの台風で壊れていた物置のドアをなんとかあけて、中の整理をしました。
けっこういろいろ入っています。使えそうなものは高圧洗浄機、脚立、軍手くらい。あとは大工道具とか箱とか、いらない椅子とか。まだ暑いし、庭は蚊がたくさんいるので1時間くらいでとりあえず終了。後日またやろうということになりました。
それからおにぎりボールを作り、冷蔵庫のチェックをしたのち、雑談していると、手押し車がほしいと義父がいうので、じゃあいまから見に行きましょうか、ということになって、近くのホームセンターに行きました。
介護用品もいろいろでています。お店はお客さんが多くて、店員さんは忙しそうだったので、展示してあった手押し車をひとつずつ夫が降ろし、義父が試してみる、ということを繰り返しました。
義父「やっぱり、デイサービスのとこにあるやつのほうがいいな。しっかりしてるし」
まぁ、いろいろ試せたのはよかった、といいながらお店をあとにして、お昼ご飯を食べて帰ることになりました。お義父さん、なにがいいですか、ときいたら、「カツ丼が食べたい」と言う。カツ丼・・・・元気だなぁ。
それで、カツの店へ行って、サンプルをみて、ミニカツ丼とかにするのかなと思っていたら、
義父「僕、ロースカツ定食」
え、ロースカツ定食って、すごい量だけど・・・ ご飯、ミニうどん、ロースカツ、キャベツ。 夫はカツ丼セット。カツ丼とミニうどん。私はミニ天丼。
お義父さんの注文したのが、どーーんときて、大丈夫かなぁと思っていたら。
義父「うどんはいらないな」(だったらなぜに定食に・・・)
夫 「オレはもううどんあるしな」
じゃあ、私、食べます。よかった、ミニ天丼単品にして。
うどんをもらったけれど、ロースカツが大きすぎる... とても91歳が食べるものとは思えない。だけど、そんな心配をよそに、ぱくぱく食べるお義父さん。また、カツばかり食べている。ご飯はいいのか、山盛りのキャベツはどうするのか、そんなにカツが食べたかったのか、、いろいろ考える。わたし、もうご飯は無理だよ。まぁ、キャベツくらいだったら手伝えるかもしれないけれど。手伝うならお箸をつける前にもらいたい。
私「お義父さん、キャベツが大量に残っていますけど、全部食べられますか」
義父「うん」
うん、ほんとか。かなりあるよ。義父はカツを食べきり、つぎはご飯を食べ始める。お茶漬けにしておつけものと食べている。ほんとにキャベツ全部食べるの??気になって自分の分に集中できない。
義父はご飯を食べきり、つぎはキャベツにとりかかる。むしゃむしゃむしゃむしゃむしゃ。うさぎのように黙々とキャベツを食べる。
そして、完食。すごい、全部食べた。
義父「いやぁ、最近、食が細くなって」
私 「・・・・・」